-
【新刊】『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』大前粟生
¥1,760
四六判/ページ 僕もみんなみたいに恋愛を楽しめたらいいのに。大学二年生の七森は“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がれるのかな? ポップで繊細な感性光る小説4篇。 恋愛を楽しめないの、僕だけ? "男らしさ""女らしさ"のノリが苦手な大学二年生の七森。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。 ジェンダー文学の新星! 鋭敏な感性光る小説4篇を収録。
-
<新刊>『貝楼諸島より』
¥1,650
SOLD OUT
<新刊>『貝楼諸島より』 <概要> 架空の島々を舞台にした「島アンソロジー」。 『貝楼諸島より』では、不思議な島々での人々の暮らしや歴史、伝承などにまつわる作品を集成。 B6判/264ページ 発行=犬と街灯 協賛=VGプラス合同会社 定価1500円+税 【執筆者】 こい瀬伊音、めろんそーだ、虫太、和倉稜、松樹凛、糸川乃衣、亜済公、紅坂紫、サトウジン、古月玲、エハガキ華、笹帽子、探偵とホットケーキ、Redvelvetcake、うっかり、貞久萬、星野いのり、北野勇作、磯崎愛、玄川透、野咲タラ、阿蒙瞭、鵜川龍史、Yoh クモハ、うさうらら、化野夕陽、水嶋いみず、3月クララ、齋藤優、児島成、一福千遥、久乙矢、松尾模糊
-
<新刊>『貝楼諸島へ』
¥1,650
<新刊>『貝楼諸島へ』 架空の島々を舞台にした「島アンソロジー」。 『貝楼諸島へ』は、日常から異界へと足を踏み入れる不思議な旅の作品を中心に集成。 B6判/262ページ 発行=犬と街灯 協賛=VGプラス合同会社 定価1500円+税 【執筆者】 柳川麻衣、吉美駿一郎、UNI、おだやか希穏、田中目八、鞍馬アリス、f3hito、関元聡、千住のり子、紺堂カヤ、中務滝盛、瀬戸千歳、カミヤマ ショウキ、苦草堅一、暴力と破滅の運び手、泥酔侍、岸波龍、岸辺路久、佐々木海月、正井、いんすら、山崎朝日、小西真由、小田垣有輝、新士悟、谷脇栗太、泉由良、穂崎円、坂崎かおる、佐々木倫、奈良原生織、オカワダアキナ、伊藤螺子、稲田一声
-
【新刊】『鬱の本』点滅社
¥1,980
サイズ:B6変形判 ページ:195頁 <概要> 目次 「鬱」ベースの社会に (青木真兵) 怪談という窓 (青木海青子) 犬に限らず (安達茉莉子) にぐるまひいて (荒木健太) 世界の色 (飯島誠) 形を持った灯りを撫でる (池田彩乃) 棚からぼたもち落ちてこい (石井あらた) ブランコ (市村柚芽) 憂鬱と幸福 (海猫沢めろん) 世界の最悪さを確認する喜び (大谷崇) 人と共感できず、なにしろもがいていた頃の話 (大塚久生) 椎名誠『僕は眠れない』 (大槻ケンヂ) 高校時代 (大橋裕之) ウツのときでも読める本 (大原扁理) 低迷期の友 (荻原魚雷) 多摩川で石を拾おうとした (落合加依子) ポジティブ。 (柿木将平) 布団からの便り (梶本時代) 『金髪の草原』の「記憶年表」 (頭木弘樹) やらない勇気 (勝山実) 天窓から光 (上篠翔) 生れてくるという鬱 (切通理作) 「できない」自分との付き合い方 (こだま) 深い深い水たまり (小見山転子) 我輩はゴムである (ゴム製のユウヤ) 鬱の本 (佐々木健太郎) 弱々しい朝 (笹田峻彰) 不良作家とAI (佐藤友哉) ある日、中途半端に終わる (左藤玲朗) 本は指差し確認 (篠田里香) ゆううつと私 (柴野琳々子) 中学生日記 (島田潤一郎) 俺は鬱病じゃない (下川リヲ) あの娘は雨女 (菅原海春) 旅 (杉作J太郎) 十九歳と四十七歳の地図 (鈴木太一) 悪意の手記を携えて (第二灯台守) 願い (髙橋麻也) 君も蝶 (髙橋涼馬) 静止した時間の中で (高村友也) Life Goes On (瀧波ユカリ) 鬱時の私の読書 (滝本竜彦) ちいさな救い (タダジュン) いのちの気配 (谷川俊太郎) 喘息と明るい窓 (丹治史彦) 毎日があるまでは (輝輔) とかげ (展翅零) 沈黙のオジオン (トナカイ) 大学をやめたい (鳥羽和久) 西村賢太という比類なき衝撃 (友川カズキ) 空の大きさと愛の切符 (友部正人) たたかれて たたかれて 鍛えられる本と人 (豊田道倫) 神経の尖った人の見る世界 (鳥さんの瞼) かけ算とわり算 (永井祐) 2023年4月 (七野ワビせん) 曖昧なものの博物館 (西崎憲) 戦友 (野口理恵) きこえる声で話してくれた (初谷むい) 言葉の声が案内してくれる (東直子) ゲーテをインストールする。 (Pippo) 脱法ドラッグ米粉 (姫乃たま) 何度もめくる、自分はここにいる (緋山重) 深夜のツタヤ (平野拓也) このバカ助が (pha) NHKにさよなら! (ふぉにまる) 鬱、憂鬱、10代、と言われ放出したレテパシー (古宮大志) 鬱は小説の始まり (増田みず子) ため息を深く深く深く深く……ついてそのまま永眠したい (枡野浩一) 人間の鬱 (町田康) 憂鬱な銀河 (マツ) それがかえって (松下育男) 夕に光 (miku maeda) あなたが起きるまで (みささぎ) ダメになって救われる――町田康のこと (水落利亜) うつのサーフィン (水野しず) 本が読めた日 (無) 蜘蛛と解放区 (森千咲) 俯きながら生きている (森野花菜) 喋らないヒロイン (山崎ナオコーラ) 悲観論者のライフハック (山﨑裕史) たぶん、不真面目なんだと思う (山下賢二) ぼくの精神薬 (屋良朝哉) なにかに抱かれて眠る日がある (湯島はじめ) 書籍情報 定価:1800円+税 発売日:2023年11月中旬発売 装丁・装画:平野拓也 編集協力:鷗来堂 印刷:中央精版印刷株式会社 判型:B6変形判 規格:上製丸背 あじろ ISBN:978-4-9912719-3-9 C0095
-
【新刊】『ひとり出版入門』宮後優子
¥2,420
四六判/ どうやって本をつくる? どうやって運営していく? ひとり出版ノウハウのすべて。 本の制作と販売、出版社登録、書誌情報登録、書店流通、在庫管理、翻訳出版、電子書籍、さまざまなひとり出版の運営についてまとめられています。 著者 宮後優子 装幀 守屋史世(ea) 編集 小林えみ、宮後優子 校正 牟田都子 印刷 藤原印刷 <目次> はじめに 1章 本のつくり方 本をつくるプロセス 1 企画を立てる 2 著者と打ち合わせする 3 企画書をつくる 4 原価計算をする 5 企画内容を確定する 6 台割とスケジュールをつくる 7 著者に原稿を依頼する 8 原稿整理をする 9 写真撮影や図版の手配をする 10 デザイナーに中ページのデザインを依頼する コラム:デザイナーの探し方 11 ISBNを割り振る 12 デザイナーに表紙のデザインを依頼する 13 束見本を発注する 14 用紙を確定して印刷代を計算する コラム:コストをおさえ美しい本をつくるコツ コラム:書店流通で避けたほうがいい造本 15 著者編集者が校正する 16 校正者が校正する コラム:校正者、翻訳者の探し方 17 文字や画像をDTP で修正する 18 定価を決めて注文書を作成する 19 受注して刷り部数を決める コラム:書店への訪問営業 20 書誌データを登録する 21 印刷所へ入稿する コラム:紙見本の入手方法 コラム:印刷所の選び方(おすすめ印刷所リスト) 22 色校をチェックする 23 色校を印刷所へ戻す(校了) 24 電子書籍を作成する(必要があれば) 25 刷り出しや見本をチェックする 26 制作関係者やプレスに見本を送付する 27 販促をする(イベント企画やプレスリリースの作成) 28 請求書をもらい支払い処理をする 29 書店で確認する 30 発売後の売れ行きを見ながら追加受注する コラム:売上の入金時期 コラム:直販サイトのつくり方 コラム:本の発送料をおさえるコツ コラム:倉庫のこと 番外編 翻訳出版 1 翻訳したい本の原書、PDFを入手する 2 原書出版社に版権の問い合わせをし、オファーする 3 版権取得可能なら、契約と支払いをする 4 翻訳書を制作し、原書出版社のチェックを受ける 5 翻訳書を出版する 2章 本の売り方 書店流通のために必要なこと 書店への配本の流れ 出版物の流通方法を決める 1 版元直販(直販サイト、イベントでの販売) 2 別の出版社のコードを借りる(コード貸し) 3 Amazonと直取引で売る(e 託) 4 書店と直取引で売る 5 トランスビューの取引代行で流通 6 中小取次経由で流通 7 大手取次経由で流通 電子書籍の流通 コラム:Book&Design の場合 コラム:図書館からの注文 3章 ひとり出版社の運営 ビーナイス 烏有書林 西日本出版社 よはく舎 ひだまり舎 コトニ社 みずき書林 Book&Design URLリスト、索引 参考文献 おわりに 宮後 優子 (ミヤゴ ユウコ) (著/文) 編集者。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、出版社勤務。1997年よりデザイン書の編集に従事。デザイン専門誌『デザインの現場』『Typography』の編集長を経て、2018年に個人出版社・ギャラリーBook&Design を設立。日本デザイン学会会員。共著『要点で学ぶ、ロゴの法則150』(BNN)。 https://book-design.jp/
-
【新刊】『長い読書 』 島田潤一郎
¥2,530
「本を読みなさい。 ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」 小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在まで。 吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する著者が、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ。 本に対する憧れと、こころの疲れ。ようやく薄い文庫本が読めた喜び。小説家から学んだ、長篇を読むコツ。やるせない感情を励ました文体の力。仕事仲間の愛読書に感じた、こころの震え。子育て中に幾度も開いた、大切な本…。 本について語る、あるいは論じるだけではなく、読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える、無二の散文集。 「ぼくは学校の帰りや仕事の帰り、本屋や図書館で本を眺め、実際に本を買い、本を読んだあとの自分を想像することで、未来にたいするぼんやりとした広がりを得た。」
-
【新刊】『口の立つやつが勝つってことでいいのか』頭木弘樹
¥1,980
サイズ:四六判 ページ:272 <概要> 思いをうまく言葉にできないほうが、当然なのだ。本当なのだ。 どうしても理路整然とは話せない知人、酔うと後悔ばかり話し出す友人、洗面台で流されかけている小虫、授業中に夫の死を語りつづける先生……。弱いものたちのなかにこそ、陰影のある物語は生まれてくる。『絶望名人カフカの人生論』で知られる文学紹介者による、初のエッセイ集。
-
【新刊】『銀河マリーゴールドシネマ』荒河踊
¥3,300
A5横判・函入/248ページ/サイン本 映画や映画館が存在しない世界で不思議な力に導かれて古い〈映画館〉とめぐりあった少年 のような青年が孤独に映画館を守っている老館長と交流するうちに、映画の魅力を知り、い つしか映画をとおして自分がこの世界に存在する理由に気づきいていきます。 館長が選んだ100作品の映画を観終わった時、主人公の青年は何を思うのか。
-
【新刊】『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』渡辺祐真(スケザネ)
¥1,980
四六判/324ページ/サイン本 本の魅力をわかりやすく伝える書評動画で人気のYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」。 その配信者である著者が、文学だけでなくマンガや映画まで幅広い「物語」へのあふれる愛を語りながら、より深く味わうための目のつけどころ=「カギ」をわかりやすく解説します。 小説・詩歌・マンガ・映画など幅広いジャンルを対象に、『走れメロス』、『アンナ・カレーニナ』といった名作文学から『呪術廻戦』(マンガ)、『ドライブ・マイ・カー』(映画)など近年の人気作まで、多種多様な作品をピックアップ。 それら具体例を紹介しながら紹介する「カギ」は、「語り手を信頼するな!(『日の名残り』)」、「比較・変遷をたどれ!(歌人・俵万智の作風の変化)」、「元ネタを探ろう(『ピーターパン』と『約束のネバーランド』)」など。 著者自身が物語の面白さに目覚めた経験談を交えながら、様々な角度から「物語」の楽しみ方を案内します。 ふだんあまり本を読まない人や、まだ読書に慣れていない中高生にこそ読んでもらいたい1冊です。 【目 次】 はじめに 序章 なんで物語を読むのか? 物語を味わうってどんなこと? 第一章 物語の基本的な仕組み 第二章 虫の視線で読んでみる 第三章 鳥の視点で読んでみる 第四章 理論を駆使してみる 第五章 能動的な読みの工夫 おわりに
-
【新刊】『適切な世界の適切ならざる私 』文月悠光
¥748
文庫/158ページ 「だから/おりてこいよ、ことば。」「されば、私は学校帰りに/月までとばなくてはならない。」―学校と自室の往復を、まるで世界の淵を歩くようなスリリングな冒険として掴みとってみせた当時十代の詩人のパンチラインの数々は「現代詩」を現代の詩としてみずみずしく再生させた。中原中也賞と丸山豊記念現代詩賞に輝く傑作詩集が待望の文庫化!
-
【新刊】『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス、訳:鼓直
¥3,080
四六判ハードカバー/492ページ 蜃気楼の村マコンドの草創、隆盛、衰退、そして廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の誰彼に受け継がれた孤独の運命は、絶望と希望、苦悩と悦楽、現実と幻想、死と生をことごとく呑み尽くし……。1967年に発表され、20世紀後半の世界文学を力強く牽引した怒濤の人間劇場が、今、再び幕を開ける。 (版元サイトより)
-
【新刊】『文学は“人間学”だ。』佐藤 泰正・山城 むつみ
¥1,320
四六判/204ページ 人間という矛盾の塊は、どう救われていくのだろうか。それを突き詰めて表現する「文学」を語り尽くす、二つの渾身の講演録。 佐藤泰正 1917年山口県生まれ。近代日本文学研究者、梅光学院大学大学院客員教授。早稲田大学文学部卒。文学博士。梅光女学院大学教授を長く務め、副学長、学長を歴任。中原中也賞選考委員も辺見庸受賞の第16回まで務める。著書に「佐藤泰正著作集」(全12巻別巻1)翰林書房・第6巻『宮沢賢治論』(第7回宮沢賢治賞受賞)など 山城むつみ 1960年大阪府堺市生まれ。文芸評論家。東海大学文学部文芸創作学科教授。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。1992年「小林批評のクリティカル・ポイント」(『群像』6月号掲載)で第35回群像新人文学賞受賞。2010年『ドストエフスキー』にて第65回毎日出版文化賞を受賞
-
【新刊】『不肖の娘でも』井川直子
¥2,200
【新刊】『不肖の娘でも』井川直子 サイズ: A5判 ページ:160頁 <概要> 「お母さんごめんね、娘は、私の人生を歩くよ」 東京で書き手になった娘と、認知症を患う秋田の母。介護さえできない娘は、母への文章を書こうと思った。書き終わると、そこにはひとりの女性の一生があり、その人に育てられた自分がいた――。心の片隅で母を想う、自称・不肖の娘や息子たちへ。この小さな話が、息継ぎのようになれたなら幸いです。 (公式サイトより) 〈目次〉 一 夏雲 二 友だち 三 いち日ひと笑い 四 役に立たない娘 五 白い鳥 六 営みの料理 七 あなたにしかできないこと 八 おやつ 九 生きてきた場所 十 最後に残るもの 〈著者プロフィール〉 井川直子 ikawa naoko 文筆業。秋田県出身。主に料理人、生産者、醸造家など、食と酒にまつわる「ひと」と「時代」をテーマに執筆。近著に『変わらない店 僕らが尊敬する昭和』(河出書房新社)、『昭和の店に惹かれる理由』『シェフを「つづける」ということ』(ともにミシマ社)。著書に『僕たち、こうして店をつくりました』『イタリアに行ってコックになる』(ともに柴田書店)など。現在、雑誌『dancyu』『料理通信』、ウェブサイト『dancyu web』、新聞『秋田魁新報』などで連載中。
-
【新刊】『平成の文学とはなんだったのか』重里徹也・助川幸逸郎
¥1,760
A5ソフトカバー/224ページ 平成文学の三十年を一望し、縦横無尽に語り尽くす。 昭和から活躍していた作家たち、また、平成になって頭角を現した作家たちが底力を発揮したのがこの三十年であった。彼ら、彼女らの小説は時代を映し、問いを提起する。わたしたち読者はそれをどう受け取ろうか。 著者はふたりとも息の長い読書を続けて来た。本書はそのふたりが自由闊達に語り合い、論じる喜びにあふれている。したがって、蓄積の成果を「教科書」のように体系化・系統立ててまとめてはいない。今回、10のテーマを立てて多角的に対談をしている。また、平成を代表すると思われた作品「十選」やコラムも別立てにしてある。こうして、いろいろな方向から作品と時代にライトを当てている。ところどころユニークな逸脱もあり、なにげないひと言に時代の真実がこもることもある。 なによりも楽しみながら読み進められて、一冊でも「ああ、この本読みたいな」と思える本が見つかるような、そういった愉快な本作りを著者ふたりは志した。その点、平成文学のやわらかいガイドブックにもなっている。 <平成文学「十選」> 重里徹也選 『羽根と翼』黒井千次 『海辺のカフカ』村上春樹 『博士の愛した数式』小川洋子 『半島を出よ』村上龍 『弱い神』小川国夫 『路(ルウ)』吉田修一 『冬の旅』辻原登 『還れぬ家』佐伯一麦 『土の記』高村薫 『ある男』平野啓一郎 助川幸逸郎選 『ねじまき鳥クロニクル』村上春樹 『聖耳』古井由吉 『博士の愛した数式』小川洋子 『蹴りたい背中』綿矢りさ 『ハーモニー』伊藤計劃 『ヘヴン』川上未映子 『マザーズ』金原ひとみ 『晩年様式集 イン・レイト・スタイル』大江健三郎 『薄情』絲山秋子 『流転の海』宮本輝
-
【新刊】『小さな出版社のつくり方』永江朗
¥1,760
四六判/240ページ ライフワークとして出版業界を見つめ続けてきた永江朗が、2000年以降に新しく創業された「小さな」出版社、11社の創業者12人にロングインタビューを敢行。右肩下がりの時代に、あえて「出版社をつくる」ことを選んだ彼らの素顔を描いた、渾身の書き下ろし! 硬直化した出版業界のなかでいつしか忘れていた「本」への気持ちを思い出させてくれる一冊。出版社のみならず、書店、取次など「本」を仕事として選んだすべての人たちにおすすめです。
-
【新刊】『カタコトのうわごと』多和田葉子
¥1,980
四六判/234ページ 言葉は穴だらけだ。日本語でも他の言葉でも、外から眺めてみると欠けている単語がたくさんあって、どうしてこんな穴あきチーズを使ってものを書くことができるのだろうと不思議になる。越境者の言葉。
-
【新刊】『山學ノオト』著:青木真兵、海青子
¥1,980
四六判変形/223ページ “自分としては、ただ生産性のない日々を生活しているだけなのです” 奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいの、道から離れその先の、川にかかる橋を渡った石碑の隣。ひっそりとたたずむ一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。 自宅を開放して図書館を運営する夫婦がその生活を綴った一年間の日記に、書き下ろしエッセイと、山地での生活を考察した草稿「研究ノオト」を追加収録。
-
【新刊】『質的社会調査の方法 他社の合理性の理解社会学』岸政彦、石岡丈昇、丸山里美(有斐閣)
¥2,090
A5判/263ページ 「他者を理解する」とは,どのようなことなのだろう。社会調査がますます重要視されるなか,第一線で活躍する研究者が手の内をすべて明かし,質的調査の醍醐味を伝える。初学者から一般読者まで,読みながら熱気とおもしろさを体感できる,新しい教科書。
-
【新刊・ZINE】『手品師10人に取材してみた あなたの40分をわたしにください』岡村真衣
¥2,200
A5判手製本/64ページ/サイン本 『手品師10人を取材してみた あなたの40分をわたしにください』は、今をときめく手品師10人を取材したものです。手品をはじめたきっかけやターニングポイント、演技をつくる上で気をつけていることなど創作のエピソードが盛りだくさん! 岩根祐樹 風希 Emma Ibuki SANTA SUZY ENTER HaLka ヤマギシルイ 森下洋平
-
【新刊】『水中で口笛』工藤玲音
¥1,870
四六判/208ページ 「くどうれいん」名義で『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』などのエッセイや小説作品『氷柱の声』など、作家として活躍する著者、待望の第一歌集。 天性のあかるさとポエジーをあわせ持つ歌の数々は、まるで光そのもののように読み手を照らし出す。16歳の時より書き続けてきた短歌作品から、厳選316首を収録。 〈収録短歌より〉 水中では懺悔も口笛もあぶく やまめのようにきみはふりむく ガーベラもダリアも花と呼ぶきみがコスモスだけはコスモスと呼ぶ 杏露酒と発声すれば美しい鳥呼ぶみたい おいでシンルチュ 噛めるひかり啜れるひかり飲めるひかり祈りのように盛岡冷麵 ハムカツをげんきに頼むハムカツをげんきに頼むわたしを頼む 無言でもいいよ、ずっと 東北に休符のような雪ふりつもる うどん茹でる わたしを褒めるひとびとを哀れに思う夕暮れもある またいつか狂うのかもね押し花になっていらない栞の四つ葉 ーーー 玲⾳さんの歌は、はばたく⼀⽻、⾛る⼀頭、 ゆらめく⼀尾、そしてそよぐ⼀⽊。ー⼩島ゆかり この歌集の読み⼼地を例えるなら、 ジェットコースターより銀河鉄道です。ー柴⽥聡⼦
-
【新刊】『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』北尾 修一
¥2,200
A5判/320ページ 本なんて誰だってつくれる。 だから、めちゃくちゃおもしろい。 ◆登場する編集者さん 大塚啓志郎さん『リュウジ式悪魔のレシピ』(リュウジ・著)担当 柿内芳文さん『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉・著)担当 金井弓子さん『わけあって絶滅しました。』(丸山貴史・著、今泉忠明・監修)担当 草下シンヤさん『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(國友公司・著)担当 篠田里香さん 新しい出版社「生きのびるブックス」立ち上げ 篠原一朗さん『はじめての』(島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都・著)担当 谷綾子さん『一日がしあわせになる朝ごはん』(小田真規子・料理 大野正人・文)担当
-
【新刊】『ずこうことばでこたえましょう』きだにやすのり
¥1,430
四六判変形/128頁 「えに したくなることって なんですか?」 「しっぱいを りよう できますか?」 「じぶんの えを どうかんじますか?」 「はんたいに すると なにが みえますか?」 「わくわく したのは なぜですか?」 ずこうをキーワードに、質問に答え、考えることで、自分の世界を広げる創作・発想のヒント集。 (きだにやすのり) 石川県出身。金沢美術工芸大学油絵科卒業。東京藝術大学大学院芸術学専攻修了。アートとコミュニケーションをテーマに、ユニークな美術教育を行っている。著書に『ずこうことばでかんがえる』(H.A.B)、『るいちゃんのけっこんしき:どもってもつたえたいこと』(学苑社)。共著の絵本に『いれてくやさーい』、『おしえてくやさーい』(ひかりのくに)、『どうろのおやくそくだもの』(あかね書房)などがある。
-
【新刊】『ずこうことばでかんがえる』きだにやすのり
¥1,430
四六判変形/128頁 「いろいろな ことを いわれて あたまでは わかっているけど なにを していいか わからないよ と いうことが あるとします。 そんな ときは この ほんに かいてある ずこうことばで かんがえて みてください。」 ずこうをキーワードに、時に固くなってしまった頭を、簡単な言葉で解きほぐす創作・発想のヒント集。新装版。 (きだにやすのり) 石川県出身。金沢美術工芸大学油絵科卒業。東京藝術大学大学院芸術学専攻修了。アートとコミュニケーションをテーマに、ユニークな美術教育を行っている。著書に『ずこうことばでこたえましょう』(H.A.B)、『るいちゃんのけっこんしき:どもってもつたえたいこと』(学苑社)。共著の絵本に『いれてくやさーい』、『おしえてくやさーい』(ひかりのくに)、『どうろのおやくそくだもの』(あかね書房)などがある。
-
【新刊】『橋本治「再読」ノート』仲俣暁生
¥1,540
B6判並製/80ページ/サイン本 2019年に惜しくも世を去った小説家、橋本治の中期から後期の評論的エッセイを軸に読み解き、彼の「思想」に迫る試論です。「再読」の対象としたのは『浮上せよと活字は言う』、『江戸にフランス革命を!』、『ぼくたちの近代史』、『宗教なんて怖くない!』、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』、『小林秀雄の恵み』など。