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【新刊】『ヴァイキングの暮らしと文化』

¥3,300 税込

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四六判/ 334ページ
『ヴィンランド・サガ』作者・幸村誠先生ご推薦!
「生きる力に長けた人々」としての姿を見る

北欧の海賊という間違ったイメージではなく、洗練された芸術や文学をもち高度な技術をそなえた人々の、ありのままの姿を明らかにする。

「角のついた兜をかぶった北欧の海賊」という、誤りを含んだ偏ったイメージで語られてきたヴァイキング。実際には兜に角はなく、平時には商人であり農民だった。そもそも「ヴィーキング(ヴァイキング)」という言葉の語源は、海賊ではなく、商業地を点々としながら活動する商人そのものを意味している。北欧のみならず、イギリス・フランス・イタリア・ギリシア・ロシア史に大きな影響を与えてきた彼らは、どんな人々だったのか。
彼らの芸術は、象徴的な抽象主義と純粋な現実主義との中間にあり、機能性と美とを同時にかねそなえた、いわば実用的理想の域にまで達していた。ヴァイキングの精神・物質生活はひとつの文化であるだけでなく、西欧のキリスト教文明に匹敵するひとつの文明である。
本書は、ルーン学、サガや詩などの史料を駆使し、ヴァイキングの陸上や船上での日常生活や年中行事の、物質的側面のみならず精神生活をも幅広く扱い、「家族」を中心とした社会を組織したその豊かで高い文化全般を詳説する。

[目次]
序章
第一章ヴァイキングとは何か
第二章史料
第三章ヴァイキング社会
第四章陸上での日常
住居/衣服/ヴァイキングの一年/飲食/陸上の移動
第五章船の生活
第六章たいせつな日々
人生の記念日/一年の行事
第七章知的生活
屋外の運動/知的な楽しみ
おわりに
解説(熊野聰)
訳者あとがき

原註
用語解説
著者の主著一覧
参考文献

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