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【新刊】『私が諸島である』

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四六判/343p

西洋列強による植民地支配が行われたカリブ海の国々をそれぞれ孤立したものとしてではなく、ひとつの世界として認識し、その独自の思想を体系化する画期的著作。

目次
序章 冒険の季節
第1章 ひとつの世界としてのカリブ海
第2章 1492を越えて、人間であること 解呪の詩学
第3章 カリブ海を定義する者へ 存在論的不純性
第4章 神話とカリブ海 悲しくも希望に満ちた叙事詩
第5章 出会いを押し進めるために 相互歓待
第6章 カリブ海の社会モデル論 プランテーション、多元、クレオール
第7章 環カリブ海的経験のクレオライゼーション この海の下で、我々は手を取り合う
第8章 カリブ海によるクレオール的時政学 海が歴史である
第9章 ミサイルとカプセル 円環性の実践としての弁潮法

第11章 カリブ海のポストモダンの地平 カリビアン・カオス(前編)
第12章 カリブ海のポストモダンの地平 カリビアン・カオス(後編)
第13章 押し付けられた言語は誰の存在の家か 私‐像を描く言語
第14章 クレオール礼賛の裏で カリビアン・フェミニズム
第15章 クレオールの精神 カリビアン・クィア・スタディーズ

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