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【新刊】『あんぱん ジャムパン クリームパン——女三人モヤモヤ日記』青山 ゆみこ、牟田 都子、村井 理子
¥1,430
サイズ:B6、ソフトカバー 価格:¥1300+税 頁数:160 〈概要〉 神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2 (版元サイトより)
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【新刊】『にがにが日記』 岸政彦
¥2,200
四六判変型/350ページ 生活史研究で知られ、大阪と沖縄、そして音楽に魅せられた社会学者が綴る、発見と内省、諧謔と哀切に満ちた日記。ウェブマガジン「考える人」の人気連載に、最愛の猫とのかけがえのない日々を書き下ろした「おはぎ日記」を併録。
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【新刊】「言語の本質」今井むつみ・秋田喜美
¥1,056
日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。 なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは? ヒトとAIや動物の違いは? 言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。 鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
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【新刊】 『転の声』尾崎世界観
¥1,650
四六変形・上製/168p 第171回芥川賞候補作。 「俺を転売して下さい」喉の不調に悩む以内右手はカリスマ”転売ヤー”に魂を売った? ミュージシャンの心裏を赤裸々に描き出す。 主人公の以内右手は、ロックバンド「GiCCHO」のボーカリストだ。着実に実績をつみあげてきて、ようやくテレビの人気生放送音楽番組に初出演を果たしたばかり。しかし、以内は焦っていた。あるときから思うように声が出なくなり、自分の書いた曲なのにうまく歌いこなせない。この状態で今後、バンドをどうやってプレミアムな存在に押し上げていったらいいのだろうか……。 そんなとき、カリスマ転売ヤー・エセケンの甘い言葉が以内の耳をくすぐる。「地力のあるアーティストこそ、転売を通してしっかりとプレミアを感じるべきです。定価にプレミアが付く。これはただの変化じゃない。進化だ。【展売】だ」 自分のチケットにプレミアが付くたび、密かに湧き上がる喜び。やがて、以内の後ろ暗い欲望は溢れ出し、どこまでも暴走していく…… 果たして、以内とバンドの行きつく先は? 著者にしか書けない、虚実皮膜のバンド小説にしてエゴサ文学の到達点。
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【新刊】『犬ではないと言われた犬』向坂くじら(サイン本)
¥1,760
四六判並製/216ページ 今もっとも注目を集める詩人の、「言葉」をめぐる最新エッセイ集。 目次 くちぶえ、ソロで 犬ではないと言われた犬 とありますが、どんなこころですか 矮小な手のひら しゃべれない ひとりで学ぶことについて ほら、フレディ ドアノブのないドア ひとの子に お前とポエムやるの息苦しいよ 微調整、微調整 雲のかよひ路 事象がわたしを 湯船に浸かる かわいくはないよそもの 後ろ歩き ミケ あとがき 著者プロフィール 向坂 くじら(著) 詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ集『夫婦間における愛の適温』、小説『いなくなくならなくならないで』ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。
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【新刊】『こころはひとりぼっち』植本一子(サイン本)
¥1,000
B6変形/134ページ 最後に会って3カ月 別れの手紙から1カ月が経った パートナーとの関係を解消してからの数カ月の日記 友人・碇雪恵による寄稿も 目次 8月1日〜8月10日 毎日さびしい。毎日つらい。 9月11日〜9月20日 今はひとりでいることに挑戦しているのだ。 10月20日 誰かひとりでも、いてくれたらいいのだけど。 寄稿 ひとりぼっちじゃない 碇雪恵
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【新刊】 『いなくなくならなくならないで』向坂くじら
¥1,760
四六変形・上製/168p 死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。デビュー作にして第171回芥川賞候補作。
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【新刊】『海のうた』
¥2,200
B6判変形・上製/136ページ 海に来れば海の向こうに恋人がいるようにみな海をみている――五島諭 どこから開いても〈海〉がひろがる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 あかるい海、くらい海、まぶしい海、やさしい海、こわい海、はげしい海、さみしい海……100人の歌人がうたった、わたしだけの海のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/井口可奈/石川美南/石畑由紀子/伊舎堂仁/伊藤紺/伊波真人/井上法子/上坂あゆ美/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/江戸雪/大前粟生/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/奥村晃作/笠木拓/加藤千恵/門脇篤史/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/郡司和斗/小島なお/五島諭/紺屋小町/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐々木朔/佐藤弓生/柴田葵/鈴木ジェロニモ/鈴木ちはね/鈴木晴香/染野太朗/多賀盛剛/高柳蕗子/立花開/田中有芽子/田中槐/谷川電話/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/辻聡之/手塚美楽/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井亘/仲西森奈/中村森/中山俊一/錦見映理子/野口あや子/長谷川麟/はだし/初谷むい/服部真里子/早坂類/東直子/平岡直子/pha/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/本多真弓/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/三上春海/光森裕樹/望月裕二郎/盛田志保子/柳原恵津子/山崎聡子/山下翔/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/吉田恭大 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】『矢野利裕のLOST TAPES2』矢野利裕
¥1,650
A 5判/182ページ 矢野利裕さんの批評集第2弾。 《書評》 場所と時代を越えて届けられる音楽の感触―萩原健太『70年代シティ・ポップ・クロニクル』 社会は変態の夢を見るか―九龍ジョー『メモリースティック』 ロラン・バルト流記号分析のすぐれた実践―ナンシー関『超傑作選ナンシー関リターンズ』 いま家で聴くことのできない人たち―『別冊ele-king いま家で聴くこと』 フィメールラップ史観の試み―つやちゃん『わたしはラップをやることに決めた』 ドブネズミの声は風に消されても―陣野俊史『ザ・ブルーハーツドブネズミの伝説』 芸能と音楽をつなぐ一級の資料―近田春夫『調子悪くてあたりまえ近田春夫自伝』 2000年代以降にブラジルとアシッドフォークの影響を見る— 柴崎祐二『ミュージック・ゴーズ・オン』 社会的条件に左右されない音楽の姿―辻田真佐憲『日本の軍歌』 SPレコードに刻まれたゆたかな歴史— 毛利眞人『SPレコード入門』 これは純文学か―又吉直樹『夜を乗り越える』 歌うような思考、内省するようなダンス―加藤シゲアキ『できることならスティードで』 複雑すぎる世界でもがきながら— 加藤シゲアキ『オルタネート』 フェミニズム的な観点からの自己批判―村上春樹『一人称単数』 愛の逆説を物語ること— 上田岳弘『最愛の』 逆説的な言葉の世界―宮崎智之『平熱のまま、この世界に熱狂したい』 いっそ徹底的に資本主義とともに生きよ— 野々村文宏・中森明夫・田口賢司『卒業KYON2に向って』 安心な僕らは旅に出ようぜ―橋爪志保『地上絵』 この社会を生きざるをえない、と同時に、乗り越える言葉— 山川藍『いらっしゃいませ』、小佐野彈『メタリック』 音楽の混淆的な編成―湯浅学『大音海』 音楽における歴史性と現代性―永冨真莉・忠総太・日高良祐・編『[クリティカル・ワード]ポピュラー音楽』 日本語ラップ技術史としてのTWIGY自伝―TWIGY『十六小節』 言うこと聞かない奴から言うこと聞かせるわたしたちへ―ECD『他人の始まり因果の終わり』 ラッパーが示す「救済」という主題―山下壮起・二木信・編『ヒップホップ・アナムネーシス』 あらゆる音楽への批評的介入―柳樂光隆・監修『Jazz The New Chapter 』 《音楽評》 器用以上に夢中— コーネリアス『The First Question Award 』 MELODYKOGAと音楽と言葉 ニューウェイヴ経由のヒップホップとして— 佐野元春『VISITORS 』 繊細でポリフォニックな音楽—Prefuse73 『Rivinton Não Rio + Forsyth Gardens and Every Color of Darkness 』 メロディとリズムと言葉の分かちがたさ— 滝沢朋恵『AMBIGRAM 』 ECDの自主制作 歴史性も時代性も大衆性も天才性もあるさ— 小沢健二『LIFE』 戦前歌謡曲でありながらオルタナ— 泊『霽月小曲集』 越境/移動する伝統のかたち—Quantic presents The Western Transient 『A NEW CONSTELLATION 』 不穏とユーモア、あるいはシンガーソングライター的な温かみ—SUBMARINE 『島唄』 DJ、レコードバッグに追加すべし— 王舟「Ward /虹」 1990年代の夜空— スガシカオ『FREE SOUL a classic of スガシカオ』 ダッセーものからカッケーものへ―KOHHの革命的日常語 フリッパーズ・ギターの鋭さとゆたかさ 平成という時代を鳴らすように―マキタスポーツ「平成最後のオトネタ」@草月ホール サニーデイ・サービス「東京再訪」ライブレポート ニッポンのR&B受容史(1)— ニッポンR&B前夜 ニッポンのR&B受容史(2)— R&Bとヒップホップの交流 ニッポンのR&B受容史(3)— 本格派としての〝ディーヴァ〟 ニッポンのR&B受容史(4)— 拡散していくR&B 《映画評》 桐島とはオレである―映画『桐島、部活やめるってよ』 『LA LA LAND 』の愛のなさ— 映画『LA LA LAND 』 「上/下」の物語―映画『シン・ゴジラ』について瞬発的に考えた 観察者の痛みはどこにあるのか―映画『FAKE』 大衆と前衛— 映画『人生フルーツ』 最後のバンド、フィッシュマンズ— 映画『映画:フィッシュマンズ』 殺伐とした日本で言葉を獲得する— 映画『WALKING MAN 』 まぶたの裏に大林映画を— 大林宣彦監督を追悼する
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【新刊】『オフショア 第3号』
¥1,650
四六判・並製本/176ページ 「やすい」や「おいしい」ではない、一歩踏み込んだアジア。ウェブメディア「Offshore」が紙の雑誌としてリニューアルした、アジアを読む文芸誌『オフショア』の第三号。 掲載内容 ■武田力インタビュー「分断を越えるための演出術――俳優と民俗芸能の経験から」 聞き手・構成:山本佳奈子 ■「芸術と力 ジョグジャカルタの知」金悠進 ■「私は如何にして心配するのを止めてマレーシアの生活を楽しむようになったか」友田とん ■連載・第三回「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」 『巻き起こった地下ラジオ旋風』和田敬 ■聞き書き・第三回「営業のさちよさん」檀上遼 ■「プンムルと追悼――演奏を通じた加害の歴史の語りなおし」齊藤聡 ■「わたしと、中国の幾つかのこと」長嶺亮子 表紙装画:胡 沁迪(フー・チンディ) @udhiqni ロゴ・表紙デザイン:三宅 彩 @miyakeaya 「後ろを振り返りながら前を向く」。 日本における、日本以外のアジア地域の音楽・アート・カルチャーの受容は、グローバルな情報社会のおかげで何の垣根もなく進んでいます。過去の日本が行った植民地政策や侵略者としての歴史を忘却してしまったとしても、交流していけるのかもしれません。しかしオフショアは、カジュアルな交流のその一歩向こう側に踏み出して、日本とアジアの関係の適切な積み重ね方を探ります。
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【新刊】アジアを読む文芸誌『オフショア 第二号』
¥1,870
四六判・並製本/192ページ 掲載内容 ■後藤哲也インタビュー「グローバル時代における韓国・東アジアのグラフィックデザイン――かすかに残る匂いや誤訳」 聞き手:山本 佳奈子 ■批評「すれ違いながら、手をつなぐ ――「シルクロード ・サンドストーム」をめぐる女同士の関係」依田 那美紀 ■聞き書き「火鍋屋の大門さん」檀上 遼 ■エッセイ「どうして私はチベットのお寺で泣いてしまったんですか――京都を照明具に考える伝統と信仰」昔南京にいた女 ■エッセイ「時間が龐麦郎への答えである」顔 峻 ――解説――「音楽は農民工・龐麦郎を救えるか」山本 佳奈子 ■エッセイ「香港情景――子育てする移民:元駐在員の香港生活記」渡邊 順祐 ■論考 連載第二回「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―一九九〇年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として――民主化の土台をつくった「党外雑誌」」和田 敬 ■エッセイ「マオイストの村、そこで暮らす父」石田 みどり 表紙イラスト:仲村 喜人 ロゴ・表紙デザイン:三宅 彩
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【新刊】アジアを読む文芸誌『オフショア 第1号』
¥1,760
四六判・並製本/176 ページ 掲載内容 ■エッセイ「西成、福清、小白兎」得能洋平 ■詩「40 の目」/「わたしはあなたの名前を呼べない」太田明日香 ■連載・第一回 イントロダクション「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990 年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」ローカルメディア研究者 和田 敬 ■エッセイ「BALI ~八重山~奄美 アッチャーアッチャー」宮里千里 ■創作「シルクロード・サンドストーム」紅坂 紫 ■聞き書き「工場の李さん」檀上 遼 ■インタビュー「dj sniff『平行的玉音軌』ができるまで――リサーチと思考、作曲の過程をトレースする」 聞き手・構成:山本佳奈子 ■エッセイ「理由のないスープ」鈴木並木 表紙イラスト:刘璐(リウ・ルー) ロゴ・表紙デザイン:三宅 彩
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【新刊】『はしはうたう』
¥1,320
A5横変形ハードカバー/100ページ 日本海に面する北陸地方の福井県小浜市から、ギュッと想いがつまった"箸"の本ができました!! 国内の塗箸生産シェア80%以上を誇る小浜市で、60年以上にわたって箸をつくり、表現し続けてきた若狭塗箸職人・的場政義さん。 彼の作品と生き様、そして想いを一冊にまとめた本です。
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【新刊】『新版 読書のおとも』編著・岸波龍
¥1,000
サイズ:A4/ページ:58 海乃凧「読書する身体のための調律」 二見さわや歌「読書のおともにオカメサブレ」 奈良原生織「濃度/Nord」 岸波龍「マッチウォーター」 柿内正午「読書の感覚」
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【新刊】『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』川本直
¥2,475
「ジュリアンは私で、私はジュリアンだった」 作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。 トルーマン・カポーティ、ゴア・ヴィダル、ノーマン・メイラーと並び称された、アメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。 その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。 しかし、2017年、覆面作家アンソニー・アンダーソンによる回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。 発売当初より、佐藤亜紀氏、高遠弘美氏、伏見憲明氏、富士川義之氏、柳下毅一郎氏が推薦! 朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞、東京・中日新聞、北海道新聞、共同通信、新潮、群像、サンデー毎日、週刊新潮、週刊読書人、婦人公論、現代ビジネス、ONTOMO、TBSラジオetc.各メディアで絶賛。 もうひとつの20世紀アメリカ文学史を大胆不敵に描く壮大なデビュー長編小説にして、読売文学賞(小説賞)受賞作!
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【新刊】『恋する少年十字軍』早助よう子
¥1,870
四六判ソフトカバー/248ページ 十数年ぶりに再会した周子に懇願され、あなたは彼女の息子・瞬点の世話をすることに……。フレッシュで、ふてぶてしくて、ぶっ飛んでいて、ユーモラス! 話題の小説家、単行本デビュー! あなたの旅は、まだ始まったばかり――。 職を失い、都会の暮らしに疲れた「あなた」が出会ったのは、夜な夜な爆弾テロを仕掛ける九歳の男の子。彼との逃亡、そして裏切りの果に訪れたものとは……?(「恋する少年十字軍」) フレッシュで、ぶっ飛んでいて、ユーモラス! 全国で異例の注目を集める新しい才能による待望の作品集。 * * * 「この人はなぜこういうものを書くんだろう」という問いはたいていの場合不満の産物だが、この人の場合は純粋に、積極的に、なぜかそういう問いが湧いてくるのである。 ――柴田元幸氏 ひょうひょうとした言葉たちがいざなう、 明るい地獄めぐり。 でも、そこはまぎれもない現実なのだ。 ――岸本佐知子氏 (版元サイトより引用)
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【新刊】『カイヨワ幻想物語集 ポンス・ピラト ほか 』カイヨワ
¥1,320
新書変形/200ページ キリストを死刑に処したローマ帝国の官僚・ピラトの苦悩と決断を描く物語「ポンス・ピラト」。『遊びと人間』で知られるロジェ・カイヨワが著したフィクショナルな物語全4篇。 【収録作品】 ノア 怪しげな記憶 宿無しの話 ポンス・ピラト 訳者あとがき (付録)『ポンス・ピラト』追記
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【新刊】『未来を生きるスキル』鈴木謙介
¥924
新書/233ページ 雇用、教育、家族……変化が読めない未来を生き抜くために必要なスキルとは 「社会の変化は感じるが、じゃあどう対応したらいいのか?」どうしようもない不安や不遇感に苛まれている人たちへ。本書は今、伝える「希望論」であり、どのように未来に向かえばいいのかを示す1冊である。
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【新刊】『セロトニン』ミッシェル・ウェルベック
¥2,640
SOLD OUT
四六判ハードカバー/304ページ 巨大化学企業を退職した若い男が、過去に愛した女性の甘い追憶と暗い呪詛を交えて語る現代社会への深い絶望。世界的ベストセラー。
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【新刊】『こちら、発達障害の世界より』難波寿和
¥1,870
SOLD OUT
四六判 混沌としたミライを渡っていくための、本という名のチケット。新レーベル『ミライのパスポ』第1弾! 小さい頃から、言葉はへたくそで、乱暴で、怒りやすくて、泣きやすかった。分かっていても、自分の行動を止めることができなかった。ボクは現実から逃れるために、小学校卒業と同時に記憶を封じ込め、全てを忘れることにした。 そして大人になり、発達障害者を支援する心理士として働き始めていくうちに、何もかもがうまくいかなくなる。発達障害の診断を受け、うつ病の当事者ともなって休職したとき、ボクは、閉じた記憶のパンドラの箱を開いて、過去の自分と向き合うことを決めた――。 自閉スペクトラム症の当事者であり、子どもから大人までの療育とカウンセリングに携わる支援者。ふたつの立場をもつ1人の人間としての〈信念〉に基づき、時にシリアスに、時に軽妙に、「あり得ないことがあり得る」発達障害特有の世界を伝える、清冽な自叙伝。生きづらさを抱える全ての人が「生きやすく生きられる」ための道を描き出す。
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【新刊】『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』大前粟生
¥1,760
四六判/ページ 僕もみんなみたいに恋愛を楽しめたらいいのに。大学二年生の七森は“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がれるのかな? ポップで繊細な感性光る小説4篇。 恋愛を楽しめないの、僕だけ? "男らしさ""女らしさ"のノリが苦手な大学二年生の七森。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。 ジェンダー文学の新星! 鋭敏な感性光る小説4篇を収録。
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【新刊】『平成の文学とはなんだったのか』重里徹也・助川幸逸郎
¥1,760
A5ソフトカバー/224ページ 平成文学の三十年を一望し、縦横無尽に語り尽くす。 昭和から活躍していた作家たち、また、平成になって頭角を現した作家たちが底力を発揮したのがこの三十年であった。彼ら、彼女らの小説は時代を映し、問いを提起する。わたしたち読者はそれをどう受け取ろうか。 著者はふたりとも息の長い読書を続けて来た。本書はそのふたりが自由闊達に語り合い、論じる喜びにあふれている。したがって、蓄積の成果を「教科書」のように体系化・系統立ててまとめてはいない。今回、10のテーマを立てて多角的に対談をしている。また、平成を代表すると思われた作品「十選」やコラムも別立てにしてある。こうして、いろいろな方向から作品と時代にライトを当てている。ところどころユニークな逸脱もあり、なにげないひと言に時代の真実がこもることもある。 なによりも楽しみながら読み進められて、一冊でも「ああ、この本読みたいな」と思える本が見つかるような、そういった愉快な本作りを著者ふたりは志した。その点、平成文学のやわらかいガイドブックにもなっている。 <平成文学「十選」> 重里徹也選 『羽根と翼』黒井千次 『海辺のカフカ』村上春樹 『博士の愛した数式』小川洋子 『半島を出よ』村上龍 『弱い神』小川国夫 『路(ルウ)』吉田修一 『冬の旅』辻原登 『還れぬ家』佐伯一麦 『土の記』高村薫 『ある男』平野啓一郎 助川幸逸郎選 『ねじまき鳥クロニクル』村上春樹 『聖耳』古井由吉 『博士の愛した数式』小川洋子 『蹴りたい背中』綿矢りさ 『ハーモニー』伊藤計劃 『ヘヴン』川上未映子 『マザーズ』金原ひとみ 『晩年様式集 イン・レイト・スタイル』大江健三郎 『薄情』絲山秋子 『流転の海』宮本輝
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【新刊】『小さな出版社のつくり方』永江朗
¥1,760
四六判/240ページ ライフワークとして出版業界を見つめ続けてきた永江朗が、2000年以降に新しく創業された「小さな」出版社、11社の創業者12人にロングインタビューを敢行。右肩下がりの時代に、あえて「出版社をつくる」ことを選んだ彼らの素顔を描いた、渾身の書き下ろし! 硬直化した出版業界のなかでいつしか忘れていた「本」への気持ちを思い出させてくれる一冊。出版社のみならず、書店、取次など「本」を仕事として選んだすべての人たちにおすすめです。
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【新刊】『カタコトのうわごと』多和田葉子
¥1,980
四六判/234ページ 言葉は穴だらけだ。日本語でも他の言葉でも、外から眺めてみると欠けている単語がたくさんあって、どうしてこんな穴あきチーズを使ってものを書くことができるのだろうと不思議になる。越境者の言葉。