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【新刊】『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』
¥2,420
韓国社会の片隅で 小さいけれども確かな光を放つ122人の声を丁寧に拾った ハンギョレ新聞の長期連載の一部を書籍化。 韓国で刊行5年・14刷を重ねる異例のインタビュー集。
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【新刊】『パラサイト 半地下の家族』を見る七つの視線』アジアの美探検隊・廣岡孝弥
¥2,200
SOLD OUT
四六変型判/224ページ 研究者グループ「アジアの美探検隊」が、映画『パラサイト 半地下の家族』を美術史・建築美学・人類学・映画学・文学といったさまざまなアプローチで分析した一冊。 ともすれば韓国の観客だけが理解できる「土着性」の強い作品に思える『パラサイト』だが、現実の再現プロセスを通じて世界中の人々が共鳴して感動し、カタルシスを感じられる作品として誕生した。 この映画に秘められた再現の力を分析することにより、韓国の、ひいてはアジアの美を理解するための、新たな視座を見出すことができる。
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【新刊】『韓国の「街の本屋」の生存探究』 ハン・ミファ・渡辺麻土香(翻訳)
¥2,200
四六判 284ページ 並製 価格:2,000円+税 本屋が息づくと、その街が息づく── 韓国各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。 長年にわたり韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。 日本語版には出版ジャーナリスト石橋毅史を「案内人」に迎え、解説やオリジナルエピソードも収録。 夏葉社代表 島田潤一郎による寄稿も巻末に収録。(版元サイトより)
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【新刊】『ニューヨーク製菓店』キム・ヨンス(クオン)
¥1,320
SOLD OUT
「私はこの小説だけは鉛筆で書くことにした。 どうしてそうしたのかはわからない。 ただそうしなければならないように思えた」 韓国金泉市のパン屋「ニューヨーク製菓店」の末っ子として生まれ育った、キム・ヨンスの自伝的小説。 お店を切り盛りする母、作家を目指す息子を見守る父、グローバル化の波が押し寄せる中で何度となく転機を迎えるニューヨーク製菓店…… この世から姿を消しても心の中を照らし続ける“灯り”に思いを馳せる、静かで温かな余韻の残る短編を、韓国語原文と邦訳を一冊にしてお届けします。
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【新刊】『宣陵散策』チョン ヨンジュン(クオン)
¥1,320
先輩から頼まれたアルバイトとして、自閉症の青年ハン・ドゥウンの世話を一日引き受けることになった主人公。 ハン・ドゥウンの行動に戸惑いながらも一緒に宣陵公園を散策していくうちに、二人の関係にも少しずつ変化が見られ……。 シンプルな文体ながら静かで深い余韻を残す短編を、韓国語の原文と邦訳の両方で楽しむことができる一冊。
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【新刊】『あの夏の修辞法』 ハ・ソンナン(クオン)
¥1,320
経済発展が進みゆく70年代初頭の韓国の情景と、 貧しくも濃密だったあの頃の人間模様。 非情な現代都市に生きる人間の日常の裏面を、冷徹な観察者の目線で細密に描写するハ・ソンナンが、本格的な都市化へと向かう70年代初頭の韓国の姿を、自らの分身とも思える少女の目を通して描き出した作品。
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【新刊】『茶をうたう』(クオン)
¥6,380
『韓国茶文化千年』に収録された名詩文48編、初邦訳! 韓国における茶関連文献を、漢文古典に精通した専門家らが整理編纂した『韓国茶文化千年』(全7巻・韓国トルベゲ社刊)。時代や身分を超えて茶とその文化を詩にした文人の精神世界を通して、昔の韓国人が持っていた茶の文化を現代に伝えています。 本書『茶をうたう』は『韓国茶文化千年』から48編の漢詩や伝統の歌を抜き出し、五つのテーマに分けて整理、翻訳しました。高麗時代から近代まで、朝鮮の文人たちが残した歌の数々を辿ることで、連綿と愛されてきた茶の世界が鮮やかに蘇ります。 詳細な訳注・解説と美しいモノクローム写真の数々を多数収録しており、研究資料としてはもちろん、一般愛好家の方が韓国の茶文化を深く味わうのにもぴったりの一冊です。 目 次 序 韓国における伝統茶の文化との出会い/朴光賢(東国大学教授) 一 茶を説く 二 茶を吟ず 三 茶を愛す 四 東アジア往来 五 散文・民謡 あとがき 朝鮮の茶の文化とその精神/中沢けい(作家) 序「韓国における伝統茶の文化との出会い」より 「茶は単なる喉の渇きを癒すための飲料ではなく、観賞し、精神修養などを求めるための媒体だった。(…)昔の韓国人は茶を通じて愛と友情などあらゆる喜怒哀楽を交わし合いながらそれを詩文で表現した。喫茶は詩となり、詩作は喫茶を誘った。茶を賞美し茶を分かち合うことで思考と感情を分かち合えた。その時代を貫通する韓国人の心がこの本に紹介された詩文の中には溶けこんでいる。この本によって、日本の読者が少しでもその心を観賞する機会に出会いうることを期待する次第である」 (版元サイトより引用)
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【新刊】『たそがれ』ファン・ソギョン(クオン)
¥2,750
「わたしたちはいったい 何を間違えてしまったのでしょう」 取り返しのつかない過去を思いつつさまよう人々の叫びと祈りの物語 1960年代以降、大学進学によって貧しさから脱け出し、軍事政権による開発経済の恩恵を受け、建築家として成功した初老の男性。 急速な発展の結果として拡大した現在の格差の中で、多くをあきらめながら苦しい生活を送る劇作家の若き女性。 持てる者が失わなければならなかったものは何か。 持たざる者がなお手放さないものは何か――。 韓国文学を代表する作家 黄晳暎が 現代社会に生きる人間の魂の痛みを静かに描き出し、 2019年国際ブッカー賞の候補作にも選ばれた中編小説。 著者:黄晳暎〔ファン・ソギョン〕 1943年満州長春生まれ。東国大学哲学科を卒業。 高校在学中に『思想界』新人文学賞を受賞。 短編小説「塔」が1970年朝鮮日報新春文芸に当選し、本格的な作家活動をはじめた。 世界各地で多くの作品が翻訳、出版されており 日本ではこれまでに『懐かしの庭』(2002年)、『客人』(2004)、 『パリデギ─ 脱北少女の物語』(2008年、以上岩波書店)、 『モレ村の子どもたち』(2019年、新幹社)『囚人 黄晳暎自伝』(2020年、明石書店)などが刊行されている。 翻訳:姜信子 1961年、神奈川県生まれ。著書に『棄郷ノート』(作品社)、 『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ!』『イリオモテ』(以上岩波書店)、 『生きとし生ける空白の物語』(港の人)、『平成山椒太夫』(せりか書房)、 『現代説経集』(ぷねうま舎)など多数。 訳書に、カニー・カン『遥かなる静けき朝の国』(青山出版社)、 李清俊『あなたたちの天国』(みすず書房)、 ピョン・ヘヨン『モンスーン』(白水社)、鄭靖和『長江日記』(明石書店)。 共訳にホ・ヨンソン『海女たち』(新泉社)、ソ・ミョンスク『オルレ』(クオン)など。 編著に『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』(みすず書房)、 『金石範評論集I』(明石書店)など。 2017 年、『声 千年先に届くほどに』(ぷねうま舎)で鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。 翻訳:趙倫子 1975 年、大阪府大東市生まれ。韓国語講師。パンソリの鼓手および脚本家。 創作パンソリに「四月の物語」「ノルボの憂鬱」「海女たちのおしゃべり」。 共訳にホ・ヨンソン『海女たち』(新泉社)。 (版元サイトより引用) *おまけ* 店主竹田とライター田中による読書会の模様もあります。 https://note.com/cuon_cuon/m/m5fbb7f819184
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【新刊】『死の自叙伝』キム・へスン(クオン)
¥2,420
SOLD OUT
韓国フェミニズム詩の旗手・ 金恵順 (キム・ヘスン )が<詩壇のノーベル賞>と称されるカナダのグリフィン詩賞をアジア人女性として初めて受賞した詩集『 死の自叙伝 』 。 光州民主化抗争やセウォル号事件など権力の暴力や怠慢によってもたらされた死、そしてすべての無念な死に捧げた 49 篇には、奇抜なイメージ、スピード感、時にグロテスクですらある力強さが存分に発揮されている。 本作と響き合う長詩「リズムの顔」も巻末に収録。 【著者:金惠順(キム・へスン)】 1955年慶尚南道蔚珍生まれ。詩人、評論家、ソウル芸術大学文芸創作科教授。文学博士。 1979年に詩人として出発して以来、韓国フェミニズム詩人の代表走者として活躍。これまでに十数冊の詩集 と 詩論集が刊行されており、日本でも文芸誌で作品が紹介されてきた。 金洙暎文学賞、素月詩文学賞、未堂文学賞、大山文学賞を受賞し、『死の自叙伝』英語版によって2019 年グリフィン詩文学賞(The Griffin Poetry Prize)を受賞した。 【訳者:吉川凪】 仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学専攻。文学博士。 著書に『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ─高漢容と仲間たち』、訳書として『申庚林詩選集 ラクダに乗って』、呉圭原詩選集『私の頭の中まで入ってきた泥棒』、チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』、朴景利『完全版 土地』、崔仁勲『広場』、李清俊『うわさの壁』などがある。 キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 (版元サイトより引用) *おまけ* 店主竹田とライター田中による読書会の模様もあります。 https://note.com/cuon_cuon/m/m5fbb7f819184
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【新刊】『黒山』キム・フン(クオン)
¥2,970
100年もの間続いた、朝鮮の天主教迫害。 その時代に生きた人々の欲望と絶望、そして希望 1800年代、天災による飢餓や疫病が蔓延していた頃、朝鮮王朝による天主教(ローマ・カトリック)信徒への迫害は凄惨を極めていた。 拷問で殺された三兄弟の生き残りで黒山(フクサン)島に流刑となった学者、無学ながら教えに惹かれる馬子、汁飯屋の寡婦、元宮女、船頭、黒島の少年、背教者…… 埋もれていた史実にこだわり、膨大な資料をもとに虚構を織り交ぜながら、人間たちの切実な生の営みを描く。 韓国を代表する作家、金薫による歴史小説の真骨頂。 【著者:金薫(キム・フン)】 1948年ソウル生まれ。 高麗大学政治外交学科に入学後、英文学科に転科。その後中退し、韓国日報に入社。 以降、数々のメディアで記者として長く活動した。『文学紀行』(朴来富との共著)などの初期のエッセイ作品に続き1995年に発表された『櫛目文土器の思い出』から小説に軸を移し始める。 韓国で百万部を超えるヒットとなった『狐将』(新潮社、2005年)をはじめ歴史を小説の題材にすることが多く、独特の筆致と重厚な世界観で読者を魅了している。 他の代表作に短編「化粧」(2001年、李箱文学賞受賞作)、長編『南漢山城』(2007年、映画「天命の城」原作)、エッセイ集『鉛筆で書く』など。 【訳者:戸田郁子】 韓国仁川在住の作家、翻訳家。 1983年に韓国に留学し近代史を学ぶ。 中国ハルビンに留学後、中国朝鮮族を取材。 著書に『80年前の修学旅行』(韓国・土香)、『中国朝鮮族を生きる 旧満州の記憶』(岩波書店)、『ふだん着のソウル案内』(晶文社)など。 仁川の旧日本疎開に「仁川官洞ギャラリー」を開いた。 (版元サイトより引用) *おまけ* 店主竹田とライター田中による読書会の模様もあります。 https://note.com/cuon_cuon/m/m5fbb7f819184
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【新刊】『ショウコの微笑』チェ・ウニョン(クオン)
¥2,750
今注目の作家チェ・ウニョンの短編集第1作、待望の邦訳! 高校の文化交流で日本から韓国へやってきたショウコは、私の家に1週間滞在した。帰国後に送り続けられた彼女の手紙は、高校卒業間近にぷっつり途絶えてしまう。 約十年を経てショウコと再会した私は、彼女がつらい日々を過ごしていたと知る。 表題作のほか時代背景も舞台も異なる多彩な作品を収録。 いずれの作品の登場人物も哀しみ、苦しみを抱えながら他者と対話し、かかわることで、自らの人生に向き合おうとする。 時と場を越えて寄り添う7つの物語。 作者=チェ・ウニョン〔崔恩栄〕 198 4年、京畿道生まれ。高麗大学国文科卒。 2013年に「ショウコの微笑」で『作家世界』新人賞を受賞し、デビュー。 翌年には同作で第5回若い作家賞を受賞。 2016年に許筠文学作家賞、 2017年に「その夏」で第8回若い作家賞をそれぞれ受賞している。 「その夏」も収録した短編集第2作『私にとって無害な人』は、2018年に第5 1 回韓国日報文学賞を受賞した。 静かで端正な文体でつづられた作品は、長く濃い余韻をもって読者の心を動かすと支持されており、今後の作品に期待が高まる注目の若手作家の一人である。 監修 吉川凪 仁荷大学に留学、博士課程修了。文学博士。 著書『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ』、 訳書『申庚林詩選集 ラクダに乗って』、『都市は何によってできているのか』、 『アンダー、サンダー、テンダー』『完全版 土地』(1、3、4、6 巻)など。 キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 翻訳 牧野美加 大阪生まれ。看護師として、海外ボランティアも含め医療に長く従事。 2008年より韓国在住。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。 第1回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」最優秀賞受賞。 横本麻矢 東京生まれ。大学にて外国語(英語・フランス語・韓国語)を専攻。 報道機関での記事翻訳、一般企業でのインハウス翻訳者を経て、フリーランスとして産業翻訳に従事。 第1回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」優秀賞受賞。 小林由紀 北海道生まれ。法律関連の仕事に携わる傍ら、 韓国映画の魅力を知って韓国語を学び始め、現在は映像字幕翻訳の (版元サイトより引用) *おまけ* 店主竹田とライター田中による読書会の模様もあります。 https://note.com/cuon_cuon/m/m5fbb7f819184