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【新刊】『ねこによろしく 赤』池谷和浩
¥1,320
B6判/ 124ページ/サイン本 著者の近況エッセイと『フルトラッキング・プリンセサイザ』『四季と機器』に架橋する小説がクロスして溶け込んでいく新しい散文。 猫は白い方のがゆっくりご飯を食べ、赤い方のはさっさと食べる。猫と暮らす日々の中で著者は新しい小説の創作に取り組んでいます。 小説で、うつヰは、ある家にたくさん保管された服を個人売買のサイトに登録して売っていくバイトをしています。 現実と小説の世界は、果たして本当に別のものなのでしょうか。 本作品の前編は『ねこによろしく 白 ウェアラブル・プロシージャ』です。 装画 にしさかきみこ
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【新刊】『ねこによろしく 白』池谷和浩
¥1,320
B6判/112ページ/サイン本 著者の近況エッセイと『フルトラッキング・プリンセサイザ』『四季と機器』に架橋する小説がクロスして溶け込んでいく新しい散文。 猫は白い方のがゆっくりご飯を食べ、赤い方のはさっさと食べる。猫と暮らす日々の中で著者は新しい小説の創作に取り組んでいます。 小説で、うつヰは、ある家にたくさん保管された服を個人売買のサイトに登録して売っていくバイトをしています。 現実と小説の世界は、果たして本当に別のものなのでしょうか。 続刊は『ねこによろしく 赤 ウェアラブル・プロシージャ』です。 装画 にしさかきみこ
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【新刊・予約】『随風02』(サイン本/誰のサインが届くかはランダム)
¥1,980
予約商品
A5判/162ページ/サイン本(誰のサインが届くかはランダムです) 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。 【執筆者一覧】 宮崎智之、アサノタカオ、磯上竜也、今井楓、オルタナ旧市街、清繭子、古賀及子、早乙女ぐりこ、杉森仁香、絶対に終電を逃さない女、西川タイジ、花田菜々子、pha、吉田棒一、わかしょ文庫 批評 柿内正午、佐々木敦、和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集後記 吉川浩満
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【新刊】『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』海猫沢めろん
¥2,750
四六変形判/256ページ 文筆業を生業としてから確実に人生が狂っている――現代を生きる流浪の作家。海猫沢めろんの珠玉のエッセイ集。苦悩と笑いが織りなす、人生の軌跡と奇蹟20年の記録。 海猫沢 めろん 1975年、大阪府生まれ。2004年『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『キッズファイヤー・ドットコム』(野間文芸新人賞候補)で熊日文学賞を受賞。近著に『ディスクロニアの鳩時計』がある。
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【新刊】『ディスクロニアの鳩時計』海猫沢めろん(サイン本)
¥3,960
四六判・上製本/536p 連載10年、原稿用紙1000枚を超える大長編、ついに完成。 SFにして変格ミステリ、思弁小説にして青春文学。 思想誌『ゲンロン』にて10年にわたり連載された話題作『ディスクロニアの鳩時計』。 あらゆるジャンルを横断しながら、現実と虚構を交錯させる、“メタリアルフィクションの極北”とも言うべき大長編。 圧倒的密度で疾走する、記憶と物語の迷宮へ。 ▼あらすじ 拡張現実〈カクリヨ〉と人工知能に覆いつくされた近未来の日本。 孤独な17歳の少年〈白鳥鳥彦〉は、夏祭りの夜、不思議な少女〈時彫幽々夏〉と出会う。 彼女は時間に関するあらゆる事物を収集する謎の大富豪〈時彫家〉の令嬢だった。 その瞳を覗き込んだ瞬間、鳥彦は激しい殺人衝動に貫かれるーー 国家権力、量子人工知能を巻き込み、少年の狂気に満ちた計画が始動する。 ▼帯コメント 21世紀のロートレアモンに称讃を、そして唾棄せよ。これは凶悪な進化を遂げた「マルドロールの歌」(暗黒詩篇)だ。 ーー竹本健治(作家・『匣の中の失楽』) 「時間とは何か」を巡る壮大な探求──崩壊と再構築を繰り返す巨大な謎を描いた、渾身のクロニクル。ノベルゲーム、加速器、機械知性、脳科学、最先端AIまで、あらゆるギミックを詰め込んだ現代の千夜一夜物語。 ーー三宅陽一郎(ゲームAI研究者)
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【新刊】『東京一人酒日記2〜未知との遭遇編〜』早乙女ぐりこ
¥880
コロナ禍で旅行もダメ、会食もダメ、そんな今こそ一人酒! 東京にいながら世界の酒や料理と出会う、飲み歩きエッセイ第二弾。巻末にはルーロー飯特集も。(著者SNSより)
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【新刊】『ほうき星のあとさき』早乙女ぐりこ
¥1,100
目の前を通り過ぎていったからって 消えたわけじゃない。 なかったことになるわけじゃない。 (『ほうき星のあとさき』序文より) 2023年に書きためていたエッセイ11本、書き下ろしエッセイ1本、収録
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【新刊】『しゅうまつのやわらかな』浅井音楽(サイン本)
¥1,980
四六判並製/224ページ(サイン本) ―鮮明に思い出せることほど、ほんとうは忘れられたことなのかもしれない。 忘却と喪失。停滞と安寧。異端の言語感覚で綴られる、過ぎ去った日々の心象。 随筆。小説。詩。日記。変幻自在に境界を超える筆致が織りなす待望の随想集。 装画:つくみず 装丁:名久井直子
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【新刊】『ひとんちのかぞく』鈴木彩可
¥1,320
文庫判並製/81ページ noteに掲載していた家族の話の中から、セレクトして一冊の本に。 まえがきとあとがきには、新しい話を収録。 <前書きより> “うちの家族は、誰かに自慢できるような立派な家族でもなければ、有名な両親で〜とかでもない、 普通の家族だけど、そんな普通の家族なりに、色々あって、そういうことを書き始めたら止まらなくなった”(まえがきより) これは、どこにでもいる、普通の父や、母、妹の話です。 読んだ後に、あなたの大切な家族の顔が浮かぶ“家族エッセイ”です。 ……………………… 『ひとんちのかぞく』 著者:鈴木 彩可 価格:¥ 1,200+税 発行日:2024/6/15 頁数:81ページ デザイン・イラスト:2828(ししどゆうき しげるまつげ) 印刷製本:株式会社グラフィック
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【新刊】『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学 』(サイン本)
¥1,760
四六判並製/160頁 こんな読み方があったのか! 文豪と作品の、意外な姿が見えてくる。 犬派と猫派、気鋭の文筆家ふたりが往復書簡で語り合う ニャンともワンダフルな文学世界、ここに誕生。 犬好き文芸評論家・エッセイスト宮崎智之(『平熱のまま、この世界に熱狂したい』)と、猫好き日本文学マニアの文筆家・山本莉会による、文豪×犬・猫トークが炸裂! 犬も猫も日本文学ももっと大好きになるエッセイ風の往復書簡です。 目次 ■はじめに 1、 夏目漱石+犬 「猫」ではない大文豪の真実 2、 内田百閒+猫 ノラ帰らず、涙目の日々 3、 志賀直哉+犬「駄犬」呼ばわりしていたのに 4、 谷崎潤一郎+猫 私は思い通りに使われたい 5、 川端康成+犬 涙をぼろぼろ流して泣く犬もいた 6、 森茉莉+猫 コカ・コーラの瓶の目から見た人間界 7、 幸田文+犬 動物のからだで一番かわいいところ 8,、室生犀星+猫 人はいかにして猫に目覚めるか 9、 坂口安吾+犬 「堕落論」と犬 10、三島由紀夫+猫 天才が愛した美の獣 11、遠藤周作+犬 「合わない洋服」を着こなすために 12、二葉亭四迷+猫 人畜の差別を撥無して ■おわりに 著者 宮崎智之(みやざきともゆき) 文芸評論家、エッセイスト。1982年、東京都出身。著書に『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(ちくま文庫)、『モヤモヤの日々』(晶文社)など。共著に『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)、日本文学の文庫解説を多数手掛ける。『文學界』にて「新人小説月評」を担当(2024年1月〜12月)。犬が好き。 山本 莉会(やまもとりえ) 文筆家。1986年、大阪府出身。大学では日本文学を専攻。広告代理店を経て編集プロダクションに入社。Après-midi 公式noteで「東京文学散歩」連載、ほか多数エッセイを執筆。猫が好き。 カバービジュアル 花松あゆみ カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン) 本書の売上の一部は、公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて全国の動物福祉活動を行う団体に寄付されます。
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【新刊】『もっと ひとんちのかぞく』鈴木彩可
¥1,400
文庫判並製/114ページページ 前作『ひとんちのかぞく』に続く第2弾! noteに掲載していた家族の話の中から、セレクトして一冊の本に。 まえがきとあとがきには、新しい話を収録。 <前書きより> “うちの家族は、誰かに自慢できるような立派な家族でもなければ、有名な両親で〜とかでもない、 普通の家族だけど、そんな普通の家族なりに、色々あって、そういうことを書き始めたら止まらなくなった”(まえがきより) これは、どこにでもいる、普通の父や、母、妹の話です。 読んだ後に、あなたの大切な家族の顔が浮かぶ“家族エッセイ”です。 ……………………… 『ひとんちのかぞく』 著者:鈴木 彩可 価格:¥ 1,200+税 発行日:2024/6/15 頁数:81ページ デザイン・イラスト:2828(ししどゆうき しげるまつげ) 印刷製本:株式会社グラフィック
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【新刊】『父が死んだら祝杯を』作田優
¥800
A5/158ページ 『逃亡日記』の作者による群像新人文学賞最終候補作品。
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【新刊】『ベイブ論 あるいは「父」についての序論』柿内正午
¥1,200
新書判並製/ページ 誰もが「子供」の立場から立ち去りたがらず、ありもしない「親」をでっちあげては怒り、悲しみ、疲弊していく状況がある。自らの夾雑物やずるさや構造的優位や鈍感さを誤魔化さず、それでもなおよりマシな未来のために個人が「親」的な立場を引き受けるための準備運動。それが『『ベイブ論』です。(版元サイトより)
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【新刊】『お口に合いませんでした』オルタナ旧市街(サイン本)
¥1,980
四六変型判/200ページ フードデリバリーの冷めたシチュー、北欧家具店のミートボール、激安居酒屋の肉寿司…… タワマンを遥か頭上に見上げ、気鋭の文筆家が都市生活の不満を嘆く憂鬱グルメ小説。 食事はいつもおいしくて満たされて幸せ、なんてやっぱり嘘だった。 ——高瀬隼子(『おいしいごはんが食べられますように』)推薦! 体調を崩した私は初めてデリバリーを注文するが、届いたシチューからは独特の冷えて固まった油のような匂いがして……(ゴースト・レストラン)。10年ぶりの同窓会、クラスのLINEグループに「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題! 3時間飲み放題付き2980円」の食べログURLが送られてくる(Girl meats Boy)。おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさと孤独を描く、憂鬱なグルメ小説13篇を収録。 目次 ゴースト・レストラン ユートピアの肉 町でいちばんのうどん屋 愚者のためのクレープ メランコリック中華麺 終末にはうってつけの食事 ラー油が目にしみる フライド(ポテト)と偏見 Girl meats Boy たったひとつの冷めたからあげ 「いつもの味」 完璧な調理法
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【新刊】『いい子悪い子働く子』今井楓(サイン本)
¥500
A5判/39ページ メディアディレクターとしてラジオ番組の制作を行いながら、自らもパーソナリティや作家として活躍する今井楓さんの私家版エッセイZINE。 8本のエッセイが収録。
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【新刊】『花火と残響』ササキアイ
¥1,870
B6変形判/144ページ === 予定通りに上手くいかなかった思い出ほど振り返ったときになんだか愛しかったりして、そういう微妙な心のさじ加減はまだAIなんかに悟らせるものか、と思ってしまう。 (「その思い出、私にくれない?」より) === 誰にだって、“特別じゃないのに忘れられない夜”がある――。 作家・燃え殻、こだま 絶賛!! 大人になってしまったあなたへ送る、人生の軌跡をほの明るく照らす26編。 「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。 (装丁:飯村大樹、装画:原倫子) ---------------------- 【応援・推薦コメントが続々届いています!】 アイさんとおしゃべりしているような気分。 「それでここだけの話さ」って。(燃え殻/作家) 日々の営みや淡い思い出をそっと闇夜に打ち上げるような、綴る悦びに満ちている。(こだま/作家) 自分は何者にもなれなかったと言う人が、こんなにも美しく乾いた文章を書いた。それは彼女が日々を大切に生きてきた証だ。(爪切男/作家) 記憶の中の忘れ物をふいに届けてもらえたような感動。すべてのエピソードをドラマ化したくなりました。(佐藤佐吉/映画監督) スマホはないしニトリもない。何者でもない。そんな何かが満ち足りなかったあの頃をかくも輝かせて見せるのだ。記憶を背負って生きる人間の本能と、日々の生活で磨かれた才能を見た。(高石智一/編集者) ちょっと切なくて、懐かしくて、愛おしい日々。 その残響が、きっと読む人の過去も未来も花火のように照らしてくれる。 心に染みる、ちいさなお守りのようなエッセイたち。(鈴木永一/本屋イトマイ 店主) 人生はいいものなのかもしれないな。 アイさんの本を読んでいたら、なぜかほっとして涙が出た。(渡辺愛知/雑貨と本gururi 店主) 34年間住んだ東京を離れて九州に戻ったのに、こんなことを書かれるとまた青春したくなって帰りたくなるじゃん!(神田裕/本と羊 店主) あなたの声は消えてしまっても、その響きはわたしの中に残り続けてる。 ササキさんの言葉で、思い出した。(熊谷充紘/twililight 店主) まだ見ぬこれからに不安を添加して想いを馳せるのもいいが、過去をゆったり振り返ることにより、未来に想いを馳せることもできる。毎日がかけがえのないものだ、そんな気持ちになる一冊。(中川和彦/スタンダードブックストア 店主) ----------------------
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【新刊】『随風01』(サイン本/誰のサインが届くかはランダム)
¥1,980
A5判/140ページ/サイン本(誰のサインが届くかはランダムです) 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 『随風』01 目次 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
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【新刊】『めんどくさい本屋―100年先まで続ける道』竹田信弥(サイン本)
¥1,870
四六判/サイン入り 店主の初単著です。 書名:めんどくさい本屋―100年先まで続ける道 著者:竹田信弥 装画:西島大介 挿絵:くれよんカンパニー デザイン:小川純(オガワデザイン) 版元:本の種出版 価格:1700円+税 版:初版 サイズ:188×128mm 頁:244ページ ISBN:978-4-907582-21-0 はじめに 双子のライオン堂宣言 双子のライオン堂について 第0章 双子のライオン堂と店主の日常―ある1週間の動き 第1章 気がつけば本屋をやっていた 1 閉塞感からの脱出 2 出会い 3 双子のライオン堂、開業 4 水面下のネット古書店 幕間:いつも「外側」にいる自分 ①小学生と死生観 第2章 2足・3足・4足の草鞋を履く男 1 「就活」混沌記 2 会社員の自分、ネット古書店主の自分 3 本屋として生きるために 4 いざ、選書専門のリアル店舗へ 幕間:いつも「外側」にいる自分 ②普通でいたい、でも真っ直ぐな道から外れてしまう 第3章 100年続ける本屋の現在地 1 リアル店舗で見つけたもの 2 白山からの旅立ち 3 赤坂で物件を買う 4 赤坂店での4年間 幕間:いつも「外側」にいる自分 ③家族という存在、友人という存在 ◇座談会◇双子のライオン堂の読書会―誰のための本屋? なんのための本屋? 前編(竹田信弥✕田中佳祐✕松井祐輔✕中村圭佑) 第1部 店主との出会い 第2部 『しししし』の過去と未来 第4章 この場所に集まる人たちと 1 お客様と話すこと 2 常連さんと悩める人たち 3 店番のひとりごと 4 イベントの日 幕間:いつも「外側」にいる自分 ④落ち着きのなさと、身軽さと ◇座談会◇双子のライオン堂の読書会―誰のための本屋? なんのための本屋? 後編 第3部 ライオン堂の今を考える 第4部 ライオン堂の未来に向けて 第5章 双子のライオン堂の「外側」から 1 伝えることの役割 2 本屋の未来に必要なこと 3 生き残るために必要なこと 4 双子のライオン堂の未来、ぼくのミライ おわりに <お試し読み> 本書の「はじめに」を少し読めます! *PDFが開きます。 http://honnotane.com/kanri/wp-content/uploads/2020/04/mendokusaihonyasample.pdf
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【新刊】『先人は遅れてくる―パリのガイドブックで東京の町を闊歩する〈3〉』友田とん(代わりに読む人)
¥1,870
新書/144ページ 近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は町を歩き、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って…。訪ねた土地で芋づる式に記憶を蘇らせていく至福。 目次 第1章 半径1km圏内の言葉 第2章 弘法大師のご利益か 第3章 繰り返しの効能 第4章 先人は遅れてくる 友田とん 作家・編集者。ナンセンスな問いを立て日常や文学に可笑しさを見つける文章を書く。出版社・代わりに読む人代表。京都市出身、博士(理学)。2018年に刊行した自主制作書籍『『百年の孤独』を代わりに読む』をたずさえ全国を行商し、本屋さんへ営業したのをきっかけに、ひとり出版社・代わりに読む人を立ち上げる。
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【新刊】『ふたりのアフタースクール〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』太田靖久・友田とん
¥1,980
B6判並製/196頁 双子のライオン堂書店で、2020年末から始まった小説家の太田靖久さんと作家・編集者の友田とんさんによる「作ったZINEを本屋に売り込みする話」連続対談イベントが本になりました! おふたりは、ZINEを作り、売り歩き、いろんなひとや本屋さんと出会い、新しいことに挑戦し続けました。イベントでは、その時その時の課題や新しい取り組みについて、意見交換をし、時に観客を巻き込んで大変盛り上がりました。その熱量をとじこめました。 本書は、ZINEやリトルプレスを作って配布販売している人はもちろん、「何かやりたいけど一歩が出せない」と悩んでいる人にも、勇気を与える一冊になっています。 <基本情報> 書名:ふたりのアフタースクール 〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む〜 著者:太田靖久・友田とん イラスト:くれよんカンパニー ブックデザイン:中村圭佑 発売日:2022年12月01日(イベント等で先行販売予定) 価格:1800円+税 判型:A5判 ページ:196頁 ISBN:9784910144078 発行元:双子のライオン堂出版部 <著者> 太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で新潮新人賞。著書『サマートリップ 他二編』/『ののの』、共著『犬たちの状態』(写真・金川晋吾)など。そのほか、文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店でのイベン トや企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号でオリジナルグッズ等の 制作や出店も行っている。 友田とん(ともだ・とん) 作家・編集者。日常や文学に可笑しさを見出すエッセイや小説を発表する。2018年に著書『『百年の孤独』を代わりに読む』を自主製作し、全国を行商や営業したことをきっかけに、2019年に出版レーベル・代わりに読む人を立ち上げる。自著『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズの他、『うろん紀行』(わかしょ文庫著)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一著)、文芸雑誌「代わりに読む人」を刊行している。 ↓特設サイト https://liondo.jp/?page_id=3020
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【新刊】『試行錯誤1』
¥990
文庫判/56ページ 【目次】 〇わかしょ文庫 大相撲観戦記 第一回 どうしてわたしは相撲川柳を作るのか 〇陳詩遠 なにがなんだか 第一回 チャリの鍵を有り得ないペースでなくし続けている/他2編 〇伏見瞬 蓮實重彥論 第一回 蓮實重彥を迂回する 〇友田とん 取るに足らないものを取る 第一回 マティス展とマジック
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【新刊】『試行錯誤3』
¥1,100
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 「文芸雑誌『代わりに読む人』よりもずっと小さくはじめた別冊『試行錯誤』の3号目がようやく完成しました。これまで通り、わかしょ文庫さんの「大相撲観戦記」、伏見瞬さんの「蓮實重彥論」、陳詩遠さんの「なにがなんだか」、友田とんの「取るに足らないものを取 る」のエッセイや批評の連載に加えて、今号からスズキナオさんの「谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する」が始まりました。/最近、よく考えるのですが、つづけていくことで、はじめてできあがってくるものがあります。だから、連載という形で試行錯誤してもらえる小さな発表の場所をつづけていきたいと思います。何より、私自身が著者と並走し、何かができあがってくる様子を目撃していたいという気持ちがあります。読者の皆さんにもぜひ一緒にそれを見守り、またご自身でも何かを調べ、書き綴っていただけたらと思います。」(巻頭言「新しい仲間、つづけていくこと」より) 目次 わかしょ文庫 大相撲観戦記 「相撲に熱中できない 寺山修司の世界からやってきたお相撲さん」 【新連載】スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する 「生家の跡地でしゃぶしゃぶを」 伏見瞬 蓮實重彥論「蓮實重彥と生活する」 陳詩遠 なにがなんだか 「走ることで金を失うことから身を守っている・他1編」 友田とん 取るに足らないものを取る 「事務所、借りるかもしれない」 [書誌情報] 定価 1,000円+税 文庫判86頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年6月 発行所:un poco / 代わりに読む人 発行部数:350部
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【新刊】『試行錯誤2』
¥990
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 目次 伏見瞬 蓮實重彥論 「『リュミエール』から読む「過去の現在化」 わかしょ文庫 大相撲観戦記 「大相撲を観るようになったわけ」 陳詩遠 なにがなんだか 「詩情、歯茎に埋もれて」 友田とん 取るに足らないものを取る 「流星のごときケーキの手提げ」 「文芸雑誌『代わりに読む人』の別冊「試行錯誤」は、年に数回、文芸に新しい視点と言葉をもたらす試行錯誤の「実験室」である。ここに、第2号をお届けする。だが、この第2号というのがなんとも居心地の悪いものだ。第1号という、新しいものが始まりそうだという新鮮さもなければ、なんだかよくわからないが目出度い、祝っておこうという祝儀も期待できない。(中略) ただ、1号と2号があればその二つの間の差異というものを考えることができる。点と点を線で結ぶ。それは1号だけではありえない。祝祭が終わってもじっとその場にとどまり、差異や変化を観察する。それこそが2号の役割かもしれない。差異を見て考える。まさに実験である。意外にも、2号というのは実験室に相応しいものかもしれないという気さえしてくるではないか。そもそも、そうした時間を持ちたくて、『試行錯誤』を作り始めたはずだ。実験はまだ始まったばかり。」(巻頭言「2号目の居心地」より) 文庫判60頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年3月 発行所:un poco / 代わりに読む人
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【新刊】『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2 読めないガイドブック』友田とん(代わりに読む人)
¥1,650
新書/92ページ フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みるが……。 荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。