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【新刊】『失われた実家を求めて』飯村大樹

¥1,320 税込

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B6判/120ページ

この本は、私が「実家」というものについて振り返るために制作されました。そもそも私は自分の両親に対してあまり良い印象を持っておらず、自分が将来的に家族という形で関係性を作ることにもあまり前向きに考えられていませんでした。そんな折、両親が離婚することになり、その後すぐに父が再婚。色々あって戸籍を母方に移すことになり、私にとっての「実家」はなくなりました。

育った家の建物はあるものの、そこにはほとんど祖父母しか住んでおらず、盆正月には父と新しい妻が帰ってくる。だから、この家にはもう一生来ないだろうと思って去年の夏には残してあった荷物の確認作業をしました。私の実家だったものは、別の何かに形を変えていった。そういう感覚があります。

「家族」というものを素直に、肯定的に受け止められる人が羨ましく、そして私はその場所から随分と距離がありました。親とも疎遠で、正直あまり近づきたくない。そんな時にふと考えたのは、聞き手としての身体であれば、両親の前でも「いる」ことができるのではないかということです。
親とはあまり会いたくないのですが、それでも何か自分の中にあるものに向き合うためには一度話すことが必要だと感じていました。「話を聞かせてほしい」という形でオファーをすれば「実家」の正体に迫りつつ、インタビュアーという1つの役割によって防御した状態で親と話をすることができるのではないか。すごく勝手ですが、ハードルを下げないととてもじゃないけれど会おうとは思えません。

というわけで、できあがったのがこの本です。母・父・妹へのインタビューに加え、まえがきとエッセイを1本収録しています。

私が本を作るのは、人生を通して本を読むことによって救われてきたからです。少しおこがましいかもしれませんが、この本も誰かの助けになるといいなと願っています。
(飯村大樹さんのnoteより)

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