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【新刊】『夏目漱石 美術を見る眼』ホンダ・アキノ
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四六判/264ページ
「芸術は自己の表現に始つて、自己の表現に終るものである」
明治40年、東大教授を蹴って朝日新聞に入社した漱石は、折にふれ芸術に関する記事を紙面に綴り、自由で忖度のない持論を堂々と展開した。同時代の美術に漱石は何を見たのか、繰り返し強調した「自己の表現」とは何を意味するのか──。
“美術の門外漢”として書きのこした言葉から浮かび上がる独自の芸術観、そこから浮かび上がる、漱石の生きる姿勢とは?
各紙で書評続々の『二人の美術記者 井上靖と司馬遼太郎』著者による〈小説家×美術〉第二弾。
【目次】
はじめに
1 漱石の美術遍歴と美術批評の背景
一 子ども時代から積み重ねた美術体験
二 小説にあらわれた美術
三 教師をやめて新聞社員となる
四 過渡期にあった明治〜大正の日本美術界
2 同時代の美術を見る眼
一 独自の着眼点と向き合い方
二 「文展と芸術」
三 「素人と黒人」について
四 津田青楓君は「ぢゞむさい」
五 西洋美術と同時代の日本美術へのまなざしの違い
六 芸術批評が浮き彫りにした“生きる姿勢”
3 「自己の表現」とは何か
一 絵筆をとる漱石
二 「自己の表現」再考
おわりに
あとがき
関連年表
主な参考文献
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