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【新刊】『内田樹の時代』荒木優太

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新書判/全82ページ

オレたちが愛した内田樹はどこへいってしまったのか…。フェミニズムの歴史的使命の終焉を宣言し、古だぬきは戦争を語らないとクールにさとしていた「ためらい」の倫理学者はもう死んだ。その画期を、死者を政治的に利用する「存在論の語法」が全面化した東日本大震災以降にさだめ、これを記録するいっこのドキュメントとして同時代的文章群を編集した。忘却の倫理のために。

【目次】
序 かつて時代は内田樹のものだった
[エッセイ]記憶の風化
[書評]動物と天皇
[映画評]死者の国の(リ)メンバー
[文芸時評]レヴィナス三部作ついに完結
[文芸時評]小泉義之では内田樹に勝てなかった
[文芸時評]相互性と片務性
あとがき

◎言及した作品
演劇集団キャラメルボックス『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』/田上孝一『環境と動物の倫理』/ディズニー&ピクサー『リメンバー・ミー』/いとうせいこう『想像ラジオ』/プルースト『失われた時を求めて』/小田嶋隆『東京四次元紀行』/友田とん『代わりに読む人』〇号/上田岳弘『ICO』/杉本裕孝『グッバイ、メルティ』/古川真人『ギフトライフ』/尾久守侑『天気予報士エミリ』/小泉義之『弔いの哲学』/中村文則『列』/絲山秋子『神と提灯行列』/水原涼『誤字のない手紙』/足立陽『プロミネンス☆ナウ!』/鳥山まこと『あるもの』/吉村萬壱『木星人ゆき子』/木村友祐『殺しの時代における都市型狩猟の時代』/鳥トマト『漫画でイけ』/奥野紗世子『この人の知らない戦争』/佐倉ユミ『ケセルの城』/武塙麻衣子『春の波』/芝夏子『でも、やっぱり、おめでとう』など

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