100年残る本と本屋をめざして。
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<新刊>『ブックセラーズ・ダイアリー』著:ショーン・バイセル
¥3,300
<新刊>『ブックセラーズ・ダイアリー』著:ショーン・バイセル サイズ:四六版 ページ:335 定価:3000円+税 <概要> 本を買いに行ったはずが、本屋を買ってしまった―― 変わり者の店主が、それ以上に変人ぞろいの店員や客とともに、ネット書店時代の荒波に立ち向かう、人間模様と奮闘の記録。 著者は一九七〇年、イギリス、スコットランドのウィグタウン生まれ。「自他共に認める田舎」である故郷を大学進学で離れたが、三十歳のとき、クリスマスの帰省中に、立ち寄った老舗古書店「ザ・ブックショップ」を衝動買いしてしまう。諸手続きをへて翌年手に入った店は、いまや十万冊の在庫を擁するスコットランド最大の古書店だ。かつて国内最悪の失業率に苦しんでいたウィグタウンも、書店の町として知られるようになり、町にも店にも世界中から観光客が訪れる。 とはいえ、由緒ある築約二百年の建物は維持費がかさむ。厳冬期には客足が途絶え、一方で暖房費はばかにならない。さらに大手書店チェーン、のちには巨大資本アマゾンと電子書籍化という手ごわいライバルが行く手に立ちふさがる。時に奇天烈、時に傍若無人な日々の客たち。有能だけど変人の度が過ぎる従業員(いちばん変わっているのは著者自身だというのが客たちの評)。大人気イベントである秋のブックフェスティバルで起こる騒動の数々。心ゆさぶられる遺品買取。個人書店の店主は、毎日がサバイバル・ゲームだ! [著者略歴] ショウン・バイセル 1970年、イギリス、スコットランドのウィグタウン生まれ。大学進学で故郷を離れるが、30歳のとき、帰省中に立ち寄った老舗古書店「ザ・ブックショップ」を衝動買いしてしまう。現在は、国内で書店の町として知られるウィグタウンで、ブックフェスティバルの主催者も務める。 (版元サイトより引用)
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<新刊>『ふたりのアフタースクール〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』太田靖久・友田とん(双子のライオン堂)
¥1,980
<新刊>『ふたりのアフタースクール』太田靖久・友田とん(双子のライオン堂) 双子のライオン堂書店で、2020年末から始まった小説家の太田靖久さんと作家・編集者の友田とんさんによる「作ったZINEを本屋に売り込みする話」連続対談イベントが本になりました! おふたりは、ZINEを作り、売り歩き、いろんなひとや本屋さんと出会い、新しいことに挑戦し続けました。イベントでは、その時その時の課題や新しい取り組みについて、意見交換をし、時に観客を巻き込んで大変盛り上がりました。その熱量をとじこめました。 本書は、ZINEやリトルプレスを作って配布販売している人はもちろん、「何かやりたいけど一歩が出せない」と悩んでいる人にも、勇気を与える一冊になっています。 <基本情報> 書名:ふたりのアフタースクール 〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む〜 著者:太田靖久・友田とん イラスト:くれよんカンパニー ブックデザイン:中村圭佑 発売日:2022年12月01日(イベント等で先行販売予定) 価格:1800円+税 判型:A5判 ページ:196頁 ISBN:9784910144078 発行元:双子のライオン堂出版部 <著者> 太田靖久(おおた・やすひさ) 小説家。2010年「ののの」で新潮新人賞。著書『サマートリップ 他二編』/『ののの』、共著『犬たちの状態』(写真・金川晋吾)など。そのほか、文芸ZINE『ODD ZINE』の編集、様々な書店でのイベン トや企画展示、「ブックマート川太郎」の屋号でオリジナルグッズ等の 制作や出店も行っている。 友田とん(ともだ・とん) 作家・編集者。日常や文学に可笑しさを見出すエッセイや小説を発表する。2018年に著書『『百年の孤独』を代わりに読む』を自主製作し、全国を行商や営業したことをきっかけに、2019年に出版レーベル・代わりに読む人を立ち上げる。自著『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズの他、『うろん紀行』(わかしょ文庫著)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一著)、文芸雑誌「代わりに読む人」を刊行している。 ↓特設サイト https://liondo.jp/?page_id=3020
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TikTokでバズり中!?<新刊>『言葉だけの地図〜本屋への道のりエッセイ〜』宮崎智之・山本ぽてと(双子のライオン堂)*2刷
¥1,100
<新刊>『言葉だけの地図〜本屋への道のりエッセイ〜』宮崎智之・山本ぽてと(双子のライオン堂)*2刷 本屋に関するいわゆる本屋本はたくさんあるけども、本屋に行くまでについてだけ書かれた本はあっただろうか。もちろん、本屋を紹介する記事の最初に、お店までのことが少し書かれていることはあるだろう。 『言葉だけの地図』は、本屋へ行く道中のことがだけが書かれている。本屋へ向う途中に、見て、聞いて、考えたことが書いてある。店主のインタビューやこれからの本屋のヒントは一切書かれていない。しかし、読者はいままで読んだどの本屋本よりも、本屋へ行きたくなるだろう。いや、行かざるを得ないはずだ。 自分がいままでなんとなく行っていた本屋への道が、どれほど個性的であることに気づき、本屋のある街も含めてその本屋の一部なのだと思う。 ぜひ、本書を読んだあと、あなたのよく行く「本屋へ道のり」について書いてみてほしい。新しい発見があるはずだ。 <目次> はじめに 宮崎智之 早稲田駅 NENOi 分倍河原駅 マルジナリア書店 谷保駅 書肆 海と夕焼 西荻窪駅 BREWBOOKS 表参道駅 山陽堂書店 赤坂駅 双子のライオン堂 あとがき 山本ぽてと <基本情報> 書名:『言葉だけの地図〜本屋への道のりエッセイ』 著者:宮崎智之・山本ぽてと ブックデザイン:竹田信弥 発売日:2022年11月20日(文学フリマ) 価格:1000円+税 判型:A6版 ページ:94頁 発行元:双子のライオン堂出版部 <著者> 宮崎智之(みやざき・ともゆき) 1982年、東京都出身。地域紙記者として勤務後、編集プロダクションを経てフリーライターに。新刊に『モヤモヤの日々』(晶文社)、既刊に『平熱のまま、この世界に熱狂したい』(幻冬舎)、共著『吉田健一ふたたび』(共著、冨山房インターナショナル)、『中原中也名詩選』(田畑書店)など。主な寄稿先に『文學界』、『週刊読書人』など。 Twitter:@miyazakid 山本ぽてと(やまもと・ぽてと) 1991年、沖縄生まれ。ニューサイト「シノドス」編集部を経て、2015年に独立。現在はフリーランスとして、書籍や雑誌を中心にライティングや編集を手がける。構成に『私たちはAIを信頼できるか』 (大澤真幸ほか、文春e-book) など、編集に雑誌『STUDIO VOICE』など。その他「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ)に出演中。Twitter:@PotatoYamamoto 『言葉だけの地図』発売記念お散歩ゲーム「potewalk」(ぽてとゲーム) https://dyuta.github.io/pote-walk/ ↓特設サイト https://liondo.jp/?page_id=3029
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【新刊】『トワイライライト』畑野 智美
¥2,200
【新刊】『トワイライライト』畑野 智美 サイズ: 四六版 ページ:184頁 <概要> 三軒茶屋でひとり暮らしをはじめた大学生・森谷未明。ある日、思い切って本屋「twililight」に入ったことから、未明の生活は変わっていく。友達と出会い、夜の街を歩き、恋をする。未明は何を探し、見つけるのか。【「TRC MARC」の商品解説】 森谷未明は進学のために福島県から上京し、三軒茶屋でひとり暮らしをはじめる。 感染症の影響もあり、憧れていたような学生生活は送れず、近くに住むいとこで小説家の信一の家に遊びにいくぐらいしかできない。 ある日、思い切って、本屋「twililight」に入ったことから、未明の生活は変わっていく。 友達と出会い、夜の街を歩き、初めてのお酒を飲む。 そして、恋をする。 twililightの屋上から眺める夕暮れに染まる三軒茶屋、未明は何を探し、何を見つけるのか。 きっと誰もが、この物語の中にいる。
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<新刊>『本屋の周辺Ⅰ AROUND THE BOOKSTORE』松永弾正(H.A.B)
¥990
『本屋の周辺Ⅰ AROUND THE BOOKSTORE』 著:松永弾正 出版:H.A.B(ZINEシリーズ) 判型:A6(文庫)版、無線綴じ並製、116頁 本体:900円+税 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。いずれ失われてしまうかもしれない遠い未来のために「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。札幌・函館、松本、松山、熊本ほか、新進の書店から、創業一〇〇年を超える老舗古書店まで、全一八店舗を収録。 (訪問した書店) 高野書店(小田原) 雑貨と本 gururi(谷中) 三崎堂書店(三崎) 港文堂書店(横須賀) 愛媛堂書店(松山) 洲之内徹の古本屋(松山)*文献調査 古書リゼット(鹿児島) 天野屋書店(熊本) 古書汽水社(熊本) ポロポロ書店(宮崎) 大野書店(別府) 栄文堂書店(函館) 並樹書店(札幌) 書肆秋櫻舎(松本) 高美書店(松本) 有文堂書店(三崎町)
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<新刊>『日日是製本2021』笠井瑠美子、十七時退勤社
¥1,100
SOLD OUT
<新刊>『日日是製本2021』笠井瑠美子、十七時退勤社 サイズ:文庫サイズ(手製本) 頁数:72 価格:1000円+税 <概要> 製本会社に勤める著者の2021年の日々が書かれている。
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<新刊>『日日是製本2020』著:笠井瑠美子(十七時退勤社)
¥1,100
<新刊>『日日是製本2020』著:笠井瑠美子(十七時退勤社) サイズ:文庫サイズ(手製本) 頁数:40 価格:1000円+税 <概要> 製本会社に勤める著者の2020年の日々が書かれている。 ちなみに、本書はすべて手作り。
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<新刊>『日日是製本2019』笠井瑠美子(十七時退勤社)
¥1,100
SOLD OUT
<新刊>『日日是製本2019』著:笠井瑠美子(版元:十七時退勤社) サイズ:文庫サイズ(手製本) 頁数:40 価格:1000円+税 <概要> 製本会社に勤める著者の日々が書かれている。 ちなみに、本書はすべて手作り。 著:笠井瑠美子 版元:十七時退勤社 刊行:2019年11月
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<新刊・ZINE>『たどり着いた夏』橋本亮二(十七時退勤社)
¥1,210
<新刊・ZINE>『たどり着いた夏』橋本亮二、十七時退勤社 価格:1100円+税 サイズ:A5 ページ:114
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<新刊>『本を抱えて会いにいく』橋本亮二(十七時退勤社)
¥1,210
<新刊>『本を抱えて会いにいく』橋本亮二(十七時退勤社) サイズ:A5判、ソフトカバー 定価:1100円 ページ:105P 版元:十七時退勤社 刊行日:2020年11月刊行 <概要> 出版社営業の橋本亮二さんによるエッセイ集第二弾。 橋本亮二 1981年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後、朝日出版社に入社。共著に『本を贈る』(三輪舎)。2019年11月、「十七時退勤社」を立ち上げる。
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〈新刊〉『ひとり出版入門』宮後優子(よはく舎)
¥2,420
どうやって本をつくる? どうやって運営していく? ひとり出版ノウハウのすべて。 本の制作と販売、出版社登録、書誌情報登録、書店流通、在庫管理、翻訳出版、電子書籍、さまざまなひとり出版の運営についてまとめられています。 著者 宮後優子 装幀 守屋史世(ea) 編集 小林えみ、宮後優子 校正 牟田都子 印刷 藤原印刷 <目次> はじめに 1章 本のつくり方 本をつくるプロセス 1 企画を立てる 2 著者と打ち合わせする 3 企画書をつくる 4 原価計算をする 5 企画内容を確定する 6 台割とスケジュールをつくる 7 著者に原稿を依頼する 8 原稿整理をする 9 写真撮影や図版の手配をする 10 デザイナーに中ページのデザインを依頼する コラム:デザイナーの探し方 11 ISBNを割り振る 12 デザイナーに表紙のデザインを依頼する 13 束見本を発注する 14 用紙を確定して印刷代を計算する コラム:コストをおさえ美しい本をつくるコツ コラム:書店流通で避けたほうがいい造本 15 著者編集者が校正する 16 校正者が校正する コラム:校正者、翻訳者の探し方 17 文字や画像をDTP で修正する 18 定価を決めて注文書を作成する 19 受注して刷り部数を決める コラム:書店への訪問営業 20 書誌データを登録する 21 印刷所へ入稿する コラム:紙見本の入手方法 コラム:印刷所の選び方(おすすめ印刷所リスト) 22 色校をチェックする 23 色校を印刷所へ戻す(校了) 24 電子書籍を作成する(必要があれば) 25 刷り出しや見本をチェックする 26 制作関係者やプレスに見本を送付する 27 販促をする(イベント企画やプレスリリースの作成) 28 請求書をもらい支払い処理をする 29 書店で確認する 30 発売後の売れ行きを見ながら追加受注する コラム:売上の入金時期 コラム:直販サイトのつくり方 コラム:本の発送料をおさえるコツ コラム:倉庫のこと 番外編 翻訳出版 1 翻訳したい本の原書、PDFを入手する 2 原書出版社に版権の問い合わせをし、オファーする 3 版権取得可能なら、契約と支払いをする 4 翻訳書を制作し、原書出版社のチェックを受ける 5 翻訳書を出版する 2章 本の売り方 書店流通のために必要なこと 書店への配本の流れ 出版物の流通方法を決める 1 版元直販(直販サイト、イベントでの販売) 2 別の出版社のコードを借りる(コード貸し) 3 Amazonと直取引で売る(e 託) 4 書店と直取引で売る 5 トランスビューの取引代行で流通 6 中小取次経由で流通 7 大手取次経由で流通 電子書籍の流通 コラム:Book&Design の場合 コラム:図書館からの注文 3章 ひとり出版社の運営 ビーナイス 烏有書林 西日本出版社 よはく舎 ひだまり舎 コトニ社 みずき書林 Book&Design URLリスト、索引 参考文献 おわりに <著者> 宮後 優子 (ミヤゴ ユウコ) (著/文) 編集者。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、出版社勤務。1997年よりデザイン書の編集に従事。デザイン専門誌『デザインの現場』『Typography』の編集長を経て、2018年に個人出版社・ギャラリーBook&Design を設立。日本デザイン学会会員。共著『要点で学ぶ、ロゴの法則150』(BNN)。 https://book-design.jp/
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<新刊>『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』北尾 修一
¥2,200
<新刊>『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』北尾 修一 〈概要〉 これからの編集。これからの生活。本なんて誰でもつくれる。 だから、めちゃくちゃおもしろい。 本書では、著者がさまざまな人たちから教わった実践的な本づくりのノウハウをお伝えします。 ◆登場する編集者さん 大塚啓志郎さん『リュウジ式悪魔のレシピ』(リュウジ・著)担当 柿内芳文さん『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉・著)担当 金井弓子さん『わけあって絶滅しました。』(丸山貴史・著、今泉忠明・監修)担当 草下シンヤさん『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(國友公司・著)担当 篠田里香さん 新しい出版社「生きのびるブックス」立ち上げ 篠原一朗さん『はじめての』(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都・著)担当 谷綾子さん『一日がしあわせになる朝ごはん』(小田真規子・料理 大野正人・文)担当
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〈新刊・予約〉『台湾書店 百年の物語〜書店から見える台湾』著:台灣独立書店文化協會 、訳:フォルモサ書院(H.A.B)
¥2,420
〈新刊・予約〉『台湾書店 百年の物語〜書店から見える台湾』著:台灣独立書店文化協會 、訳:フォルモサ書院(H.A.B) *こちらは予約商品です。10月中旬納品次第の発送となります。 〈概要〉 台湾書店 百年の物語〜書店から見える台湾 原題:台湾書店歴史漫歩 編著:台灣独立書店文化協會 翻訳:フォルモサ書院(郭雅暉・永井一広) 装画:花松あゆみ 装丁・組版:中村圭佑 出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 本体価格:未定 判型:A5判変形(210☓135mm),256頁 デザイン:ソフト上製 ISBN:9784990759698 Cコード:0022 本体:2200円+税 <内容> 書店と社会は相互に影響し合いながら変化していく。一九一〇年代から二〇一〇年代まで。各年代の代表的な書店から描く台湾文化の百年史。 「現在のわたしたちにとって、将来どのような書店が出現するかを予想するのは難しいことだろう。しかし今まで存在していた、あるいは今でも存在している書店を歴史的な観点から眺めることで、書店、特に実店舗の書店が社会にどのような影響を与えているのか、私たちも読者も更に詳しく知ることができるはずだ。 そして書店、特に独立書店は本の販売以外に、この社会にどんなものを創造できるのかについても!」(本文より) 郭雅暉(かくまさき) 台湾・彰化生まれ。 国立台湾師範大学・関西学院大学卒業。 現在、日本在住・会社員。 永井一広(ながいかずひろ)フォルモサ書院店主 大阪市生まれ。 会社員を経て、2018年に古書店「フォルモサ書院」を開業。台湾渡航歴多数。 著書に『台湾滞在紀行~心の中の遠い故郷~』(フォルモサ書院、2021) (目次) 第一篇 日本統治時代の書店 一 近代的書店の黎明期 新高堂 瑞成書局 蘭記書局 二、文化協会時代(一九二〇年代) 文化書局、国際書局 中央書局 興文齋 三、飛躍する時代の書店(一九三〇年代) 鴻儒堂 大陸書店 日光堂(三民書局) 【地方書店漫遊一、高雄の独立書店についての思い出】 第二編 言論統制の時代 一、百万民族の大移動の哀歌(一九四〇年代) 世界書局、商務印書館、正中書局、中華書局 大同書局 牯嶺街の露店古本屋 二、ゆっくり歩き出す時代(一九五〇年代) 三民書局 南方書局 周夢蝶の露店 三、海賊版王国となってしまった時代(一九六〇年代) 敦煌書局 文星書店 長榮書局(志文出版社) 【地方書店漫遊二、風が吹く軒で書物を広げて読めば、古き道が私の顔を照らしてくれる。台南中正路商圏書店系図】 第三篇 書籍業界が飛躍する時代 一、書籍業界の盛んな年代(一九七〇年代) 遠景出版社(飛頁書餐廳) 南天書局 書林書店 二、百花繚乱の日々(一九七〇年代) 重慶南路の書店街 山民書局(豐原三民書局) 光華商場の古本屋 三、消費時代の到来(一九八〇年代~) 金石堂文化廣場とその他のチェーン店 誠品書店 瓊林書苑、古今集成、讀書人文化廣場、田納西書店 【地方書店漫遊三、書店散歩 台南篇】 【地方書店漫遊四、書店散歩 嘉義篇】 第四篇 独立の声 一、独立書店の芽生え(一九八〇年代) 唐山書店 明目書社、結構群 水木書苑 二、自分の声を上げる時代(一九九〇年代) 女書店 晶晶書庫 洪雅書房 三、台湾に根を下ろす書店たち (一九九〇年代) 台湾e店、台湾本土文化書店 春成書店 天母書廬 【地方書店漫遊五、「じっとしていられない奴ら」 私の宜蘭書店考察ノート】 第五篇 書店における転換期 一、インターネット時代の到来(二〇〇〇年代) 舊香居 草祭二手書店 時光二手書店 二、独立書店の新生(二〇〇〇年代) 小小書房 有河book 凱風卡瑪兒童書店 三、捨てられぬ理想(二〇〇〇年代) 東海書苑 闊葉林書店 「草葉集」から「註書店」 【地方書店漫遊六、重慶南路書店街について 私の一風変わった独立書店の経験と夢】
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<新刊>『定本 本屋図鑑』編・本屋図鑑編集部、絵・得地直美(夏葉社)
¥2,200
SOLD OUT
<新刊>『定本 本屋図鑑』夏葉社 『定本 本屋図鑑』 著者:本屋図鑑編集部 編 得地直美 絵 装丁;櫻井久、中川あゆみ 価格:2000円+税 版型:四六判/ハードカバー 頁数:400頁 ISBN 978-4-904816-41-7 C0095
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〈新刊〉『本屋という仕事』三砂慶明(世界思想社)
¥1,870
SOLD OUT
〈新刊〉『本屋という仕事』三砂慶明(世界思想社) 〈概要〉 本屋は焚き火である 本と人が集い、直接触れあえる場所、本屋。なぜ人は敢えて本屋をたずねるのか。書店員は仕事に何を求め、自分の個性をどう生かし、どんな仕事をつくっているのか。本屋という仕事から見える、新しい働き方の形。 ▶本書に登場する18人の書店員 モリテツヤ(汽水空港) 宇田智子(市場の古本屋ウララ) 田尻久子(橙書店・オレンジ) 奈良敏行(定有堂書店) 辻山良雄(Title) 堀部篤史(誠光社) 黒田義隆(ON READING) 北村知之(梅田 蔦屋書店) 岡村正純(大阪高裁内ブックセンター) 徳永圭子(丸善博多店) 東二町順也(紀伊國屋書店新宿本店) 北田博充(書肆汽水域・梅田 蔦屋書店) 磯上竜也(toi books) 長江貴士(元さわや書店フェザン店) 鎌田裕樹(元恵文社一乗寺店) 狩野 俊(コクテイル書房) 田口幹人(合同会社未来読書研究所・北上書房) 編者:三砂慶明(読書室・梅田 蔦屋書店) ▶本文「序」より この企画をすすめるにあたり、最初、脳裏に浮かんだのが、定有堂書店の奈良さんの言葉でした。私が定有堂書店でお話を伺っていて印象的だったのは、「本屋は焚き火である」というお話でした。 一冊一冊の本には、それぞれ著者の熱がこめられていて、それがまるで焚き火のように読者を温めている。焚き火は暖かいからまわりに人が集まってきますが、みんなが火にあたりに来るだけではいつか消えてしまいます。でも、来る人がそれぞれ薪を一本ずつ置いていけば、火は燃えつづけることができるのだと奈良さんに教えていただきました。 私たち本屋は本を並べることで、読者は本を買うことでお互いを支えつづけています。私は奈良さんの言葉を聞いて、はじめて自分の仕事を通して何か世の中の役に立っているのかもしれないと実感することができました。 私たちの生きている世界は、私たちが積み重ねてきた仕事の上に成り立っています。私たちが住む家も、着る服も、食事も、誰かの仕事の結果です。私たちは生きている時間の大半をそれぞれの仕事に費やしています。だから、良い仕事をすることは、より善く生きることと密接につながっています。 私は本屋で働いているので本が中心ですが、本屋の仕事について改めてもっと深く知りたくなりました。尊敬する書店員の方たちは、なぜ本屋を選んだのか。働くことを通してどんな価値を生みだしてきたのか。本への愛憎。本棚の耕し方。お客様との対話。お店を成り立たせるためのマネジメントについて、書店員の先輩方にたずねてみることはきっと、ほかの職業にも通底する本質的な問いだと信じています。 装画:横山雄(BOOTLEG) 装幀・本文デザイン:タキ加奈子(soda design)
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<新刊>『韓国の「街の本屋」の生存探究』 ハン・ミファ(著/文)・渡辺麻土香(翻訳)
¥2,200
<新刊>『韓国の「街の本屋」の生存探究』 ハン・ミファ(著/文)・渡辺麻土香(翻訳) 四六判 284ページ 並製 価格:2,000円+税 <概要> 本屋が息づくと、その街が息づく── 韓国各地に個性的な街の本屋が誕生し「本屋巡り」が定着するほど注目を集める一方で、日々どこかで本屋が店を閉じている。 長年にわたり韓国の出版業界を見つめてきた著者が、奮闘する街の本屋の姿を中心に「本の生態系」を描き話題となったノンフィクション。 日本語版には出版ジャーナリスト石橋毅史を「案内人」に迎え、解説やオリジナルエピソードも収録。 夏葉社代表 島田潤一郎による寄稿も巻末に収録。 <店主コメ> 「こういう本屋本、読みたかった」
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<新刊>『頁をめくる音で息をする』藤井基ニ(版元:本の雑誌社)
¥1,540
<新刊>『頁をめくる音で息をする』藤井基ニ(版元:本の雑誌社) 価格:1400+税 サイズ:四六判 ページ:203
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〈新刊〉『世界書店紀行』
¥3,300
〈新刊〉『世界書店紀行』 サイズ:A5 頁: 価格:3000+税 〈概要〉 本の世界への旅を続ける韓国の出版人・金彦鎬の書店巡礼記。著者が選んだ、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの10カ国の22書店、古書の村、古書店街をカラー写真とともに紹介する。
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<新刊>『ぼくにはこれしかなかった。』早坂大介(木楽舎)
¥1,540
SOLD OUT
<新刊>『ぼくにはこれしかなかった。』早坂大介(木楽舎) サイズ:四六版 ページ:224 定価:1400円 <概要> (本文より) ぼくは40歳を過ぎてからこの小さな街に小さな本屋を作った。誰に笑われてもかまわなかった。それはぼくの人生で、生きることのすべてだったのだから。これはぼくの、ぼくだけにしか体験し得なかった物語だ。そしてその物語はいまもなお続いている。 (編集者より) Instagram上で、ぼくは早坂さんと出会いました。当初は名前も年齢も知りません。ID名・ブローティガンは、2017年の夏の終わりに「会社を辞めるので、これが会社員としての最後のランチだ」とポストしました。それからすぐ。彼はニューヨークに本の買い付け旅に出発しました。書店でのアルバイト経験ゼロ、出版社にも勤務したことがない、40歳すぎの早坂大輔は、故郷ではない街「盛岡」に独立系の本屋を開業しました。店名は『BOOKNERD』。そう、彼は“本オタク”だったのです。それから2年。ぼくは彼に本を出さないか、と持ち掛けてみました。それは「なぜ会社をやめて、本屋をはじめたのか?」「いまはしあわせなのか?」「地方都市で商売は成立するのか?」といった疑問に回答してほしかったからに他なりません。本書に書かれている彼のドキュメンタリーは、いま、生き方や就職活動で悩んでいる人々の参考になるだろう、と思います。ぜひ、ご覧ください。 ●ぼくにはこれしかなかった 人間らしく生きるということは ぼくにはこれしかなかった ただなんとなく生きてきた 習作のような日々 チーズとたましい ぼくの読書遍歴 小さな街で本屋をはじめた ニューヨーク・ニューヨーク ぼくにはこれしかなかった 不ぞろいで、いびつで、間に合わせのような店 生きのびる方法をさがして いつに間にか本を作っていた ラプソディ・イン・ブルー テンダーロインのやさしさ 出会いと別れ そして、つよい風が吹いていた オンラインと実店舗 ベイエリア、夏、2019 自由に生きるってどんな気分だろう 子どもと疫病 そして夏はまた過ぎゆく ●ぼくの 50冊 あとがき (版元サイトより引用)
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〈新刊〉『印刷・紙もの、工場見学記 ブックデザイナー・名久井直子が行く』
¥2,200
〈新刊〉『印刷・紙もの、工場見学記 ブックデザイナー・名久井直子が行く』 サイズ:A5 頁: 価格:2000+税 〈概要〉 本づくり・紙ものづくりの16の現場。そこはどこも卓越した技が光る匠の現場だった−。ブックデザイナー・名久井直子による、印刷・製紙・インキ製造などの工場見学記。『デザインのひきだし』連載を単行本化。
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〈新刊〉『多様体3』(刊行:月曜社)
¥3,300
〈新刊〉『多様体3』(刊行:月曜社) サイズ:A5判並製、ソフトカバー 価格:3,000円+税 頁数:368頁 〈概要〉 目次: 【特集 詩作/思索】 刑務所と収容所での詩/形而上学の旅|ジャン・ヴァール|水野浩二 訳 詩人ジャン・ヴァール|水野浩二 生きている者たちへの祈り――『アウシュヴィッツとその後(2)無益な知識』より|シャルロット・デルボー|亀井佑佳 訳 ステファヌ・マラルメとの対話|エリック・ロメール|柏倉康夫 訳 『フィヒテ研究』抜粋――[第一草稿群、1795年秋~初冬][第二草稿群、1796年2月まで]より|ノヴァーリス|宮田眞治 訳 農人|アンジェロ・ポリツィアーノ|沓掛良彦 訳 【特別掲載】 しるしのしるし 第一部 第三五~五〇節|ジョルダーノ・ブルーノ|岡本源太 訳 ジェマイマ・コードを超えて――エドナ・ルイス『田舎料理の味』の場合|田中有美 【投稿】 無始原のもたらす可能性――レヴィナスを読むアバンスール|松葉類 【連載】 シラー新訳詩集 第二回 エレウシースの祭典 ほか二篇|フリードリヒ・フォン・シラー|青木敦子訳 アクロアシス 第二回 世界の調和学についての教え 第Ⅴ~Ⅶ章|ハンス・カイザー|竹峰義和訳 中野幹隆とその時代 第二回 吉本隆明の八〇年代|檜垣立哉 哲学ノート 第二回 コギトとはひとつの愚かさなのだろうか?|三浦亮太 書店空間の定点観測 第二回 ゼロ年代の話|鎌垣英人 思想と時空 第一回 本|佐野衛 【リプリント】 編集後記五篇|中野幹隆 (版元サイトより引用)
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〈新刊〉『多様体2』(刊行:月曜社)
¥3,520
〈新刊〉『多様体2』(刊行:月曜社) サイズ:A5判並製、ソフトカバー 価格:3,200円+税 頁数:360頁 〈概要〉 フランス哲学界の重鎮ナンシーをめぐる総頁特集。2017年4月に開催された、ジョルジュ・バタイユ生誕120年国際シンポジウム「神話・共同体・虚構――ジョルジュ・バタイユからジャン=リュック・ナンシーへ」で発表された国内研究者による力作論考を収めるとともに、ナンシーによる講演や各種メッセージ、慶應大セミナー、来日時のアクシデントによる入院体験をめぐる随想など、関連テクストを集成。日本滞在から着想を得た伴侶エレーヌ・ナンシーによる考察や、ハーマッハーによる長篇のナンシー論、ナンシーによるハーマッハー追悼文、今夏80歳を迎えたナンシーへのデュットマンによる祝辞も併載。気鋭の若手デザイナー大倉真一郎による新たな誌面と造本設計で贈る。 (版元サイトより引用)
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<新刊・ZINE>『本屋部(双子のライオン堂編)』くれよんカンパニー
¥550
【新品】『本屋部』くれよんカンパニー サイズ:A5、2mm、白黒 ページ:24P 価格:500円+税 <概要> 本好きの主人公が、そこまで本屋に熱くない友人たちと、いろんな本屋を回りながら本と本屋の魅力を再発見する漫画。第一弾は、東京赤坂双子のライオン堂書店です。
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<データ>『本屋部 双子のライオン堂編』くれよんカンパニー
¥330
<電子コンテンツ>『本屋部 双子のライオン堂編』くれよんカンパニー 著者:くれよんカンパニー ページ:24P 冊子版初版:2016/4/1 データ版初版: 2021/1/1 価格:300円+税 <概要> 本好きの主人公が、そこまで本屋に熱くない友人たちと、いろんな本屋を回りながら本と本屋の魅力を再発見する漫画。 第一弾は、東京赤坂双子のライオン堂書店です。 *このデータは、2016年4月に刊行された冊子版より一部カラーへ変更して、データでの販売を開始いたしました!