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【新刊】『版元番外地』下平尾直

¥3,080 税込

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四六判・上製/288ページ

オルタナ旧市街さん推薦!
(作家/随筆集『踊る幽霊』、小説集『お口に合いませんでした』等)
「ひょうひょうと無頼、偏屈だけどチャーミング。
永遠のおしゃべりから放たれる孤高のひかりに、
わたしはこの先も焦がれるだろう。」
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藤川明日香さん推薦!
(月と文社代表/元『日経WOMAN』編集長)
「偏屈、少数派、バカボンのパパ…を自認する下平尾さんの文章は、
「本当の孤独」への深い洞察と優しさにあふれている。」
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藤原辰史さん推薦!
(京都大学教授〔食農思想史〕)
「この出版社のせいだ。たくさんの重い問題と、取り組まなければならない。考えなければ安穏と暮らすことができるのに。」
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ひとり出版社〈共和国〉代表《下平尾 直》渾身の書き下ろし、初の単著!

「書物で世界をロマン化せよ!」ーー
2014年春、ひとりの失業編集者が、こんな理想を掲げて出版の世界に火をおこした。
社員なし! 事務所なし! なのに社名だけはむやみに大きい超零細出版社は、この転形期に何を夢みたのか? その行き着く先は?

共和国の創業記や出版・編集についての知見、そしてドストエフスキーやドイツ・ロマン派をはじめ影響を受けた文学論から、生まれ育った町の知られざる歴史、そして飲酒による失態にいたるまで、出版と本と人間についてのめくるめく世界観が饒舌に語られたユニークな書物の誕生!

目次
うしろから本を読む人のためにーーまえがきにかえて

Ⅰ 東久留米に出版社をつくるまで

 一、共和国事始めーー架空実録
 二、共和国は共和制の夢をみるかーー架空インタビュー
 三、原稿は遅れて本になり、本は遅れて読者に届くーー架空講義

Ⅱ 共和国の地層を掘る

 四、岸和田市春木の片隅から
  川沿いのリザヴェータ
  橋と墓
  幻の大安楽国
 五、東にはいつも何かある
 六、Within You Without You

Ⅲ 黄金時代の夢

 七、死にかけて
  京阪出町柳駅の階段の長さを全身で測定した話
  馬鹿につける薬の話
 八、耳で読む『罪と罰』ーー行き場のない人間の音像 
 九、いつか編みたい最期の一冊

こんなことしている場合ではないのだがーーあとがきにかえて

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