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【新刊】『夏目漱石 美術を見る眼』ホンダ・アキノ
¥2,750
四六判/264ページ 「芸術は自己の表現に始つて、自己の表現に終るものである」 明治40年、東大教授を蹴って朝日新聞に入社した漱石は、折にふれ芸術に関する記事を紙面に綴り、自由で忖度のない持論を堂々と展開した。同時代の美術に漱石は何を見たのか、繰り返し強調した「自己の表現」とは何を意味するのか──。 “美術の門外漢”として書きのこした言葉から浮かび上がる独自の芸術観、そこから浮かび上がる、漱石の生きる姿勢とは? 各紙で書評続々の『二人の美術記者 井上靖と司馬遼太郎』著者による〈小説家×美術〉第二弾。 【目次】 はじめに 1 漱石の美術遍歴と美術批評の背景 一 子ども時代から積み重ねた美術体験 二 小説にあらわれた美術 三 教師をやめて新聞社員となる 四 過渡期にあった明治〜大正の日本美術界 2 同時代の美術を見る眼 一 独自の着眼点と向き合い方 二 「文展と芸術」 三 「素人と黒人」について 四 津田青楓君は「ぢゞむさい」 五 西洋美術と同時代の日本美術へのまなざしの違い 六 芸術批評が浮き彫りにした“生きる姿勢” 3 「自己の表現」とは何か 一 絵筆をとる漱石 二 「自己の表現」再考 おわりに あとがき 関連年表 主な参考文献
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【新刊】『蛇の棲む水たまり』梨木香歩&鹿児島睦
¥2,200
15.3 x 1.1 x 19.5 cm/68ページ 「陶芸家の鹿児島睦さんの展覧会が開かれます。新作の器を見て、そこからお話を作っていただけませんか」 依頼を受けた作家の梨木香歩さんは、色や形のさまざまな器に草花に馬や象、蛇などの生き物が描かれた200点の作品を1枚ずつ、何度も繰り返し見ながら物語を紡ぎました。梨木さんの物語を受け取った鹿児島睦さんは、何度も読んで反芻し、ラストシーンに新しい1枚を制作しました。 このようにして生まれた本です。水たまりを見つけのぞき込む馬のように、水たまりに棲む蛇に、会いにいってください。
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【新刊】『四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』村上春樹 (著)/高妍(絵)
¥1,870
四六判/64ページ 100パーセントの恋人たちへ――村上春樹と台湾の画家が描く瑞々しい世界。 世界中の読者に愛される初期短編の表題作と「鏡」。二つの超人気短編が、瀟洒なピクチャー・ブックに! 物語は「昔々」で始まり、「悲しい話だと思いませんか」で終わる――ある朝、原宿の裏通りで少年と少女が偶然出会い、恋に落ちる。しかし二人の運命は……。若手画家と短編の村上ワールドが心地よく響き合う美しい一冊。
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【新刊】『はたらく動物病院』吉田 亮人(写真)・矢萩多聞(文)
¥2,420
SOLD OUT
B5判変型/24ページ ■はたらく動物病院 点滴をうけるゴエモンくん、 目の病気のノアちゃん、 後足にまひがあるハルちゃん…… 京都・上京どうぶつ病院は今日もにぎやか。 耳をすませば、それぞれの家族の かけがえのないいのちの物語が聞こえてきます。 夫婦ふたりで営む、 町のちいさな動物病院の一日。 === 「はたらく」って、なんだろう? 朝から晩まで、 ひとつの職業の人にはりついて、 その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。 大人と子どもがともに読みながら 「はたらく」ことの意味を考える あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。
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【新刊】『はたらく庭師』吉田 亮人(写真)・矢萩多聞(文)
¥2,420
B5判変型/24ページ ■はたらく庭師 木々をせん定し、枝葉をまとめてすてる。 石をみがき、水面にうかんだ葉をかきあつめる。 地道な作業のさきに、 あるべき庭の姿がみえてくる--。 日本の庭になくてはならない 庭師の仕事をつぶさにみつめました。 === 「はたらく」って、なんだろう? 朝から晩まで、 ひとつの職業の人にはりついて、 その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。 大人と子どもがともに読みながら 「はたらく」ことの意味を考える あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。
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【新刊】『はたらく中華料理店』吉田 亮人(写真)・矢萩多聞(文)
¥2,420
B5判変型/24ページ 宮崎の「喜楽園」は夫婦ふたりで切り盛りする ちいさな中華料理店。このお店、 じつは写真家・吉田亮人の実家なんです。 ごとんがこん、厨房に 中華なべをふるう音がひびきます。 つくって、はこんで、お皿をさげて、洗って…… あれ、また注文がはいったようです。 === 「はたらく」って、なんだろう? 朝から晩まで、 ひとつの職業の人にはりついて、 その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。 大人と子どもがともに読みながら 「はたらく」ことの意味を考える あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。
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【新刊】『はたらく本屋』吉田 亮人(写真)・矢萩多聞(文)
¥2,420
B5判変型/24ページ ■はたらく本屋 大阪にあるちいさな本屋「長谷川書店」は、 子どもからお年寄りまで 地域の人たちに愛される町の本屋さん。 朝、お店のなかでは、とどいたばかりの 新しい本がぎっしりつまった箱がいったりきたり。 いそげいそげ、もうすぐ10時。 お客さんがやってくる--。 === 「はたらく」って、なんだろう? 朝から晩まで、 ひとつの職業の人にはりついて、 その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。 大人と子どもがともに読みながら 「はたらく」ことの意味を考える あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。