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<新刊>『Forget it Not』阿部大樹(作品社)
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<新刊>『Forget it Not』阿部大樹(作品社)
四六版
208ページ
【内容】
精神科医で翻訳家。
二つの筆致による初めての論文/エッセイ集。
エッセイなど11篇+各篇への書き下ろし「あとがき」
忘れてしまったら記録もされず消えていくばかりのことが案外あるもので、せめていつか思い出せるようにとこれまで文章を書いてきました。
──「はじめに」より
【内容目次】
はじめに
妄想のもつ意味
八丈島にて
スキゾフレノジェニック・マザー
戦時下の松沢病院
登戸刺傷事件についての覚書き
『もう死んでいる十二人の女たちと』/『不安――ペナルティキックを受けるゴールキーパーの…』
ペンをとった理由
『精神病理学私記』について
対談:ゴンサロ・M・タヴァレス 小説『エルサレム』をめぐって
その警官、友人につき
アメリカと祖父のシベリア
おわりに
【著者略歴】
阿部大樹(あべ・だいじゅ)
1990年新潟県柏崎市生まれ。2014年に新潟大学医学部を卒業後、松沢病院、川崎市立多摩病院等に勤務する。訳書にH・S・サリヴァン『精神病理学私記』(須貝秀平と共訳、第6 回日本翻訳大賞)、『個性という幻想』、R・ベネディクト『レイシズム』、H・S・ペリー『ヒッピーのはじまり』。著書に『翻訳目録』。
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