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【新刊】『「国語」と出会いなおす』矢野利裕

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四六判/296ページ

「国語で文学は教えられない」という批判に見られるように、対立するものとして語られがちな「国語」と「文学」。けれど果たしてその対立はまっとうなものなのでしょうか?

新学習指導要領に伴って新設された「文学国語」と「論理国語」や、著者が教室で体験したさまざまな生徒からの反応、文学研究の成果が反映された現在の指導内容、国語の試験と小説の相性の悪さ、「文学史」のつまらなさとその必要性……

国語と文学をめぐるさまざまなトピックから、属性や立場の違いを超えて《同じものを読んでいる》ということのみによって担保された、共同性を育むものとしての「文学」の意義を再確認する。

装丁:加藤賢策(LABORATORIES)
装画:ZUCK

【目次】
はじめに
第1章 国語は文学をわかってない!?
第2章 物語と共同性
第3章 最近の教科書を見てみよう
第4章 書きすぎていない小説と試験問題
第5章 文学史について考えよう
第6章 「文学」を再設定する
対談 滝口悠生×矢野利裕
「国語が問うもの、文学が描くもの──出題者と作者による国語入試対談」
あとがき
参考文献

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