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【新刊】『ひとり出版入門』宮後優子
¥2,420
四六判/ どうやって本をつくる? どうやって運営していく? ひとり出版ノウハウのすべて。 本の制作と販売、出版社登録、書誌情報登録、書店流通、在庫管理、翻訳出版、電子書籍、さまざまなひとり出版の運営についてまとめられています。 著者 宮後優子 装幀 守屋史世(ea) 編集 小林えみ、宮後優子 校正 牟田都子 印刷 藤原印刷 <目次> はじめに 1章 本のつくり方 本をつくるプロセス 1 企画を立てる 2 著者と打ち合わせする 3 企画書をつくる 4 原価計算をする 5 企画内容を確定する 6 台割とスケジュールをつくる 7 著者に原稿を依頼する 8 原稿整理をする 9 写真撮影や図版の手配をする 10 デザイナーに中ページのデザインを依頼する コラム:デザイナーの探し方 11 ISBNを割り振る 12 デザイナーに表紙のデザインを依頼する 13 束見本を発注する 14 用紙を確定して印刷代を計算する コラム:コストをおさえ美しい本をつくるコツ コラム:書店流通で避けたほうがいい造本 15 著者編集者が校正する 16 校正者が校正する コラム:校正者、翻訳者の探し方 17 文字や画像をDTP で修正する 18 定価を決めて注文書を作成する 19 受注して刷り部数を決める コラム:書店への訪問営業 20 書誌データを登録する 21 印刷所へ入稿する コラム:紙見本の入手方法 コラム:印刷所の選び方(おすすめ印刷所リスト) 22 色校をチェックする 23 色校を印刷所へ戻す(校了) 24 電子書籍を作成する(必要があれば) 25 刷り出しや見本をチェックする 26 制作関係者やプレスに見本を送付する 27 販促をする(イベント企画やプレスリリースの作成) 28 請求書をもらい支払い処理をする 29 書店で確認する 30 発売後の売れ行きを見ながら追加受注する コラム:売上の入金時期 コラム:直販サイトのつくり方 コラム:本の発送料をおさえるコツ コラム:倉庫のこと 番外編 翻訳出版 1 翻訳したい本の原書、PDFを入手する 2 原書出版社に版権の問い合わせをし、オファーする 3 版権取得可能なら、契約と支払いをする 4 翻訳書を制作し、原書出版社のチェックを受ける 5 翻訳書を出版する 2章 本の売り方 書店流通のために必要なこと 書店への配本の流れ 出版物の流通方法を決める 1 版元直販(直販サイト、イベントでの販売) 2 別の出版社のコードを借りる(コード貸し) 3 Amazonと直取引で売る(e 託) 4 書店と直取引で売る 5 トランスビューの取引代行で流通 6 中小取次経由で流通 7 大手取次経由で流通 電子書籍の流通 コラム:Book&Design の場合 コラム:図書館からの注文 3章 ひとり出版社の運営 ビーナイス 烏有書林 西日本出版社 よはく舎 ひだまり舎 コトニ社 みずき書林 Book&Design URLリスト、索引 参考文献 おわりに 宮後 優子 (ミヤゴ ユウコ) (著/文) 編集者。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、出版社勤務。1997年よりデザイン書の編集に従事。デザイン専門誌『デザインの現場』『Typography』の編集長を経て、2018年に個人出版社・ギャラリーBook&Design を設立。日本デザイン学会会員。共著『要点で学ぶ、ロゴの法則150』(BNN)。 https://book-design.jp/
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【新刊】『キミは文学を知らない』山本英子
¥2,200
京都で小説を書き続けた二人の作家のなにげない日々。 歴史小説家の故山本兼一と児童書作家「つくもようこ」こと山本英子、 二人の作家の明け暮れが綴られたエッセイ集。 淡々として、時にユーモラスな筆致のなかに存在する、二人が作家として生きてきた証が、 私たちの日常に小さな問いを投げかける。 夢や目標は、そう簡単に叶うものではないかもしれない。それでも、楽しいと思えること、自分の信じるものにひたむきに向き合って生きることを本書は伝えてくれる。 「あなたは、あなたを生きているか」 最終章にあるこの言葉は、本書が発する大切なメッセージであると思う。 著者、山本英子さんの夫である山本兼一さんは、『利休にたずねよ』を著し、直木賞を受賞した。しかし、2014年に惜しくも57歳という若さで急逝。出版した小説は24冊にもなる。 本書の前半では、10年前に亡くなった夫・山本兼一さんが残した取材ノートや手帳を改めて紐解き、自身の記憶を重ねて夫のありし日が語られていく。後半になると、次第に内容の主軸が英子さん自身に移り、自身の思い出に残る本や児童書を書くきっかけとなったエピソード、葛藤などが織り交ざったライフストーリーが展開する。 「道に迷いそうになったら、日本を探して歩くといい」と語り、この世を去る直前まで物語を書き続けた作家・山本兼一。 子どもたちに、自分のなかの「好き」を大事にして人生を歩んでほしいと想って筆をとった山本英子。 物書きとして生きること、葛藤や悩み、喜び。 小説を読んでいるような独特な文体で描かれたふたりの日常から浮かび上がる「作家性」や半生について。 本書を刊行する2024年は、山本兼一さん没後10年。
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【新刊】『速く、ぐりこ!もっと速く!』早乙女ぐりこ(サイン本)
¥1,980
暮らしレーベル第6弾。 自己中心的な性格で、誰かのためにがんばることができなかった私も、書き続けたらこの世に何かを残すことができるだろうか。 ひとりじゃできないこと。それはセックスなんかじゃなくて、もっともっと私の存在の根幹にかかわること。 血迷ってマッチングアプリを始めた。よりによって、遊び目的の人間ばかりが集まっていると言われる一番チャラいやつ。自己紹介欄に何を書こうかなと考える。出会いを求めている男女が集う場でも、自分が、自立していてひとりでも幸せに生きていける女であるかのように取り繕った文章しか書けないのが笑える。自立していてひとりでも幸せに生きていける女が、なんでマッチングアプリなんか始めてるんだよ。(本文より)
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【新刊】『あんぱん ジャムパン クリームパン——女三人モヤモヤ日記』青山 ゆみこ、牟田 都子、村井 理子
¥1,430
サイズ:B6、ソフトカバー 価格:¥1300+税 頁数:160 〈概要〉 神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2 (版元サイトより)
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【新刊】『パンデミック下の書店と教室』小笠原博毅・福嶋聡
¥1,980
四六判/224ページ パンデミックは現在進行中であり……その終わりを予測したり期待したりすることに対しては、冷静な思考の「遠近感」を保たねばならない。この遠近法の習得のためのコーチングこそ、人文知ができることではないだろうか。 ——本書より 「決して心地よいものでない共生」。このメタファーを、大事にしたいと思います。これはウイルスとの対峙の仕方にとどまらないものだからです。 ——小笠原博毅 感染のリスクをおかして外出し、お金を支払って書籍や雑誌を購入してくれる来店客一人ひとりを見ていると、どんな本でも「不要不急」のものとは思えないのです。 ——福嶋聡 いまもなお「人文知」は必要だ。新型コロナウイルスの感染拡大によってあらわになった民主主義の問題、分断や格差の問題。コロナの時代に本を読み、学び、社会について考えることの意味を、書店や教室の現場から問い直す。小笠原博毅(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)と福嶋聡(ジュンク堂書店難波店店長)による往復書簡、エッセイ、対談を収録した評論集。巻末にブックガイドも掲載。
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【新刊】『にがにが日記』 岸政彦
¥2,200
四六判変型/350ページ 生活史研究で知られ、大阪と沖縄、そして音楽に魅せられた社会学者が綴る、発見と内省、諧謔と哀切に満ちた日記。ウェブマガジン「考える人」の人気連載に、最愛の猫とのかけがえのない日々を書き下ろした「おはぎ日記」を併録。
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【新刊】『踊る幽霊』オルタナ旧市街(サイン本)
¥1,650
四六判/168ページ/サイン本 “いつまででも読んでいられるしどこまででも歩いていけると思った。ずれて輝く記憶と世界、軽妙さと誠実さ、私はオルタナ旧市街を信頼する。” ――芥川賞作家・小山田浩子さん、推薦。 【内容】 巣鴨で踊る老婆、銀座の魔法のステッキ男、流通センターのゆで太郎から始まる妄想、横浜中華街での怪異、不穏な水戸出張……街をめぐる断片的な21篇。 わたしたちは瑣末なことから日々忘れて暮らしている。忘れないと暮らしていけないとも思う。わたしとあなたの断片をみっともなく増やしていこう。何度でも覚え直せばいいし、何度でも忘れていい。 インディーズシーンで注目を集める謎多き匿名作家・オルタナ旧市街が、空想と現実を行き来しながら編み出した待望のデビュー・エッセイ集。 “誰の記憶にも残らなければ、書き残されることもない。それはそれで自然なのかもしれないけれど、身の回りに起こったことの、より瑣末なほうを選び取って記録しておく行為は、未来に対するちょっとしたプレゼントのようなものだと思う。”(表題作「踊る幽霊」より) 誰にでも思いあたる(いや、もしかしたらそれはあなたのものだったのかもしれない)この記憶のスクラップ帳は、書かれるべき特異な出来事も起きなければ、特殊な事情を抱えた個人でもない「凡庸」な人々にこそ開かれている。 【目次】 踊る幽霊[巣鴨] されども廻る[品川] 反芻とダイアローグ[水戸] スクラップ・スプリング[御茶ノ水] 午前8時のまぼろし[駒込] 老犬とケーキ[東陽町] タチヒの女[立川] 麺がゆでられる永遠[流通センター] アフターサービス[横浜] 大観覧車の夜に[お台場] ウィンドウショッピングにはうってつけの[五反田] おひとりさま探偵クラブ[銀座] 白昼夢のぱらいそ[箱根] 聖餐[吉祥寺] 愛はどこへもいかない[小岩] 猫の額でサーカス[浅草] がらんどう[南千住] さよなら地下迷宮[馬喰町] (not) lost in translation[渋谷] 見えざる眼[秋葉原] テールランプの複製[八重洲]
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【新刊】『Books(tore) witness you. vol.2』関口竜平
¥1,000
文庫判/ 220ページ 〈あとがきより抜粋〉それでも書いていないことがたくさんあり、それは書かないことを選択したものだけではなく、どう書けばいいかわからなかったことや、そもそも書くか書かないのかの選択肢にすら浮上しなかったもの、覚えてすらいないものだったりもする。それらすべてはなかったことになってしまうのだろうか。そうではない、と言い切りたい。いまの私はそう思っている。 〈目次〉 4 2023年10月〜 28 正直な語り手になるということ 映画『ザ・ホエール』感想文 2023/10/28 47 2023年11月〜 71 2023年12月〜 100 書評 ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』 2023/12/26 104 2024年1月〜 136 書評 川野芽生『Blue』 2024/02/06 141 2024年2月〜 167 2024年3月〜 198 書くこと/書けること、あるいは歴史を物語るということ 『哀れなるものたち』『密航のち洗濯 ときどき作家』から考える
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【新刊】『『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む』関口竜平
¥800
文庫判/ 74ページ 目次 第0章 今日から『『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む』をはじめます 第1章 フェン直ゲッツーという奇跡 第2章 幕張のファンタジスタ・初芝清 第3章 帰宅部のプロ野球選手 第4章 すべての道はアウレリャノに通じている? 第5章 ピカチュウ版のお月見山 第6章 本屋――不可能を可能にすることができる場所 解説 やってみれば何かが起きるという期待のもとに 友田とん 関口竜平 1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。
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【新刊】『新潮新人賞の最終候補になると何が起こるか日記』栗山真太朗
¥1,000
文庫判/ページ 第五十五回新潮新人賞の受賞は逃してしまいました。しかしそれでも、二〇二三年の夏、新潮新人賞最終候補になったら個人的にいろんなことが起こり、気付きがあった良い夏でした。本書ではそんな悲喜こもごもな出来事をエッセイ形式でまとめていきます。駄目だった場合でも、良いことはけっこう起こるんだよと、読者の皆様には他山の石としてもらえれば。 特にこんな方に読んでほしいと思います。 ・小説を書くことや読むことが好きな人 ・何か「ものを作る」ということに興味がある人 ・文学賞の公募に応募していて選考に興味がある人 ・「賞」というものに関わった人がどうなるのか興味がある人 さらに巻末付録として下記をご用意しました。 巻末付録1 小説を書くための「読み」「書き」便利術 「読む」は計画的に、「書く」は衝動的に 書く人の理想的なインターネットとの付き合い方 制作環境を整えて快適に小説を書こう 小説を書くエディタは何を使うか 巻末付録2 おすすめの「小説の書き方本」 巻末付録3 文学賞「夢野久作 わたしの、いなか、の、じけん賞」選考通過作 掌篇『もぐりの金貸し』
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【新刊】『カフカのプラハ (改訳決定版)』ヴァーゲンバッハ,クラウス
¥2,750
A5判/ 133ページ カフカが目にしたプラハの街並みを完全再現!図版100点、ファン必携のカフカ・ハンドブック! 目次 カフカのプラハ カフカの生涯 住居 公務員カフカが通った道 お気に入りの散歩道 文学にゆかりのある場所と娯楽施設
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【新刊】『カフカの日記』著者 フランツ・カフカ、編者 マックス・ブロート
¥5,500
SOLD OUT
四六版/570頁 〈日記を読んで心を動かされる。これは今のぼくに、もはや少しの確信もないせいだろうか? あらゆるものがぼくには仮構であるように見える。他人のどんな言葉も、ぼくがたまたま見たどんな光景も、ぼくのなかのすべてのものを、忘れていたものやまったく無意味なものですら、別な方向へ転がしてしまう。ぼくは前にそうだったよりも確信がなく、ただ生命の力だけを感じている。そしてぼくは意味もなく空っぽだ。ぼくは本当に、夜、しかも山のなかで迷ってる羊か、もしくはその羊のあとを追いかける羊のようなものだ。こんなに見捨てられていながら、それを嘆き悲しむ力を持っていないのだ〉(1913年11月19日) カフカの研ぎ澄まされた五感が捉えた日常、それを受けとめるカフカの心の世界。書くことへの思い、フェリーツェはじめ女性への苦悩、父との葛藤、不眠の苦しみ、ユダヤ人社会のこと、詳細な夢の描写、さまざまな創作スケッチ… そのすべてはカフカの文学に連なり、それ自体が文学になっている。 新潮社版『決定版カフカ全集』(全12巻)の第7巻(1992)を底本に、日記文学の金字塔を、カフカ没後100年の2024年、新たに世におくる。
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【新刊】『絶滅生物図鑑』チョーヒカル
¥1,650
A5判/192ページ 何度も何度も読み返したくなる「ご先祖様BOOK」がこちらになります。 ―ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)―帯文より。世界的ベーシストもご推薦! 絶滅にカタルシスを感じる生き物なんて、きっと人間しかいないでしょう(チョーヒカル)――。 絵師チョーヒカルによって、「もう地球上のどこにも存在しない」動物たちが生き生きと蘇る。 本書は、古代から現代までの絶滅生物70種を「水」「翼」「陸」の3つに分け、リアルなイラストとわかりやすい解説にて紹介する図鑑。 古代の海の王者「アノマロカリス」、不思議の国の「ドードー」、1万年前、人類に狩猟された超巨大ナマケモノ「メガテリウム」や「ウーリーマンモス」……。 かつて確かに存在していたものたちは、想像以上に不可思議で魅力的だ。コラムでは、絶滅危惧種や化石など10種をセレクトして紹介する。
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【新刊】『成分表』上田信治
¥1,760
四六判/224ページ 有名漫画『あたしンち』の共作者にして俳人、漫画家のオットでもある著者による、初のエッセイ本。 漫画のネタを考え、俳句を書き・読みつづけてきた日々の暮らしから抽出された、この世界の「成分」。 いくつものディテールをみつめる、愉快な日常と思索の数々―― こんな書き手が、まだいたんだ。 ◉ 保坂和志さん推薦―― 小さい物を見ているときも、足元にある物を見ているときも、 上田さんの心はつねに高い空やそのまた先にある天体を仰ぎ見ている。 愛や勇気や生きるモラルが、この本を貫いている。 (帯文より)
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【新刊】「言語の本質」今井むつみ・秋田喜美
¥1,056
日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。 なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは? ヒトとAIや動物の違いは? 言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。 鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
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【新刊】『ルポ書店危機』山内貴範
¥2,420
四六判/256ページ 現在書店が街からなくなりつつあります。全国での書店数は2003年に約2万店あったものが2024年には約1万店舗まで落ち込み、現在書店のない市町村は全国で26%にのぼるという統計があるほど加速度的に街から本屋さんがなくなっています。そんな事情を考慮し、国は動きを見せています。経済産業省は、2024年3月5日に全国で減少する書店の振興に取り組む「書店振興 プロジェクトチーム」を設置。新たな支援策を検討していくとしています。 今後、書店はどこへ向かうのでしょうか。 街から消滅するのか、存続するのか。町の書店がなくなり風景が変わりつつある街、まだまだ書店が多くある街。秋田県羽後町にある小さな書店の奮闘記や首都圏での書店の取り組み、名物書店員へのインタビュー、図書館の動向や個性あふれる小規模書店に影響を受けて生まれた出版社など、書店や出版の現状と未来に焦点を当てたルポルタージュ。 ■目次 はじめに 総論:書店閉店の負の連鎖は断ち切れるのか 第一章 地方書店 岐路に立つ地方の中小書店の現状 過疎化、少子化に苦しむ地方の書店は、今後何に活路を見出すのか 人気のあるタイトルは、地方の書店で仕入れることはできるのか? 「【推しの子】って今売れているんですか?」 村上春樹、最新長編小説『街とその不確かな壁』発売にファン歓喜 都市部と地方書店との対比をみる 「転売屋」はなぜ根絶できないのか 書店で起こっている転売問題も含めて考える 地方書店の相次ぐ閉店 高齢者が本を買う場所がなくなる状況、シニア向け雑誌にも大きな影響? 地方の書店 収益源は何だった? 書店員が語る、地元名士の存在「ハードカバーの高額本は家の中で目立つ」 地方の書店の未来 コラム 地域で活躍する消しゴムハンコ作家に聞く 中小書店の御書印を制作した想いとは? 第二章 書店ルポ 書店員としての生き方 文教堂横須賀MORE’S店副店長井上昭夫「面白い本をしっかりと届けたい」 書店と街の関係 沼津駅 アニメの聖地で書店が復活 京都 書店からアニメショップへの変貌 福井駅 北陸新幹線開業で書店への影響 静岡駅 地方都市最大級のアニメショップが誕生 甲府駅 書店空白地帯に大型書店がオープン 北越谷駅・越谷駅 書店消滅の街を歩く 川越駅 地方都市では稀有な書店の充実度 青森“ポップごと売る本屋“の木村書店閉店の衝撃 札幌 大型店を中心に賑わう コラム 中川淳一郎に聞く雑誌の未来 「ネットより雑誌のほうが自由な表現の場になっていく」 第三章 行政と書店 読み聞かせイベントは、未来の顧客を育てる上で有効 しかし、その前に書店が消滅する恐れも? 書店のない街に書店をーー自治体が運営する唯一無二の書店 青森県八戸市の八戸ブックセンターはいかにして生まれのたのか? 書店の脅威となっている万引き被害 今と昔でどう変わったのか コラム 本屋での“立ち読み“は日本独自の風習だった? 知られざる江戸時代のルーツとは 第四章 本を売る場と出版 新たなる関係 コンビニの悩みと独自路線化 話題の出版社、点滅社・屋良朝哉が出版社を立ち上げたのは ある書店との出合いがあったーー重版出来『鬱の本』への思いと共に聞く
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【新刊】『『百年の孤独』を代わりに読む』友田とん(文庫版)
¥1,298
文庫判/360ページ/サイン本 脱線につぐ脱線、なのに気づけば……。ガブリエル・ガルシア=マルケスの魔法が生んだ、驚異の読書エッセイ。 “あの名作を読みたいのに挫折してしまった読書人全員にとって、これは希望の書です!!”――三宅香帆(書評家) “小説を読むことは「小説を読む時間を生きる」こと。その奇跡がここで起きている。自分の人生の経験や記憶や今ある日常やそれらいろいろが、『百年の孤独』とコラボして徘徊を始める”――保坂和志(作家) ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を、読者であるあなたの代わりに「私」は読む。ところがつい話が横道に逸れて脱線してしまう。『それでも家を買いました』、ドリフターズのコント、『スタンド・バイ・ミー』、ドラゴンクエストⅢ、ミスタードーナツ、消息不明のA子……様々な記憶がマコンドの出来事と混ざり合い、「私」は「読む」ことの正体に近づいていく。驚異の自主制作本が、待望の文庫化! (版元サイトより)
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【新刊】『ららほら2』編著・藤田直哉
¥1,650
批評家 藤田直哉企画編集の文芸誌。第二弾は震災後文学を語る対談集。 双子のライオン堂で行われた、表題をテーマにした全六回の対談イベントの集成本。参加者との対話も多く収録されています。「1」巻は饗文社より2019年に刊行されていますが、「『ららほら』は、東日本大震災を経験した人たちの書く小説を多くの人と共有するために、新しく創刊された文芸誌です」と表明されているとおり、(対談メインでもあり)「2」単体で成立する内容となっています。 時期的に本書内で言及されていない(はず)ですが、くどうれいんさんの『氷柱の声』(講談社)が芥川賞候補になった記憶も新しく、10年後に初めて語れるようになる文章もあるだろうと思います。 第一回 震災後文学を日本文学に位置づける 仲俣暁生×藤田直哉(円堂都司昭/坂田邦子/長瀬海/藤井義允/竹田信弥) 第二回 東日本大震災と、芸能の力 矢野利裕×藤田直哉(杉田俊介/円堂都司昭/荒木優太/仲俣暁生/坂田邦子/片上平二郎/藤井義允/今藤晃裕) 第三回 震災後文学とアナーキズムと反出生主義 荒木優太×藤田直哉(宮本道人/仲俣暁生/檀原照和/長瀬海/西崎航輝(ソーシャルディア)/藤井義允/竹本竜都) 第四回 なぜ二〇一〇年代の日本文学はディストピアが主流になったのか 円堂都司昭×藤田直哉(仲俣暁生/片上平二郎/西崎航輝(ソーシャルディア)) 第五回 文学の自由と倫理ーー『美しい顔』をめぐって 長瀬海×藤田直哉(円堂都司昭/パヴォーネ・キャーラ/高田雅子/竹田信弥) 第六回 震災後文学と東北文学ーー木村友祐作品をめぐって 杉田俊介×藤田直哉(吉田威之/スズキロク/竹田信弥) 付録 震災後文学年表 作品リスト
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【新刊】『こころはひとりぼっち』植本一子(サイン本)
¥1,000
B6変形/134ページ 最後に会って3カ月 別れの手紙から1カ月が経った パートナーとの関係を解消してからの数カ月の日記 友人・碇雪恵による寄稿も 目次 8月1日〜8月10日 毎日さびしい。毎日つらい。 9月11日〜9月20日 今はひとりでいることに挑戦しているのだ。 10月20日 誰かひとりでも、いてくれたらいいのだけど。 寄稿 ひとりぼっちじゃない 碇雪恵
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【新刊】『写真集 関東大震災 被害→避難→救援→慰霊→復興』小薗崇明・東京都慰霊協会
¥2,200
サイズ:大判 ページ数:200ページ 2023年9月1日、関東大震災から100年。 見る事で知る、震災のリアル。 東京都慰霊協会が運営する復興記念館に所蔵されている写真を地域別に掲載し、当時の状況を辿ります。巻末には著者の解説とともに、現在と当時の地図を掲載します。次の震災のことが語られる今、未来への教訓として、関東はもとより全国の人たちに見ていただきたい写真集です。 ■被災写真掲載エリア 国技館 / 被服廠跡 / 両国橋駅 / 総武線・本所区緑町付近 / 日本橋 / 丸善 / 人形町通り / 白木屋 / 水天宮 / 明治座 / 日本橋通り / 銀座通り / 歌舞伎座 / 築地 / 木村屋総本店 / 上野駅 / 田端駅 / 上野公園 / 皇居外苑 / 帝国劇場 / 日比谷公園 / 有楽町 / 東京駅 / 五軒町 / 青山女学院 / 浅草活動街 / 花やしき / 東京帝国大学 / 浅草仲見世 / 雷門付近 / 吉原弁天池 / 神田橋 / ニコライ堂 / 三越 / 新宿駅 / 品川駅 / 芝公園 / 明治神宮ほか (版元サイトより)
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【新刊】『冬の植物観察日記』鈴木純
¥2,090
SOLD OUT
四六判/272ページ 2022年10月から2023年3月までの植物観察家の日記。 新しい土地で迎える、はじめての冬のこと。 本書は秋から冬、そして春を迎えるまでの6か月間の記録です。 東京から山梨へ移住した植物観察家の鈴木純さん。街より野山が近くなったけれど、観察家としての日々は変わりません。生活の中で出会った身近な植物を、遠くから眺めたり、ぐっと自分に引き寄せたり。そんな風にしていつも観察しているのは、植物の「わかっていないこと」、まだ形のない「なにか」。 山梨で迎えた厳しい冬と、そこにある形のない春。春は、どこからやってくるのだろう。 「いま」を書きとめた貴重な記録です。
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【新刊】『夢の猫本屋ができるまで』井上 理津子・安村 正也
¥1,870
四六判/260ページ 「猫が本屋を助け、本屋が猫を助ける」そんな夢の本屋があります! 日本初「猫がいる猫本専門店」として東京・三軒茶屋にオープンしたCat's Meow Books。 ・保護猫が「店員」として常駐 ・店内の本はすべて「猫本」 ・収益の一部を保護猫団体へ寄付 ・立地はあえて住宅地の片隅 ・資金の一部はクラウドファンディング こうしたユニークな発想がオープン直後からTVや雑誌に紹介され、着実にファンを獲得してきた。ビブリオバトル界ではレジェンド的存在の店主は業界未経験、会社員をしながらの開業。 本屋開業、ソーシャルビジネス、パラレルキャリア、小商い、町おこし、クラウドファンディングの参考書として、かつてないほど具体的なヒントが満載! 取材と執筆を手がけたのは、実力派ノンフィクションライター・井上理津子。本屋について膨大な取材を続けてきた彼女ならではの幅広い知識をベースに、ユニークな「町の本屋」誕生のリアルと、これからの本屋の可能性をさぐる。 本屋と猫を愛する、すべての人に。 夢の本屋の開業物語。 【本書の内容】 はじめに――キャッツミャウブックスへようこそ 第1章 キャッツミャウブックスができるまで【プラン完成編】 第2章 キャッツミャウブックスができるまで【具体的準備編】 第3章 いざ開店! 理想と現実 第4章 進化する本屋さん 店主おすすめ猫本コラム/店主&著者あとがき
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【新刊】『パンクの系譜学』川上幸之介
¥2,860
四六判・上製/384ページ パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ━━。音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫る画期的著作。 労働者階級の若者による現状への怒りからイギリスで生まれたとされるパンク。その叫びのルーツには、アナキズムやコミュニズムといった思想、そしてダダから脈打つ前衛芸術史も刻まれていた。 奴隷制からポピュラー音楽の誕生、その後のフォーク、スキッフル、ガレージ、パンクへの道のりに、シチュアシオニト・インターナショナル、キング・モブといった運動が交差し、セックス・ピストルズ以降に現れたOi!、クラス、ポジティブ・フォース、ライオット・ガール、クィアコア、アフロパンク、アジアのパンクシーン、そして橋の下世界音楽祭へとつながっていく。 パンクの抵抗の系譜を辿りつつ、正史の陰に隠れた歴史に光をあてる画期的著作。Punk!展、ゲリラ・ガールズ展ほか、話題の展示のキュレーションを行う研究者による初単著。松村圭一郎さん、毛利嘉孝さん推薦!
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【新刊】『はしはうたう』
¥1,320
A5横変形ハードカバー/100ページ 日本海に面する北陸地方の福井県小浜市から、ギュッと想いがつまった"箸"の本ができました!! 国内の塗箸生産シェア80%以上を誇る小浜市で、60年以上にわたって箸をつくり、表現し続けてきた若狭塗箸職人・的場政義さん。 彼の作品と生き様、そして想いを一冊にまとめた本です。