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【新刊】『斜め論―空間の病理学』松本卓也
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四六/320ページ
ケアは、どうひらかれたのか?
「生き延び」と「当事者」の時代へと至る「心」の議論の変遷を跡付ける。
垂直から水平、そして斜めへ。時代を画する、著者の新たな代表作!
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「現代は、ケア論の隆盛に代表されるように、人と人との水平的なつながりの重要性をいうことがスタンダードになった時代である。けれども、単に水平的であればよいわけではない。
水平方向は、人々を水平(よこならび)にしてしまう平準化を導いてしまうからだ。けれども、水平方向には日常を捉え直し、そこからちょっとした垂直方向の突出を可能にする契機もまた伏在している。ゆえに、垂直方向の特権化を批判しつつ、しかし現代的な水平方向の重視に完全に乗るわけでもなく、「斜め」を目指すこと……。
そのような弁証法的な思考を、精神科臨床、心理臨床、当事者研究、制度論的精神療法、ハイデガー、オープンダイアローグ、依存症といったテーマに即して展開したのが本書のすべてである。」
(あとがきより抜粋)
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