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【新刊】『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史』飯田一史
¥1,320
新書判・ソフトカバー/366頁 かつて本屋は「帰り道にふらっと寄る」場所だった。だが、いつのまにか町から本屋の姿はなくなり、「わざわざ行く」場所になってしまっている。いったいいつから、どのようにして、本屋は消えていったのか? 本書では、出版社・取次・書店をめぐる取引関係、定価販売といった出版流通の基本構造を整理した上で、戦後の書店が歩んだ闘争の歴史をテーマごとにたどる。 公正取引委員会との攻防、郊外型複合書店からモール内大型書店への移り変わり、鉄道会社系書店の登場、図書館での新刊書籍の貸出、ネット書店の台頭――。 膨大なデータの分析からは、書店が直面してきた苦境と、それに抗い続けた闘争の歴史が見えてくる。「書店がつぶれていく」という問題の根幹を明らかにする一冊。
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【新刊】『ここに素敵なものがある』リチャード・ブローティガン
¥2,200
SOLD OUT
四六変形判・ソフトカバー/111頁 かなしくてさびしくて優しい人に。 詩のささやきが放つ色気にすっかりやられてしまった。不幸せな者、それでいてどうしようもなく優しい者だけが持つ、強烈な色気。ささやきでしか、本当のことは語れないのかもしれない。(向坂くじら・詩人) 『西瓜糖の日々』が文庫化されたのが2003年。大学1年生だった私はブローティガンに大いに影響を受け、物語るように歌詞を書くようになった。狂気を語る穏やかな声は、きっと今も遠くまで響くことだろう。(高城晶平・cero)
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【新刊】『4月の本』(編・西崎憲)
¥3,080
SOLD OUT
B6変型判・上製本/296 頁 時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉―― 12か月のうちの〈4月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。 四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。シリーズ全12巻。 【目次】 春昼(太宰治) 四月(北川冬彦) 四月の蕾(獅子文六) 鷗外先生の墓に詣づるの記(日夏耿之介) 春日遅々(堀辰雄) 牧神の春(中井英夫) 四月短章(村山槐多) 褪春記(鏑木清方) 四月馬鹿(渡辺温) イギリスの春と春の詩(吉田健一〕 死人の埋葬〔「荒地」より〕(T・S・エリオット/吉田健一訳) 美しい墓地からの眺め(尾崎一雄) 山男の四月(宮沢賢治) かたくり(水野葉舟) ギャロッピング・フォックスリー(ロアルド・ダール/田口俊樹訳) 四月(ギュスターヴ・カーン/永井荷風訳) 春雪(久生十蘭) まどわしの四月(片山廣子) 若菜のうち(泉鏡花) 博士の目(山川方夫) 桜の森の満開の下(坂口安吾) 跋 四月はかならずやってくる(西崎憲)
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【新刊】『ベイブ論 あるいは「父」についての序論』柿内正午
¥1,200
新書判並製/ページ 誰もが「子供」の立場から立ち去りたがらず、ありもしない「親」をでっちあげては怒り、悲しみ、疲弊していく状況がある。自らの夾雑物やずるさや構造的優位や鈍感さを誤魔化さず、それでもなおよりマシな未来のために個人が「親」的な立場を引き受けるための準備運動。それが『『ベイブ論』です。(版元サイトより)
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【新刊】『先人は遅れてくる―パリのガイドブックで東京の町を闊歩する〈3〉』友田とん(代わりに読む人)
¥1,870
新書/144ページ 近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は町を歩き、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って…。訪ねた土地で芋づる式に記憶を蘇らせていく至福。 目次 第1章 半径1km圏内の言葉 第2章 弘法大師のご利益か 第3章 繰り返しの効能 第4章 先人は遅れてくる 友田とん 作家・編集者。ナンセンスな問いを立て日常や文学に可笑しさを見つける文章を書く。出版社・代わりに読む人代表。京都市出身、博士(理学)。2018年に刊行した自主制作書籍『『百年の孤独』を代わりに読む』をたずさえ全国を行商し、本屋さんへ営業したのをきっかけに、ひとり出版社・代わりに読む人を立ち上げる。
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【新刊】『試行錯誤3』
¥1,100
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 「文芸雑誌『代わりに読む人』よりもずっと小さくはじめた別冊『試行錯誤』の3号目がようやく完成しました。これまで通り、わかしょ文庫さんの「大相撲観戦記」、伏見瞬さんの「蓮實重彥論」、陳詩遠さんの「なにがなんだか」、友田とんの「取るに足らないものを取 る」のエッセイや批評の連載に加えて、今号からスズキナオさんの「谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する」が始まりました。/最近、よく考えるのですが、つづけていくことで、はじめてできあがってくるものがあります。だから、連載という形で試行錯誤してもらえる小さな発表の場所をつづけていきたいと思います。何より、私自身が著者と並走し、何かができあがってくる様子を目撃していたいという気持ちがあります。読者の皆さんにもぜひ一緒にそれを見守り、またご自身でも何かを調べ、書き綴っていただけたらと思います。」(巻頭言「新しい仲間、つづけていくこと」より) 目次 わかしょ文庫 大相撲観戦記 「相撲に熱中できない 寺山修司の世界からやってきたお相撲さん」 【新連載】スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する 「生家の跡地でしゃぶしゃぶを」 伏見瞬 蓮實重彥論「蓮實重彥と生活する」 陳詩遠 なにがなんだか 「走ることで金を失うことから身を守っている・他1編」 友田とん 取るに足らないものを取る 「事務所、借りるかもしれない」 [書誌情報] 定価 1,000円+税 文庫判86頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 、本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年6月 発行所:un poco / 代わりに読む人 発行部数:350部
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【新刊】『試行錯誤2』
¥990
『試行錯誤』は読む/書く人々の試行錯誤のための実験室です。文芸に新しい視点をもたらす著者のエッセイや批評を集めています。 目次 伏見瞬 蓮實重彥論 「『リュミエール』から読む「過去の現在化」 わかしょ文庫 大相撲観戦記 「大相撲を観るようになったわけ」 陳詩遠 なにがなんだか 「詩情、歯茎に埋もれて」 友田とん 取るに足らないものを取る 「流星のごときケーキの手提げ」 「文芸雑誌『代わりに読む人』の別冊「試行錯誤」は、年に数回、文芸に新しい視点と言葉をもたらす試行錯誤の「実験室」である。ここに、第2号をお届けする。だが、この第2号というのがなんとも居心地の悪いものだ。第1号という、新しいものが始まりそうだという新鮮さもなければ、なんだかよくわからないが目出度い、祝っておこうという祝儀も期待できない。(中略) ただ、1号と2号があればその二つの間の差異というものを考えることができる。点と点を線で結ぶ。それは1号だけではありえない。祝祭が終わってもじっとその場にとどまり、差異や変化を観察する。それこそが2号の役割かもしれない。差異を見て考える。まさに実験である。意外にも、2号というのは実験室に相応しいものかもしれないという気さえしてくるではないか。そもそも、そうした時間を持ちたくて、『試行錯誤』を作り始めたはずだ。実験はまだ始まったばかり。」(巻頭言「2号目の居心地」より) 文庫判60頁、並製本 表紙用紙:アラベールスノーホワイト110kg 本文用紙:上質紙70Kg 発行年月:2024年3月 発行所:un poco / 代わりに読む人
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【新刊】『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2 読めないガイドブック』友田とん(代わりに読む人)
¥1,650
新書/92ページ フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みるが……。 荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。
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【新刊】『速く、ぐりこ!もっと速く!』早乙女ぐりこ(サイン本)
¥1,980
暮らしレーベル第6弾。 自己中心的な性格で、誰かのためにがんばることができなかった私も、書き続けたらこの世に何かを残すことができるだろうか。 ひとりじゃできないこと。それはセックスなんかじゃなくて、もっともっと私の存在の根幹にかかわること。 血迷ってマッチングアプリを始めた。よりによって、遊び目的の人間ばかりが集まっていると言われる一番チャラいやつ。自己紹介欄に何を書こうかなと考える。出会いを求めている男女が集う場でも、自分が、自立していてひとりでも幸せに生きていける女であるかのように取り繕った文章しか書けないのが笑える。自立していてひとりでも幸せに生きていける女が、なんでマッチングアプリなんか始めてるんだよ。(本文より)
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【新刊】『しゅうまつのやわらかな』浅井音楽
¥1,980
四六判並製/224ページ ―鮮明に思い出せることほど、ほんとうは忘れられたことなのかもしれない。 忘却と喪失。停滞と安寧。異端の言語感覚で綴られる、過ぎ去った日々の心象。 随筆。小説。詩。日記。変幻自在に境界を超える筆致が織りなす待望の随想集。 装画:つくみず 装丁:名久井直子
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【新刊】『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』宮崎智之(サイン本)
¥968
文庫並製/272ページ/サイン本 注目の文芸評論家、エッセイストによる等身大の言葉で日常を鮮やかに描いた文章集。増補を加えて待望の文庫化。解説 山本貴光・吉川浩満。 【宮崎智之さんからメッセージいただきました!】 ちくま文庫版には、三篇からなる新章を加えました。「寂しさ論」を軸に、『平熱のまま、この世界に熱狂したい』の視点や考え方を深化させています。僕の「初期代表作」とも呼べる大切な一冊になりました。ぜひ、お手に取って、いっときの凪のなかに身を置いていただき、「この世界も、あながち悪いものではない」と一緒に笑い合えたなら幸いです。
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【新刊】『花火と残響』ササキアイ
¥1,870
SOLD OUT
B6変形判/144ページ === 予定通りに上手くいかなかった思い出ほど振り返ったときになんだか愛しかったりして、そういう微妙な心のさじ加減はまだAIなんかに悟らせるものか、と思ってしまう。 (「その思い出、私にくれない?」より) === 誰にだって、“特別じゃないのに忘れられない夜”がある――。 作家・燃え殻、こだま 絶賛!! 大人になってしまったあなたへ送る、人生の軌跡をほの明るく照らす26編。 「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。 (装丁:飯村大樹、装画:原倫子) ---------------------- 【応援・推薦コメントが続々届いています!】 アイさんとおしゃべりしているような気分。 「それでここだけの話さ」って。(燃え殻/作家) 日々の営みや淡い思い出をそっと闇夜に打ち上げるような、綴る悦びに満ちている。(こだま/作家) 自分は何者にもなれなかったと言う人が、こんなにも美しく乾いた文章を書いた。それは彼女が日々を大切に生きてきた証だ。(爪切男/作家) 記憶の中の忘れ物をふいに届けてもらえたような感動。すべてのエピソードをドラマ化したくなりました。(佐藤佐吉/映画監督) スマホはないしニトリもない。何者でもない。そんな何かが満ち足りなかったあの頃をかくも輝かせて見せるのだ。記憶を背負って生きる人間の本能と、日々の生活で磨かれた才能を見た。(高石智一/編集者) ちょっと切なくて、懐かしくて、愛おしい日々。 その残響が、きっと読む人の過去も未来も花火のように照らしてくれる。 心に染みる、ちいさなお守りのようなエッセイたち。(鈴木永一/本屋イトマイ 店主) 人生はいいものなのかもしれないな。 アイさんの本を読んでいたら、なぜかほっとして涙が出た。(渡辺愛知/雑貨と本gururi 店主) 34年間住んだ東京を離れて九州に戻ったのに、こんなことを書かれるとまた青春したくなって帰りたくなるじゃん!(神田裕/本と羊 店主) あなたの声は消えてしまっても、その響きはわたしの中に残り続けてる。 ササキさんの言葉で、思い出した。(熊谷充紘/twililight 店主) まだ見ぬこれからに不安を添加して想いを馳せるのもいいが、過去をゆったり振り返ることにより、未来に想いを馳せることもできる。毎日がかけがえのないものだ、そんな気持ちになる一冊。(中川和彦/スタンダードブックストア 店主) ----------------------
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【新刊】『『百年の孤独』を代わりに読む』友田とん(文庫版)サイン本
¥1,298
文庫判/360ページ/サイン本 脱線につぐ脱線、なのに気づけば……。ガブリエル・ガルシア=マルケスの魔法が生んだ、驚異の読書エッセイ。 “あの名作を読みたいのに挫折してしまった読書人全員にとって、これは希望の書です!!”――三宅香帆(書評家) “小説を読むことは「小説を読む時間を生きる」こと。その奇跡がここで起きている。自分の人生の経験や記憶や今ある日常やそれらいろいろが、『百年の孤独』とコラボして徘徊を始める”――保坂和志(作家) ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を、読者であるあなたの代わりに「私」は読む。ところがつい話が横道に逸れて脱線してしまう。『それでも家を買いました』、ドリフターズのコント、『スタンド・バイ・ミー』、ドラゴンクエストⅢ、ミスタードーナツ、消息不明のA子……様々な記憶がマコンドの出来事と混ざり合い、「私」は「読む」ことの正体に近づいていく。驚異の自主制作本が、待望の文庫化! (版元サイトより)
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【新刊】『新版 読書のおとも』編著・岸波龍
¥1,000
SOLD OUT
サイズ:A4/ページ:58 海乃凧「読書する身体のための調律」 二見さわや歌「読書のおともにオカメサブレ」 奈良原生織「濃度/Nord」 岸波龍「マッチウォーター」 柿内正午「読書の感覚」
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【新刊】『随風01』(サイン本/誰のサインが届くかはランダム)
¥1,980
A5判/140ページ/サイン本(誰のサインが届くかはランダムです) 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 『随風』01 目次 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一
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【新刊】『橋本治「再読」ノート』仲俣暁生
¥1,540
B6判並製/80ページ/サイン本 2019年に惜しくも世を去った小説家、橋本治の中期から後期の評論的エッセイを軸に読み解き、彼の「思想」に迫る試論です。「再読」の対象としたのは『浮上せよと活字は言う』、『江戸にフランス革命を!』、『ぼくたちの近代史』、『宗教なんて怖くない!』、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』、『小林秀雄の恵み』など。
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【新刊】『質的社会調査の方法 他者の合理性の理解社会学』岸政彦、石岡丈昇、丸山里美(サイン本)
¥2,090
A5判/263ページ/岸政彦さんのサイン入り 「他者を理解する」とは,どのようなことなのだろう。社会調査がますます重要視されるなか,第一線で活躍する研究者が手の内をすべて明かし,質的調査の醍醐味を伝える。初学者から一般読者まで,読みながら熱気とおもしろさを体感できる,新しい教科書。
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【新刊】『銀河マリーゴールドシネマ』荒河踊(サイン本)
¥3,300
SOLD OUT
A5横判・函入/248ページ/サイン本 映画や映画館が存在しない世界で不思議な力に導かれて古い〈映画館〉とめぐりあった少年 のような青年が孤独に映画館を守っている老館長と交流するうちに、映画の魅力を知り、い つしか映画をとおして自分がこの世界に存在する理由に気づきいていきます。 館長が選んだ100作品の映画を観終わった時、主人公の青年は何を思うのか。
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【新刊】『訳者あとがき選集』越前敏弥(サイン本)
¥1,540
B5形判/131ページ 「この本では、わたしが文芸翻訳の仕事をはじめてから現在までに書いた「訳者あとがき」のうち、計二十一作品のものを選び、刊行順に並べた。選出にあたっては、ひとりの作家について一作品を原則とし、ジャンルや作品のタイプがなるべく異なるものを集めることを心がけた。それぞれのあとがきの末尾には、その作品や作者にまつわる後日談やちょっとした裏話などを追記している。 それぞれが独立した内容なので、順番に読む必要はないが、時代順にながめていくと、文芸翻訳者の仕事や日常、さらには、ひょっとしたらこの四半世紀の翻訳出版の歴史の一端が見えてくるかもしれない。」(版元サイトより)
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【新刊】『翻訳百景ふたたび』越前敏弥(サイン本)
¥1,540
B6判/140ページ/サイン本 『翻訳百景』(越前 敏弥 著 角川新書 2016年)の続編。 第1章 その後のダン・ブラウン翻訳秘話 『インフェルノ』文庫版&『翻訳百景』刊行記念公開対談 『オリジン』とダン・ブラウン来日 次作はまだ? 第2章 エラリー・クイーンは永久に不滅です 怒濤の16作 苦闘の5作 エラリー・クイーン長編作品リスト 第3章 読書会トラベラーの軌跡 全国翻訳ミステリー読書会の思い出 オンラインに変わっても 第4章 語学・翻訳・学ぶこと 文芸翻訳の基本と実践 翻訳出版の企画を立てるには シリーズ存続のために 英語と日本語のはざまで 翻訳で深める英文理解 知は力なり 「場を作る」ということ あとがき 初出一覧
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【新刊】『Something-Good』オルタナ旧市街
¥660
B6判/38ページ 「やたらキラキラした本になりましたが、中身はいつも通り歯医者や墓参りやキムタクの話など、瑣末でどうでもよいことばかりです。あなたの話も聞かせてください。」(オルタナ旧市街さんのXより)
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【新刊】『こころはひとりぼっち』植本一子(サイン本)
¥1,000
B6変形/134ページ 最後に会って3カ月 別れの手紙から1カ月が経った パートナーとの関係を解消してからの数カ月の日記 友人・碇雪恵による寄稿も 目次 8月1日〜8月10日 毎日さびしい。毎日つらい。 9月11日〜9月20日 今はひとりでいることに挑戦しているのだ。 10月20日 誰かひとりでも、いてくれたらいいのだけど。 寄稿 ひとりぼっちじゃない 碇雪恵
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【新刊】『口の立つやつが勝つってことでいいのか』頭木弘樹
¥1,980
四六判/272ページ 思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。 どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友人、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生……。弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。
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【新刊】『女に聞け』宮尾節子
¥1,980
四六判/142P/サイン本 2014年初頭。突然、ネット上で一篇の詩「明日戦争がはじまる」が爆発的に拡散し、詩の検索ヒット数は1200万件を弾き出した。この詩で一世を風靡した宮尾節子は、その後も普段着のままで、「明日の詩集」を模索。このほど、クラウドファンディングの応援を得て、新刊詩集、『女に聞け』をここに出版。女、戦争、暮らし、宮尾節子の明日の詩53篇! 宮尾節子(みやお せつこ) 高知県出身。飯能市在住。2014年SNSで公開した詩『明日戦争がはじまる』の爆発的な拡散で各種メディアで話題になる。既刊詩集『くじらの日』『かぐや姫の開封』『妖精戦争』『ドストエフスキーの青空』『恋文病』『明日戦争がはじまる』『宮尾節子アンソロジー明日戦争がはじまる』。第10回ラ・メール賞を受賞。*キャンプファイヤー・クラウドファンディング(宮尾節子 明日の詩集出版プロジェクト)の成功により本詩集を上梓。