100年残る本と本屋をめざして。
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<新刊・ZINE>『誰もが通り過ぎていく場所についての99の問答集』アルチュール・ツァッケェー、(翻訳)有地和毅・竹田信弥
¥1,100
<新刊・ZINE>『誰もが通り過ぎていく場所についての99の問答集』アルチュール・ツァッケェー、(翻訳)有地和毅・竹田信弥 *2刷 <概要> 渋谷で読書会「誰もが通り過ぎていく場所についての99の問答集 」スペシャル会を聞こう!
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<新刊>『戦前生まれのある速記者のはなし(序)』佐々木光子(双子のライオン堂)
¥1,100
<新刊>『戦前生まれのある速記者のはなし(序)』佐々木光子(双子のライオン堂) サイズ:A5 定価:1000円+税 ページ数:20頁 限定:150部 一般発売:2023年3月15日ごろ <概要> 戦前生まれ、今年96歳の速記者・佐々木光子さんのお話を聞き取った冊子。 2024年初旬に書籍化の予定。全4部構成で本書はその序章に当たる。 <巻頭言> 本書は、戦前生まれで、刊行現在96歳の速記者・佐々木光子さんの人生を聞き取ったものです。 佐々木光子さんとの出会いは、小説家辻原登さんの紹介がきっかけでした。 古本屋として、古書を引き取りに行った際に、意気投合し、その後も交流が続きました。お会いするたびに、いろんなお話を聞かせていただきました。 特に、速記というお仕事については、戦前から現在にかけて、戦争に、経済に、テクノロジーの進化に、翻弄されてきたのだということがわかりました。 また、ひとりの人生としても、40歳を過ぎて語学を習得しに海外へ行ったり、80歳まで現役の速記者として活動されたりと刺激的です。 今後、私たちが「人生100年」を謳歌するための参考になるのではないかと思い本として刊行することにしました。 なお、本書は全部で4部作の序章、第1部です。少しずつ、読者の元にお届けできればと思います。 聞き手・竹田信弥
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<新刊>『歴メシ!決定版』遠藤雅司(晶文社)*サイン本
¥2,200
SOLD OUT
サイズ:単行本、ソフトカバー ページ: <概要> アレクサンドロス大王、クレオパトラ、マルコ・ポーロ、ベートーヴェン……。 歴史上の人物が食べた料理を現代人向けに再現しました! 〈歴メシ〉ブームに火をつけた再現料理レシピ本を全面改訂し、新4章を追加した決定版。 (12時代 60品のレシピを収録 ) 【目次】 はじめに 1. ギルガメシュの計らい(古代メソポタミア) 2. ソクラテスの腹ごしらえ(古代ギリシア) 3. アレクサンドロス大王のもてなし(古代マケドニア)★ 4. クレオパトラの歓待(古代エジプト)★ 5. カエサルの祝宴(古代ローマ) 6.マルコ・ポーロの帰還(中世・各国)★ 7. リチャード3 世の愉しみ(中世イングランド) 8. レオナルド・ダ・ヴィンチの厨房(ルネサンス期イタリア) 9.マリーアントワネットの日常(フランス・ブルボン朝) 10. ユーゴーのごちそう(フランス・ナポレオン時代) 11. ベートーヴェンの晩餐(神聖ローマ帝国&オーストリア帝国)★ 12. ビスマルクの遺言(プロイセン王国&ドイツ帝国) (★は、決定版で新たに追加した章) おわりに 著者について 遠藤雅司(エンドウマサシ) 1980年生まれ。歴史料理研究家。国際基督教大学教養学部人文科学科音楽専攻卒。2013年から世界各国の歴史料理を再現するプロジェクト「音食紀行」をスタートさせ、実食イベントやレストランとのコラボレーション、テレビ番組への料理提供などを行う。著書に『歴メシ! 』(柏書房)、『英雄たちの食卓』(宝島社)、『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓』(春秋社)、『古代メソポタミア飯』(大和書房)、『食で読むヨーロッパ史2500年』(山川出版社)がある。また、漫画『Fate/Grand Order 英霊食聞録』で食文化と料理を監修。明治の食育サイト「偉人の好物」にて監修を担当。
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<新刊>『ナンセンスな問いのまえに』友田とん(H.A.B)
¥220
<新刊>『ナンセンスな問いのまえに』友田とん(H.A.B) 著:友田とん 頒価:200円 A6(文庫)版、24頁。 (収録作品) まえがき 本屋に行く「共同開発されたうどんをめぐって」 串揚げ屋の向こうへ 本町で地下鉄を乗り換えたことがある 牛乳のパック(書き下ろし)
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<新刊>『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓: 時空を超えて味わうオペラ飯』著:遠藤雅司(音食紀行)、春秋社
¥1,870
<新刊>『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓: 時空を超えて味わうオペラ飯』著:遠藤雅司(音食紀行)、春秋社 A5判 224ページ 定価 1,700円+税 ISBN9784393485255 <概要> モーツァルトとベートーヴェンの時代、ウィーンの宮廷楽長に君臨したアントニオ・サリエーリ。彼の生涯を彩った総合芸術オペラの世界を目と舌で楽しむ、異色の料理本!
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<新刊>『世界の国からいただきます!』アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ
¥4,180
<新刊>『世界の国からいただきます!』アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ 価格:3800円+税 サイズ:大型本(37 x 27.3 x 1.9 cm) ページ: 112 『マップス』の著者による 世界の食べものの本、待望の刊行! どんなものを食べていて、 背景にはどんな歴史がある? 世界26か国の食文化を 詳しく紹介する 大判絵本。 各国2見開きを使って、 国の歴史と、食文化の特徴を わかりやすく説明。 代表的な食材や料理など、 さまざまな食の話題をとりあげる。 インドのスパイス、 ドイツのソーセージなど、 日本でもなじみのある食材のほか、 ノルウェーの トルフィスク(干しダラ)、 ブラジルのガラナ、 エチオピアの主食インジェラなど、 日本ではなかなか口にすることのない 食べものの情報も満載。 ユダヤ教の祭日に食べる イスラエルのお菓子ハマンタッシェンの 由来や、 アルゼンチンのガウチョの 食生活のひみつといった、 宗教や文化に関わる トピックもたっぷり。 各国2つ以上レシピも掲載。 日本語版監修は 「世界の台所探検家」岡根谷実里。 掲載国: トルコ、イラン、イスラエル、 中国、日本、インド、ベトナム、 インドネシア、 アメリカ合衆国、メキシコ、 ペルー、ブラジル、アルゼンチン、 ノルウェー、ドイツ、ポーランド、 ロシア、ハンガリー、スペイン、 フランス、イタリア、ギリシャ、 モロッコ、エジプト、 ナイジェリア、エチオピア
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<新刊>『世界の台所探検 料理から暮らしと社会がみえる』岡根谷 実里
¥2,200
<新刊>『世界の台所探検 料理から暮らしと社会がみえる』岡根谷 実里 価格:2000円+税 サイズ:A5サイズ ページ: 192 世界の台所探検家による、初のエッセイ。世界16カ国/地域の台所を紹介! インドネシア山奥の台所でココナッツオイルを作る幸福な香りに包まれ、オーストリアの台所で自慢のチョコケーキの秘密を教わる。中東パレスチナでは停電の中でチキン料理を仕上げるのに奮闘し、南米コロンビアではふわふわのホットチョコレートにうっとり————。 「世界の台所探検家」として世界各地の台所をめぐっている著者が、現地の人と一緒に料理や食事をして体験した、リアルな暮らしと文化のストーリーをたくさんの写真と共に紹介。コラムでは、台所を飛び出して、市場や調理道具、その地域ならではの食習慣も味わえます。 家庭の台所と食卓からは、その土地の歴史や社会背景までもが見えてきます。 観光ガイドブックとは違う、その国に住む“普通の人々の暮らし"の旅へ! 現地家庭で教わった、料理レシピ13品も収録しています。 【訪問国】 インドネシア・タイ・インド・中国・オーストリア・コソボ・ブルガリア・モルドバ・ウクライナ・キューバ・コロンビア・スーダン・ボツワナ・イスラエル・パレスチナ・ヨルダン 【レシピ】 ●ココナッツオイルとタイミニャのサンバル/インドネシア ●レーリュッケン/オーストリア ●リュテニツァ/ブルガリア ●フリホーレス/キューバ ●フラン/キューバ ●チョコラテ/コロンビア ●バミヤ/スーダン ●チキンスープ/イスラエル ●モロッカンフィッシュ/イスラエル ●スィニア・ダジャージ・オ・バタタ/パレスチナ ●マクルーバ/パレスチナ ●マンサフ/ヨルダン ●モロヘイヤ/ヨルダン
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<新刊>『「百年の孤独」を代わりに読む』著:友田とん
¥1,320
<新刊>『「百年の孤独」を代わりに読む』著:友田とん サイズ:A5、ソフトカバー 頁数: 価格:1200円+税 <概要> 著者の友田とん氏が、note上での連載していた「四年にわたりガルシア=マルケスの『百年の孤独』を読者の代わりに読む」に新たにを3章を書き下ろした全20章で構成された冊子。
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<新刊>『町でいちばんの素人』柿内正午 *サイン本
¥1,500
<新刊>『町でいちばんの素人』柿内正午 *サイン本 価格:1,500円(税込) サイズ:A5 ページ: 265 <柿内正午> 1991年生まれ。会社員。 休日はお芝居をつくったり、価値のないものを愛でるユニット「零貨店アカミミ」としての細々とした活動を企てています。 noteにて、読書日記を毎日更新中。( https://note.mu/amokgoodish ) 夫婦で「家」づくりの試行錯誤の記録も書いてます。
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<新刊>『一般』オルタナ旧市街
¥900
<新刊>『一般』オルタナ旧市街 サイズ:B6版 ページ:102頁 <概要> ※サイン本です。 旅行記、私小説、日記、掌編・・・・ 不定期刊行ネットプリント「オルタナ旧市街」を再構築した 正真正銘の雑文集!!
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<新刊>『往還』(二刷)オルタナ旧市街
¥500
SOLD OUT
<新刊>『往還』(二刷)オルタナ旧市街 *2刷は、表紙の色味が写真と少し違います。 サイズ:B6 ページ:44頁 <概要> ※サイン本です。 吉祥寺、小岩、巣鴨・・・ 6つの街、心底どうでもいい日々のこと
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〈新刊〉『プルーストを読む生活』著:柿内正午(刊行:HAB)
¥3,245
〈新刊〉『プルーストを読む生活』著:柿内正午(刊行:HAB) タイトル『プルーストを読む生活』 著:柿内正午 装画:西淑 装丁・組版 中村圭佑+平本晴香(ampersands) 出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 本体:2950円+税 判型:四六版(127☓188☓45mm) デザイン:並製・フォローバック製本 ISBN:9784990759643 Cコード:0095 〈概要〉 プルーストを読んでどうなるというのですか? プルーストを読んでいると楽しいです。 そんだけ! うっかり神保町で『失われた時を求めて』ちくま文庫版全10巻セットを買ってしまった。せっかく買ったので毎日読んでいる。せっかく読んでいるので、読みながら毎日ものを書くことにした。読書と、生活と、脱線の記録。いつもリュックにプルースト。毎日読んで、毎日書く。それだけを決めて、ほとんどプルーストではない本ばかり引用し、役にも立たなければ、読んだ端から忘れていくので物知りにもならない、ただ嬉しさだけがある読書日記。 解説:友田とん(代わりに読む人) <柿内正午> 1991年生まれ。会社員。 休日はお芝居をつくったり、価値のないものを愛でるユニット「零貨店アカミミ」としての細々とした活動を企てています。 noteにて、読書日記を毎日更新中。( https://note.mu/amokgoodish ) 夫婦で「家」づくりの試行錯誤の記録も書いてます。 (版元サイトより引用)
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<新刊>『水の記憶』道山れいん(水たまり社)
¥2,200
<新刊>『水の記憶』道山れいん(水たまり社) 出版社:水たまり社 ページ数:174 <概要> 著者・道山れいんさんの第二詩集。
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<新刊>『ねこかもいぬかも』浅生鴨
¥1,650
<新刊>『ねこかもいぬかも』浅生鴨 定価:本体1,500円+税 サイズ:四六判 ページ:176 <概要> 浅生鴨が「ほぼ日」の犬猫SNSアプリ「ドコノコ」で、2017年から5年にわたって毎日欠かさず執筆していた連載「ドコノコ放送局 編集部より」から、厳選した記事をひとまとめに。 ツイートよりも短い1日120文字で描かれるのは、ともに暮らすねこ社員たちとの現在進行形の面白エピソードから、かつて飼っていた犬や旅先で出会った小さな仲間たちとの思い出、そしてその時々の出来事や季節の移ろいに感じたことまで。 日記のようなエッセイのような、不思議な味わいのコラム集 猫や犬が幸せに暮らせる世の中は、人間にとっても幸せな世の中だ。なかなか手放しで幸せだとは言い切れない毎日だけれども、それでもせめて犬猫が安心して眠れる夜であって欲しいと思う。<まえがき・猫と犬と人の眠る夜 より>
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<新刊>『雲を離れた月』相川英輔(書肆侃侃房)
¥1,650
<新刊>『雲を離れた月』相川英輔(書肆侃侃房) 定価:本体1,500円+税 サイズ:四六判、上製 ページ:240 <概要> ストーリーとストレンジ 迷いと惑い 影をとられないようにご注意ください ――西崎憲 中学時代のちょっとした遊びの呪いか「20歳までに3人死ぬ」という言葉にとらわれ、消息不明となっていた酒見君を捜し出した源の前に現れたのは…「雲を離れた月」。大学時代の友人、榊君と久しぶりに再会した光安は、思い出話をするうちに彼のお面に手をかけたあの夜のことを振り返る「ある夜の重力」。50万円と引き換えに誕生日を手放してしまった渕上がたどり着いた先には…「7月2日、夜の島で」。「たべるのがおそい」掲載の「エスケイプ」の4編を収録。 2018年6月中旬全国書店にて発売。 著者略歴 相川英輔(あいかわ・えいすけ) 1977年生まれ。福岡市在住。 2016年、福岡市文学賞受賞。 2017年、惑星と口笛ブックスより単著『ハイキング』を刊行。 収録作品 「雲を離れた月」 「ある夜の重力」 「7月2日、夜の島で」 「エスケイプ」 (版元サイトより)
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<新刊>『種から種へ 命つながるお野菜の一生』鈴木 純
¥2,640
<新刊>『種から種へ 命つながるお野菜の一生』鈴木 純 サイズ:四六判 頁数:304頁 内容紹介 植物観察家・鈴木純が、今度は野菜にずんずん近づく! ふだん食卓でなにげなく食べている野菜。 わたしたちが目にしている野菜の姿は、どれも命の途中のほんのひとコマ。 種から種へ、人間に食べられることなく命を全うしていく野菜の姿に驚愕! 野菜を「食べ物」ではなく「生き物」として観察した6年間の記録を、マンガのようなコマ割りで楽しめます。 『そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい』の著者の二作目です。
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<新刊>『生きる はたらく つくる』皆川 明
¥1,540
<新刊>『生きる はたらく つくる』皆川 明 サイズ:四六判 頁数 256頁 内容紹介 魚市場でアルバイトをしながら、たったひとりで始めたブランド「ミナ ペルホネン」。 創業25周年を迎えて初めて明かす、これまでの人生と、はたらくことの哲学。 手描きの図案によるオリジナルのテキスタイル、流行に左右されない息の長いデザイン、生地をつくり、服を縫製する工場との二人三脚のものづくりの姿勢など、独自の哲学と方法により、比類のない服づくりをつづけているブランドは、いかにしてつくられていったのか。 幼い頃に両親が離婚。小学校時代はスポーツに夢中になり、中学高校時代は陸上選手を目指したものの、大きな怪我を負い、断念。目標を失い、ヨーロッパを旅行するなかで、偶然、ファッションの世界に出会う。やがて、人の仕事を手伝いながら、はたらくこと、つくることの価値を発見してゆく。 しかし、自分のブランドをスタートした当初は、とてもそれだけでは食べてはいけなかった。白金台に初めての直営店をスタートさせたとき、預金通帳の残高は五万円、しかも金融公庫からの借金は五百万円、という「崖っぷち」の状態だった。それでもなお、前を向くことを諦めなかったのはなぜか。 生きづらさ、未来への不安を覚える世代に、また、経済的にままならない状況におかれている多くの方々にも、ヒントとなることばが、考え方が、見つかるはずの一冊。
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<新刊>『文にあたる』牟田都子(亜紀書房)*サイン本あり
¥1,760
<新刊>『文にあたる』牟田都子 発売日 2022年8月10日 判型 四六判 製本 並製 頁数 256頁 ISBN 978-4-7505-1754-4 内容紹介 《本を愛するすべての人へ》 人気校正者が、書物への止まらない想い、言葉との向き合い方、仕事に取り組む意識について——思いのたけを綴った初めての本。 -------------------------------------- 〈本を読む仕事〉という天職に出会って10年と少し。 無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。 1冊の本ができあがるまでに大きな役割を担う校正・校閲の仕事とは? 知られざる校正者の本の読み方、つきあい方。 ------------------------------------- 校正者にとっては百冊のうちの一冊でも、読者にとっては人生で唯一の一冊になるかもしれない。誰かにとっては無数の本の中の一冊に過ぎないとしても、べつの誰かにとっては、かけがえのない一冊なのだ。 (版元サイトより) 著者紹介 牟田 都子(むた・さとこ) 1977年、東京都生まれ。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務。2018年より個人で書籍・雑誌の校正を行う。 これまで関わった本に『へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々』(鹿子裕文、ナナロク社/ちくま文庫)、『何度でもオールライトと歌え』(後藤正文、ミシマ社)、『ブスの自信の持ち方』(山崎ナオコーラ、誠文堂新光社)、『家族』(村井理子、亜紀書房)、『はじめての利他学』(若松英輔、NHK出版)ほか多数。 共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、『本を贈る』(三輪舎)。
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〈新刊〉『あんぱん ジャムパン クリームパン——女三人モヤモヤ日記』青山 ゆみこ、牟田 都子、村井 理子
¥1,430
〈新刊〉『あんぱん ジャムパン クリームパン——女三人モヤモヤ日記』青山 ゆみこ、牟田 都子、村井 理子 サイズ:B6、ソフトカバー 価格:¥1300+税 頁数:160 〈概要〉 神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2 (版元サイトより)
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〈新刊〉『エンド・オブ・ライフ』著:佐々涼子(刊行:集英社)
¥2,200
〈新刊〉『エンド・オブ・ライフ』著:佐々涼子(刊行:集英社) サイズ:四六版、ハードカバー 価格:¥1,700+税 頁数:320 〈概要〉 「命の閉じ方」をレッスンする。 ◎ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ!』に続く、著者のライフワーク三部作の最終章。 ◎著者がこだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に、真っ正面から向き合ったノンフィクション。 ◎2013年に京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を感動的に綴る。 200名の患者を看取ってきた看護師の友人が癌に罹患。「看取りのプロフェッショナル」である友人の死への向き合い方は、意外なものだった。最期の日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。 著者が在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった自身の母の病気と、献身的に看病する父の話を交え、7年間にわたる在宅での終末医療の現場を活写する。読むものに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれるノンフィクション。(版元サイトより)
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<新刊・予約>『アドルムコ会全史』佐川恭一(代わりに読む人)
¥3,410
<新刊・予約>『アドルムコ会全史』佐川恭一(代わりに読む人) 第二回阿波しらさぎ文学賞受賞後、「小説すばる」等で活躍めざましい若手小説家・佐川恭一の顰蹙必至異色長編3編収録した分厚い小説集を代わりに読む人から満を持して刊行いたします。 アドルムコ会全史 著者 佐川恭一 四六判444頁 上製本角背 価格 3,100円(本体)+税 発行者 代わりに読む人 ISBN 978-4-9910743-4-9 C0093 発売日 2022年4月15日 発行日 2022年4月21日 *先行発売のため4/1ごろから発売予定。 装画 斎藤潤一郎 ブックデザイン コバヤシタケシ 組版 飯村大樹 校正 東京出版サービスセンター ロゴデザイン 佐貫絢郁 印刷製本 シナノ印刷株式会社 内容紹介 安月給の工場で働く男がかつて自ら考案したデタラメな宗教に翻弄されていく「アドルムコ会全史」、個人の幸福度を計測できるようになった社会の公務員たちの働きぶりを描く「パラダイス・シティ」、ひとりではガールズバーにもいけない小心者の男の心の内面を描く「ブライアンズタイム」の書き下ろし長編、他短編2編を収録。荒唐無稽な展開と不謹慎な冗談が固定観念を壊してくれると同時に心の暗部を照射する。装画は『死都調布』『死都調布南米紀行』『死都調布ミステリーアメリカ』の漫画家・斎藤潤一郎さんに怪しくもカッコよく描いていただきました。 著者略歴 佐川恭一(さがわ・きょういち) 滋賀県生まれ。京都大学文学部卒業。『踊る阿呆』で第二回阿波しらさぎ文学賞受賞。著書に『サークルクラッシャー麻紀』、『受賞第一作』(破滅派、電子書籍)、『ダムヤーク』(RANGAI文庫)、『舞踏会』(書肆侃侃房)などがある。 推薦の言葉 この〝顰蹙〟は買っておいた方がいい。 ほとんど全ての人間が生きる中で抱えてしまう仄暗さや浅薄さをこそ、佐川恭一は徹底して書き続ける。そうして獲得した底抜けの悲哀と笑いは、私たちが生きる社会のままならなさを見事に描きだしてしまう。それは絶望なのか、希望であるのか。是非貴方の目で確かめてほしい。(toi book店主・磯上竜也) 佐川恭一の作品は初めて読んだ。いったいどんな頭の構造をしているのだろう。完全におかしい人なのか、それとも真面目すぎて真っ直ぐすぎてやっぱりおかしい人なのか。こんなぶっ飛んだ作品は久しぶりだ。この次の展開がわかる読者を私は尊敬する!ってゆう展開がこれでもかと投入され、訳もわからず夢中になって、だんだん麻痺してきて、最終なんだかへらへらしながら読んでいた。無理やり毒に慣らされた感覚だ。読み終わった今は、毒が恋しい。(大垣書店イオンモールKYOTO店・辻香月)
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<新刊>『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』佐川 恭一
¥1,870
SOLD OUT
<新刊>『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』佐川 恭一 サイズ:四六判、ソフトカバー <概要> 超絶難関校に通う天才・英俊は、帰路、女子のミニスカからチラ見えするパンティーに気を取られ、デコトラに撥ね飛ばされてしまう。目覚めるとそこは清朝の中国。彼は科挙に人生を懸けることを決めた。ある不埒な目的のために(表題作)。同級生が描く尋常じゃないくらい上手いエロ漫画。それを読むことが出来るのはマラソン大会の優勝者ただ一人! 少年たちの熱い戦いの火蓋が切られる──(「少年激走録」)。30歳になるまでに必ずや童貞を喪失したい男は、予行演習のためファッションヘルスへ。その後本命のソープランドで喪失予定だった。しかしヘルスでまさかの本番に(「スターライトパレスパート2にて」)。ほか、恋と脱童貞を求める男たちの、失笑連続の全9話。 【著者略歴】 佐川恭一(さがわ・きょういち) 滋賀県生まれ。大阪府在住。京都大学文学部卒業。2011年「終わりなき不在」で第3回日本文学館出版大賞ノベル部門を受賞。2014年「シュトラーパゼムの穏やかな午後」でクランチノベルズ新人賞奨励賞受賞。2017年『無能男』で第13回もんもん文学賞受賞。2020年「マルドレットの人々」「聖人」「ライジング・フォース」の3編で第1回RANGAI文庫賞を受賞。単行本に『終わりなき不在』『無能男』『ダムヤーク』『舞踏会』『アドルムコ会全史』『シン・サークルクラッシャー麻紀』ほか、電子書籍がある。
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<新刊>『代わりに読む人 創刊準備号0』(代わりに読む人)
¥1,980
<新刊>『代わりに読む人 創刊準備号0』(代わりに読む人) 定価:1800+税 <概要> 可笑しさで世界をすこしだけ拡げる出版レーベル〈代わりに読む人〉から新しい文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行します。「読む」ことを通じた思いもよらぬ隣人や異界との出会いを生み、読む/書く人たちの試行錯誤の場となる「公園」を目指します。 『代わりに読む人0 創刊準備号』では、特集テーマも「準備」とし、有名、無名の分け隔てなく、文芸・アート・科学・実務などの分野から、次の作品を読みたい、広く読まれてほしいと感じる人たちに、「準備」から想起された小説・エッセイ・漫画などを執筆していただきました。 連載・小特集は「これから読む後藤明生」とし、今年生誕90周年を迎えた小説家・後藤明生について初心者からファン、批評家・怪談作家まで様々な人たちに寄稿いただいています。 「2021年に読んだ本」では、執筆者に2021年に読んだ本を紹介してもらっています。どなたかの作品を目当てに手に取ってみたら、まったく予想もしなかった隣の作品・作者と出会い、関心が広がったというようなことを期待して編集しています。 【目次】 ◎特集「準備」 二見さわや歌……行商日記 陳詩遠……………解凍されゆく自身とジュネーブ近郊の地下で起こっている乱痴気騒ぎについて 小山田浩子………バカンス 伏見瞬……………準備の準備のために、あるいはなぜ私が「蓮實重彥論」を書くことになったか 田巻秀敏…………『貨物船で太平洋を渡る』とそれからのこと オルタナ旧市街…完璧な想像(ポートオーソリティ・バスターミナルで起こったこと) 近藤聡乃…………ただ暮らす 橋本義武…………準備の学としての数学 わかしょ文庫……八ツ柳商事の最終営業日 柿内正午…………会社員の準備 海乃凧……………身支度 太田靖久…………×××××× 佐川恭一…………ア・リーン・アンド・イーヴル・モブ・オブ・ムーンカラード・ハウンズの大会 鎌田裕樹…………オチがない人生のための過不足ない準備 毛利悠子…………思いつき 友田とん…………雑誌の準備、準備としての雑誌 ◎「2021年に読んだ本」 近藤聡乃/太田靖久/佐川恭一田巻秀敏/柿内正午/蛙坂須美/小山田浩子/二見さわや歌/オルタナ旧市街/伏見瞬/東條慎生/海乃凧/陳詩遠/鎌田裕樹/わかしょ文庫/haco/友田とん/コバヤシタケシ ◎連載・小特集「これから読む後藤明生」 haco………………日常と非日常の境界線 蛙坂須美…………後藤明生と幽霊 ──『雨月物語』『雨月物語紀行』を読む 東條慎生…………見ることの政治性 ——なぜ後藤明生は政治的に見えないのか? 友田とん…………後藤明生が気になって ◎コバヤシタケシ…………dessin (1) ◎執筆者略歴 ◎編集後記 ◆装画・挿画・ロゴ◆ 佐貫絢郁 ◆制作◆ 装幀・コバヤシタケシ 組版・飯村大樹 校正・サワラギ校正部 印刷製本・シナノ印刷株式会社
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<新刊>『終わりなき不在』佐川恭一(ネコノス)*サイン本
¥1,210
<新刊>『終わりなき不在』佐川恭一(ネコノス)*サイン本 サイズ:文庫 ページ:208頁 もはや入手不可能とされていた幻の作品を待望の文庫化。 就職した銀行を一年で辞め、仕事も恋人も失った自堕落な青年は小説家を目指す。その果てに何が待っているかも知らずに……。「文章を書くためだけに脳をカスタマイズされ他の能力を全てスポイルされた俺という怪物の書く小説が、なぜ他者の作品に劣るのか?」 迷走する自意識、崩壊するモラトリアム。これは悲劇か? それとも喜劇なのか? 泣いた方がいいのか? 笑っていいのか? 渦巻くような自意識の階層構造に、やがて読者の意識も翻弄されていく……。 いま文芸界で熱い注目を集めている才能の一人、大人気カルト作家・佐川恭一の原点がここにある。第3回日本文学館出版大賞ノベル部門大賞受賞作。