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【新刊】「窓/埋葬」著:平野明/原作:横田創(Wサイン本)
¥1,100
<新刊>「窓/埋葬」著:平野明/原作:横田創(発行:双子のライオン堂) <基本情報> 書名:窓/埋葬 著者:平野明 原作:横田創(『埋葬』早川書房・2010年) 挿画:飯田千晶 校正:矢木月菜 ブックデザイン:中村圭佑 発売日:2023年4月15日(同年3/31〜4/2の上演時に先行発売) 価格:1000円+税 判型:B6判、並製、ソフトカバー ページ:72頁 ISBN:9784910144092 発行元:双子のライオン堂出版部 <概要> 双子のライオン堂は、平野明/横田創『窓/埋葬』を刊行します。本作は、2010年に早川書房から「想像力の文学」シリーズとして刊行された横田創『埋葬』の舞台化のために書かれた戯曲です。ぜひ、約10年を経て生まれたあたらしい『埋葬』をお楽しみください。 ■ 『埋葬』を読んだことがないひとはこの『埋葬』から読んでください。『埋葬』を読んだことがあるひとはこの『埋葬』をあたらしい、まだ読んだことのない『埋葬』だと思って読んでください(2023年03月04日 横田創) <著者> 平野明(ひらの・めい) 舞台作家。青森県出身。1997年生まれ。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。在学中(2017年)に手手(元・夜のピクニック)を結成し、劇作をし始める(『ショートケーキと往復書簡[2018]』『シアノタイプ[2019]』『まぶたのルート[2020]』『髪の島[2021]』など)。2023年『窓/埋葬』を執筆する。本書は初の著書である。 手手 公式サイト https://twitter.com/teteotetetetote <原作者> 横田創(よこた・はじめ) 作家。埼玉県出身。1970年生まれ。早稲田大学教育学部中退。演劇の脚本を書くかたわら小説の執筆を始め、2000年『(世界記録)』で第43回群像新人文学賞を受賞。2002年『裸のカフェ』で第15回三島由紀夫賞候補となる。著書に『(世界記録)』『裸のカフェ』(以上講談社)『埋葬』(早川書房)『落としもの』(書肆汽水域)がある。読書会や書籍の販売・発行を通じて読者の自由を追求する小さな書店「双子のライオン堂(東京・赤坂)」から短編小説を無料で配布・配信するプロジェクト『わたしを見つけて』を進行中。 『わたしを見つけて』公式サイト http://findme.liondo.jp/
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【新刊】『有と無 見え方の違いで対立する二つの世界観』細谷 功
¥1,980
四六判型/168ページ 「ある型」の思考回路は、「あるもの」に目を向ける。 「ない型」の思考回路は、「ないもの」も視野に入れる。 その両者の圧倒的ギャップが世の中を動かしている。 そのメカニズムとは? 私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく二つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考がある。この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしている……と著者は説きます。 本書では、「世の中そう簡単に二択で表現できるものではない」という疑問にも丁寧に答えながら、「二つの思考回路」が織りなすギャップや衝突のメカニズムをひも解きます。そこからは、私たちが世の中の事象に対して抱くモヤモヤ感を晴らすヒントが見えてきます。
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【新刊】『愛するということ』エーリッヒ・フロム
¥2,200
四六判型/212ページ 私たち現代人は、愛に餓えつつも、現実にはエネルギーの大半を、成功、名誉、金、権力といった目標のために費やし、愛する技術を学ぼうとはしない。 愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
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【新刊】『ルソー エミール』永見文雄
¥2,200
四六判/384ページ 自然に拠って「人間の理論」の構築を目指した、”人間研究の書”! 架空の少年「エミール」の誕生から結婚までのおよそ25年間の成長を小説の形式で記す。教育学の古典であり、教育の場面にとどまらない人間学そのものを著した不朽の名作。ルソーが先行する作品群で示した哲学・思想を綜合した、生涯の思索の頂点に立つ作品。ドラマチックでわかりやすい新訳による抜粋と、懇切ていねいな解説で、物語としても通読しながら作品の思想の背景や流れを学び、本文に親しめる入門書。 【目次】 はじめに 人と作品 『エミール』 序文 第一編 乳児期(誕生-一歳) 第二編 幼児期(一歳-十二歳) 第三編 少年期(十二歳-十五歳) 第四編 青春期(十五歳-二十歳) 第五編 思春期(二十歳-二十五歳) コラム1 ヴァンセンヌのイリュミナシオンと人間の本源的善性 コラム2 ルソーの「子捨て事件」 コラム3 モンモランシーのプチ・シャトーで『エミール』を執筆 コラム4 『テレマックの冒険』 コラム5 どこに住むかの問題 参考文献 ルソー著作関連年表
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【新刊】『文学問題(F+f)+』山本貴光
¥3,960
四六判/589ページ 夏目漱石「文学論」を現代語訳+解説で完全読解。文学の定義「F+f」を古今東西の文学を読み解く道具として再生。多様な学術領域と連関し「来たるべき「文学論」」としてヴァージョンアップ。「文学とは何か?」を理解するための文学問題集。
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【新刊】『おどるでく』室井光広
¥1,320
室井光広とは誰だったのか? 誰でもない。宇宙を吹き渡るコトバの元気(げんき)、天籟(てんらい)だった。 ――辻原登 こんな凄い小説が書かれていたことに驚きました。 生きる悲しみが言葉の奥底に繋がっていることを知りました。 貪るように読みました。 ――町田康 カフカ、ボルヘス、ジョイスといった先達を読み/書くことを通して、日本という「辺境」から世界文学の最前線へ。詩と小説と批評の三位一体を追求した現代文学最高の精華が、ここに再生する――。 表題作は第111回芥川賞(1994)を受賞しながらも、その余りに独特な内容と形態によって「はたしてこれは小説なのか?」と賛否両論を巻き起こした伝説の傑作。そのほか、著者の故郷・南会津を舞台にした関連作を「猫又」サーガとして初集成/初文庫化。 古今東西の博識を呼び込み、「言語」と「小説」そのものの謎を探究する室井光広の目眩くテクストによって、日本語文学は何を目指し、何を実現したのか。 遺作『エセ物語』へのイントロダクションともなる、まさに「室井入門」として最適な一冊。 今こそ、時代は室井光広に追いつくことができるか――? 【目次】 [本編] 猫又拾遺(1991) あんにゃ(1992) かなしがりや(1993) おどるでく(1994) 大字哀野(1994) 和らげ(1996)(初書籍化作品) [巻末資料] 単行本版あとがき(1994) 万葉仮名を論じて『フィネガンズ・ウェイク』に及ぶ(1994) インタビュー 室井光広氏と語る(1995) 巻末エッセイ=多和田葉子「海に向かえ山に向かえ言葉に向かえ」 解題=川口好美 《あらゆる翻訳は最終的に原作の行間にただようおどるでくを読者の心底にうつすことを目的とするといっていいだろう。そのうつし方は、病気をうつすようにしてなされる。私は再度キリシタン版の中にうつし方の現場をさがしにゆく。おどるでくをうつされるのを好む人は何よりも「写す」行為をいやがらないと露文氏はいっている。》――表題作より 〈基本情報〉 サイズ:文庫 ページ:416頁
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【新刊】『戦争2015』
¥1,980
A5/224ページ 戦後70年、戦争とは何か。戦後の問いを総括し、現在の戦争を根底から問い直す。書き下ろし論集! 【執筆者】鵜飼哲、椹木野衣、若松英輔、山城むつみ、西谷修、田島正樹、橋本努ほか。
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【新刊】『モヤモヤの日々』宮崎智之(晶文社)※サイン本あり
¥2,640
日記文学の到達点! 私たちが過ごした“緊急事態の日常"を真空パック ――緊急事態宣言におののきながら、マスクに悩み、赤子をあやし、犬と遊び、朝顔を育て、断酒を続け、本を読み、原稿を書く……「徹底的な凡人」を自任するフリーライターが綴るコロナ禍下の日々。平日17時毎日更新で人気を博した連載エッセイ「モヤモヤの日々」(晶文社スクラップブック)全251回分を完全収録。 「自分にとっては切実だけど人から見たら割とどうでもいい事。そんな物事が渦巻く人間の頭の中味がそのまま書かれてありました。実は偉大な思想家の頭の中も九割はこんなことで占められているのではないかと思いました」(町田康さん) 「日々のささいなことに"いのち"を吹き込んでいく実践。コロナ禍で鈍った感性が活性化する、そんな言葉の数々。想像力も生き生きと、そして、もぞもぞと蠢き始めます。花、ダンゴムシ、犬、赤子、父親、福生――」(小川公代さん)
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【新刊】『「知らない」から始まる 10代の娘に聞く韓国文学のこと』(ま)& アサノタカオ
¥1,980
未知の世界を発見する喜びは、いつも知らないものたちの冒険心からはじまる。 サウダージ・ブックスの編集人で韓国文学ファンである父親が、K - POPが好きな10代の娘に話を聞いてみた。憧れのソウルを旅行したこと、韓国の小説を読んだこと。隣の国のカルチャーを追いかける親子の、少しミーハーで少しきまじめな証言を一冊に。インタビュー&エッセイによる韓国文学ガイド。 《作者のチョン・セランには、いまの韓国はそう簡単に幸せになることが許されない暗い時代だっていう考え方があって、暗ければ暗いほど、小さな希望に光を感じられるっていうことなんじゃないの? だから……ホ先生が通りすがりの子どもに運を分けてあげたいと思うちょっとしたエピソードにもあたたかい価値が生まれるんだと思う。》 ——(ま)「ホ先生が人生の最後に抱く幸福には、でも陰がある」本書より もくじ はじめに ——「知らない」からはじまる旅と読書 アサノタカオ Ⅰ インタビュー ま&アサノタカオ 「バンタン食堂」で会ったお姉さんは、とてもフレンドリーだった ——BTS聖地巡礼その他 1 距離みたいなものがなくなってメンバーが身近な存在に ——BTS聖地巡礼その他 2 この「むなしさ」は自分と同じ「世界線」にある ——チェ・ウニョン『ショウコの微笑』 ホ先生が人生の最後に抱く幸福には、でも陰がある ——チョン・セラン『フィフティ・ピープル』 思いを話したいと願うようになったから「ことば」が出てきた ——ファン・インスク『野良猫姫』 背負いきれないものを背負っている人たちが何かを封印して生きている ——キム・エラン『外は夏』 問題の原因は目に見えない感情や気持ち、人と人の関係にある ——チョン・セラン『保健室のアン・ウニョン先生』 非日常のあとの日常を普通に生きていく人を描くこと ——チョン・セラン『屋上で会いましょう』 Ⅱ エッセイ 心の矢印が、ぐっと朝鮮半島のほうに傾いた アサノタカオ 忘れられたものたち、忘れてはならないものたち ——ファン・ジョンウン『ディディの傘』 アサノタカオ わからない世界で自分を生きる ——チョン・セラン『声をあげます』 (ま) おわりに ——親子という境域(ボーダーランズ)で話を聞く アサノタカオ 著者紹介 (ま) 2004生まれ。高校生(執筆当時)。K - POPファン、韓国語を勉強中。 アサノタカオ 1975年生まれ。大学卒業後、2000年からブラジルに滞在し、日系移民の人類学的調査に従事。2009年よりサウダージ・ブックスの編集人をつとめながら、現在はフリーランスで編集と執筆の仕事をしている。著書に『読むことの風』(サウダージ・ブックス)、共著に『韓国文学ガイドブック』(黒あんず監修、Pヴァイン)。
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【新刊】『文学のプログラム』山城むつみ
¥1,540
文庫/ 日本イデオロギーの根柢を撃つ気鋭の挑戦 <書くこと>でいかに<戦争>と拮抗しうるのか――。小林秀雄、坂口安吾、保田與重郎の戦時下における著述を丹念に辿ることで、時局に追従する言説と彼らとの距離を明らかにし、保田の『万葉集の精神』を起点に、日本文を成立せしめた「訓読」というプログラムの分析へと遡行する。気鋭の批評家による<日本イデオロギー>の根底を撃つ画期的試み。群像新人文学賞受賞作を収めた第1評論集。 *山城むつみ 私が心底、驚いたのは、小林がただ「読む」ことだけで、いわばサシで、また丸腰でドストエフスキーの本文とわたり合っていたからだ。(略)どんなに高度な理論を参照している場合でも、ドストエフスキーをただ読む読み方で読み通すという原則を崩していなかった。これはあたりまえのことのようで実は容易なことではない。ただ読んで驚嘆したところを「書く」ためには尋常でない集中力と愛情で熟読を繰り返さねばならないからだ。(略)小林は尋常でない速度でドストエフスキーのテクストを歩いているのだ。驚嘆すべき脚力である。――<「著者から読者へ」より> *目次 小林批評のクリティカル・ポイント 戦争について 万葉集の「精神」について 文学のプログラム 参考資料 単行本あとがき 著者から読者へ (版元サイトより引用)
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【新刊】『小林秀雄とその戦争の時』山城むつみ
¥2,530
四六判/312ページ 自ら従軍記者を志願してまで、あの「戦争の時」に深く食い入り、『罪と罰』や『悪霊』の作家が触知せざるを得なかった「時代」への苦悶に、まざまざと感応した小林秀雄。――中原中也、保田與重郎、武田泰淳、等々の「補助線」を周到に引きつつ、文学の徒として「書く」ことの切実な「実存」を精緻に析出させてゆく長編論考(エセー)。(版元サイトより引用)
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【新刊】『文体の科学』山本貴光
¥2,090
四六変形/296ページ 文体は人なり――言葉のスタイルこそ思考のスタイルだ。文の長短や読む速度や媒体が、最適な文体を自ら選びとってゆく。古代ギリシャの哲学対話から、聖書、法律、科学の記述、数式、広告、コンピュータのプログラム、批評、文学、ツイッターまで。理と知と情が綾なす言葉と人との関係を徹底解読。電子時代の文章読本。
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【新刊】『マルジナリアでつかまえて』山本貴光
¥2,200
四六上製/ページ:315 人類は大きく二つに分かれる。本に書き込みをする者と、しない者に──。 書物界の魔人が世にあふれる“人と本との接触の痕跡=マルジナリア”を追う。余白の書き込みを見つけては考え、知る、新しい本の愉しみ。著名人から無名の筆遣い、プログラミングのコメントまで。読みやすいものから判読不明なものまで。広くて深いマルジナリアの大地を一緒に歩いてみませんか。カラー口絵には石井桃子、夏目漱石、高野長英、和辻哲郎、山本貴光の筆跡を収録。「本の雑誌」の人気連載書籍化第1弾。
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【新刊】『理不尽な進化』吉川浩満(サイン本)
¥1,210
SOLD OUT
文庫/448ページ/サイン本 進化論の面白さはどこにあるのか? 科学者の論争を整理し、俗説を覆し、進化論の核心をしめす。科学と人文知を切り結ぶ現代の名著。 解説 養老孟司 (版元サイトより引用)
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〈新刊・セット〉『世界の終わりの魔法使い 完全版1〜6』著:西島大介(駒草出版)
¥10,670
〈新刊・セット〉『世界の終わりの魔法使い 完全版1〜6』著:西島大介(駒草出版) サイズ:A5判 全6巻のセットです。 スペシャルセットは、小口全体にサインがあります。 *写真2枚目です。 *絵柄は全セット違います。選べません。
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【新刊】『LOST SCENES Shimokitazawa 2012 2017』仲俣暁生
¥1,650
B5・フルカラー・48ページ 編集者・文芸批評家の仲俣暁生さん個人作成のZINE。下北沢の移り変わりを撮影した写真集。
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<新刊>『街灯りとしての本屋』著:田中佳祐、竹田信弥(刊行:雷鳥社)
¥1,760
<新刊>『街灯りとしての本屋』著:田中佳祐、竹田信弥(刊行:雷鳥社) <基本情報> 著者:田中佳祐(構成:竹田信弥) 価格:1600円+税 発売日:2019年7月31日(初版第一刷発行) 判型:A5判並製 頁数:160ページ 発行:雷鳥社 <概要> 「あなたの街のある小さな本屋さんは、こんなにも面白い!」 本屋をはじめるには? 本屋を続けるには? 本に魅せられ、小さく小さくはじめた街の本屋11店舗の店主が、 具体的な事例を交えながら、これまで、そしてこれからのことを語ってくれます。 巻末には、開業までの流れ、物件の決め方、仕入れ、プロモーション方法、 参考資料などQ&Aでまとめたノウハウが満載。 本屋をはじめてみたい人、本屋が好きな人、読書が好きな人に向けた一冊です。 <掲載店舗> えほんやなずな(茨城・つくば) クラリスブックス(東京・下北沢) 敷島書房(山梨・甲斐) 書肆スーベニア(東京・向島) せんぱくBOOKBASE(千葉・松戸) ひなた文庫(熊本・阿蘇) 双子のライオン堂(東京・赤坂) Cat's Meow Books(東京・世田谷) H.A.Bookstore(東京・蔵前) Readin' Writin'(東京・田原町) SUNNY BOY BOOKS(東京・学芸大学) <著者> 田中 佳祐(たなか けいすけ) 本書執筆担当。東京生まれ。ライター。たくさんの本を読むために、2013年から書店等で読書会を企画。編集に『草獅子』『しししし 宮沢賢治特集』『しししし ドストエフスキー特集』(双子のライオン堂)。好きな作家は、ミゲル・デ・セルバンテス。 <構成> 竹田 信弥(たけだ しんや) 本書構成担当。東京生まれ。双子のライオン堂店主。文芸誌『しししし』発行人兼編集長。共著に『これからの本屋』(書誌汽水域)、『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)など。好きな作家は、J・D・サリンジャー。
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【新刊】『アンソロジスト vol.7』田端書店
¥1,100
SOLD OUT
A5/52ページ 【特集】山川方夫を大いに語る 横田創×竹田信弥 〈対談〉他人の中の他人としての自分 庵原高子 山川方夫 短篇ベスト9 柳沼雄太 知悉する不確かさ 【書下ろし短篇小説】 太田靖久 「水しか飲まない兄」 【短篇小説で一服】 山本アマネ 牧野信一『風媒結婚』 谷川嘉浩 ●PAエッセイ●創作のテーマを育てる ●特別寄稿● 大木志門 文豪とアンソロジスト 【新連載】 渡辺祐真 読書ハンセイ記 片上長閑 生活、日記、俳句 ●第一回〈アンソロジスト賞〉発表● 紺屋小町 そこを流れる川 太田靖久 選評および優秀賞発表
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【新刊】『あれはなんだったんだろう 其ノ貳』編者・平山亜佐子、吉川浩満
¥500
B6/ページ 前回の文学フリマ東京で初登場し、300分で300冊を売り切った伝説の同人誌、待望の第2弾。今回も、昔の話から最近の話まで、全108編で500円。 今思い出してもよくわからない謎の体験を語る あれはなんだったんだろう 其ノ貳 2024年5月19日 初版第1刷発行 編者 平山亜佐子 吉川浩満 編集・制作協力 上野華歩 川勢七輝
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【新刊】『鐘の鳴る夜は真実を隠す』著・田中佳祐、装画・石田スイ
¥1,210
サイズ:四六判 ページ:200ページ □■あなたは、嘘つき犯人を見破れるか? 謎解き×人狼×マーダーミステリー!■□ カーニバルの夜、事件は起こった。殺害されたMs.ターナーは、街唯一の大学・ノースベル大学の名誉ある学長だった。 容疑者は7人。物語の中で容疑者が語る[証言]には、たった一つだけ嘘が含まれているーー。 物語に散りばめられたヒントや情報を集めて、真犯人を捜し出せ! さぁ、あなたは嘘つき犯人を見破れるか!? ーーこの物語の主人公は、あなたである。 短編ミステリー小説を読んですべての謎を解き明かし、犯人を推理しよう! ・1話15分ほどでさくっと読める、8人のキャラクターそれぞれの視点の物語が8エピソード ・エピソードの最後には、注目すべき[証言]と、ヒントとなる[Tips]を収録 ・全エピソードの中に、たった一つだけ嘘の[証言]がある ・各エピソードで提示される[小さな謎]を解くと、嘘つき犯人捜しの手掛かりになる ・エンディング・解説は特別袋とじ仕様! 真犯人は開けるまでわからない ・巻末には、捜査に役立つ[マップ]&[推理シート]付き! 【著:田中佳祐】 ゲームクリエイター・小説家。マーダーミステリー、ボードゲームのプロデュース多数。 著書に『街灯りとしての本屋』(雷鳥社)、『読書会の教室』(晶文社)などがある。 【装画:石田スイ】 漫画家。2010年ヤングジャンプ月例第113回MANGAグランプリ準優秀賞。 代表作に『超人X』(となりのヤングジャンプ)『ジャックジャンヌ』(Nintendo Switch)『東京喰種トーキョーグール』(週刊ヤングジャンプ)などがある。 ■LIAR(ライアー)とは?■ 物語をたのしみながら、犯人捜しのドキドキとスリルを体験できる、新感覚ミステリーゲーム小説シリーズ
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【新刊】『取るに足らない大事なこと』加藤大雅、星野文月、神岡真拓
¥2,200
新書変形/150ページ 東京から地方へ移り住んだ加藤大雅、星野文月、神岡真拓、3人によるそれぞれの地で感じたこと。
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【新刊】『ボーダー 移民と難民』佐々涼子
¥1,980
版元:集英社インターナショナル サイズ;四六判 ページ:272頁 ウクライナ難民で始まった話ではない。 ミャンマー、スリランカ、イラン、アフガニスタン、そしてアフリカの国々から……。 命からがら、日本にたどり着いた人たちを、 私たちは、どう受け入れてきたのか? 『エンド・オブ・ライフ』でYahoo!ニュース|本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞を受賞した佐々涼子の受賞後第一作。 かつて日本語教師として在留外国人と接してきた作家が、人間の心の奥に潜むボーダー(境界)に迫る。 ウィシュマさん死亡事件で一躍注目を浴びた日本の入管・難民問題を、独自の視点で追ったノンフィクション。 難民の受け入れ、入管の改善のために四半世紀にわたり闘い続ける「難民弁護士」児玉晃一。 その奮闘の日々を、現在入管に収監されている在留外国人の取材とともに綴る。 構想から10年。ノンフィクションの旗手、佐々涼子の新たなるライフワーク。 (目次より抜粋) i 泣き虫弁護士、入管と闘う 私たちを助けてくれるの? 断末魔 囚われの異邦人 馬でもロバでも アフガニスタンから来た青年 国会前の攻防 ii 彼らは日本を目指した サバイバル・ジャパニーズ 看取りの韓国人 フィリピンの卵 ハノイの夜 赤い花咲く頃 iii 難民たちのサンクチュアリ クリスマスイブの仮放免者 リヴィのカレー 人の中へ 佐々涼子(ささ りょうこ) ノンフィクション作家。1968年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。日本語教師を経てフリーライターに。2012年、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で第10回開高健ノンフィクション賞を受賞。2014年に上梓した『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』(早川書房)は、紀伊國屋書店キノベス第1位、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR第1位、新風賞特別賞など9冠。2020年の『エンド・オブ・ライフ』(集英社インターナショナル)は、Yahoo!ニュース|本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞に輝いた。『エンジェルフライト』は、米倉涼子主演で連続ドラマ化、2023年春にアマゾンプライムビデオで配信予定。
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【新刊】『口の立つやつが勝つってことでいいのか』頭木弘樹
¥1,980
サイズ:四六判 ページ:272 <概要> 思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。 どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友人、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生……。弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。
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【新刊】『文学は“人間学”だ。』佐藤 泰正・山城 むつみ
¥1,320
四六判/204ページ 人間という矛盾の塊は、どう救われていくのだろうか。それを突き詰めて表現する「文学」を語り尽くす、二つの渾身の講演録。 佐藤泰正 1917年山口県生まれ。近代日本文学研究者、梅光学院大学大学院客員教授。早稲田大学文学部卒。文学博士。梅光女学院大学教授を長く務め、副学長、学長を歴任。中原中也賞選考委員も辺見庸受賞の第16回まで務める。著書に「佐藤泰正著作集」(全12巻別巻1)翰林書房・第6巻『宮沢賢治論』(第7回宮沢賢治賞受賞)など 山城むつみ 1960年大阪府堺市生まれ。文芸評論家。東海大学文学部文芸創作学科教授。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。1992年「小林批評のクリティカル・ポイント」(『群像』6月号掲載)で第35回群像新人文学賞受賞。2010年『ドストエフスキー』にて第65回毎日出版文化賞を受賞