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【新刊】『きみはメタルギアソリッドV:ファントムペインをプレイする』 ジャミル・ジャン・コチャイ、矢倉喬士(訳)
¥2,750
四六判/ 272ページ 〈メタルギアソリッドV〉と一族の戦禍の歴史が解け合う魔術的冒険ほか、痛みと笑いに貫かれた新世代イスラム・マジックリアリズム短篇集。全米図書賞最終候補、O・ヘンリー賞受賞。 ビデオゲームのマップに入り込み、アフガニスタンの故郷で殺されようとしている叔父を救出に向かう少年(「きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする」)、配達され続ける息子の肉片を縫い合わせていく母親(「差出人に返送」)。パレスチナの囚人解放を求めてYouTubeでハンガー・ストライキを拡散する大学生たち(「ハラヘリー・リッキー・ダディ」)。いつまでも死ねない老女を見守る天使と地球(「ヤギの寓話」)。サルに変身し反乱軍を率いることになった青年の数奇な運命(「サルになったダリーの話」)⋯⋯。 9・11以後の数多の瓦礫をさまよう亡霊を、神話的な笑いで紡ぐ戦争文学の新地平。最注目作家による傑作短篇集。
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〈新刊〉『Sessionの本 国葬とは何か/宗教と政治』荻上チキ、南部広美、宮間純一、崎山敏也、塚田穂高、斉藤正美、山口智美、澤田大樹、安田菜津紀
¥1,210
〈新刊〉『Sessionの本』国葬とは何か/宗教と政治 A5 並製 ソフト <概要> ▼まえがき(荻上チキ)▼「国葬とは何か?」(宮間純一)▼「TBSラジオは過去の国葬をどう伝えたのか」(崎山敏也 )▼「宗教と政治の関係」(塚田穂高)▼「日本の宗教右派とジェンダー」(斉藤正美、山口智美)▼「国葬」をテーマに報道写真(安田菜津紀)▼コラム(南部広美、澤田大樹)◇編集:九龍ジョー&番組スタッフ◇デザイン:惣田紗希 <定価:1100円+税>。
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【新刊】『本屋なんか好きじゃなかった』日野剛広
¥1,430
A6判 152ページ 12のエッセイ・6つの書評・5年間にわたる日記で構成された、文庫サイズの小さな本です。 書店員歴30年、千葉県佐倉市・志津の地で10年店長を務める著者が奮闘する日々の記録。 本屋として場を構えること。本を読むこと。音楽を聴くこと。文章を書くこと。 職業人としての矜持、政治に対しての怒り、店に足を運ぶお客への謝意、作家・出版社・同業者との連携の可能性。真摯でありながら、ちょっと抜けていたり、それでも飽くなき向上心がある著者の文章に心打たれます。
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【新刊】『未整理な人類』 インベカヲリ★
¥2,310
四六判/ 240ページ 世界は「意味不明」でできているーー 路上の怪文書から、不幸の手紙まで。 なぜ人は、理屈でわりきれないことに熱中するのか。 鋭い観察眼とブラックな笑いで現代社会を斬る、異色ノンフィクション。 倫理観も道徳心も常識も、時代がつくる宗教で、しかもコロコロ変わる。ちょっと俯瞰して見れば、おいおい人間、何してんだよ! と思う不思議な行動がたくさんある。 人間は一番のブラックボックスで、未整理なことだらけだ。となると、「止めたくても止められないもの」「なぜか分からないけど、そうなってしまったもの」「体が勝手に動いたもの」にこそ、人間の本質が現れるのではないか。 本書は、そんな人類の未整理な行動を突っついて、綺麗にまとめることもなく、放り投げてみようという試みである。(本文より)
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【新刊】『雪のうた』
¥2,200
B6判変形・上製/1136ページ 同時代の歌人100人がうたった100首の〈雪〉の短歌アンソロジー さようならが機能をしなくなりました あなたが雪であったばかりに――笹井宏之 どこから開いても〈雪〉のきらめく、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 寒さの果てにおとずれる、あたらしい雪、まばらな雪、あかるい雪、はげしい雪、しずかな雪、ふりつづく雪、溶けていく雪……100人の歌人がうたった、わたしだけの雪のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/秋月祐一/左沢森/天野慶/阿波野巧也/飯田彩乃/飯田有子/石井僚一/石畑由紀子/伊藤紺/乾遥香/井上法子/上坂あゆ美/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/江戸雪/大辻隆弘/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/笠木拓/上篠翔/川野芽生/北辻一展/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/紀野恵/くどうれいん/栗木京子/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小池光/神野優菜/小島なお/小林朗人/佐伯紺/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐原キオ/柴田葵/島楓果/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/竹内亮/竹中優子/立花開/田中槐/谷川電話/谷川由里子/田丸まひる/田宮智美/田村穂隆/俵万智/千種創一/千葉聡/辻聡之/土井礼一郎/堂園昌彦/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井祐/永井亘/中村森/錦見映理子/西村曜/早坂類/橋爪志保/はだし/初谷むい/服部真里子/東直子/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/光森裕樹/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉田隼人/吉田恭大/渡邊新月 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】読書会の記録本スペシャルセット(『富士日記』+『文集・「富士日記」の一年』
¥4,444
文庫3巻とZINE1冊。 『富士日記』中公文庫の上中下巻と、それを一年間かけて読んだ記録『文集・「富士日記」の一年』をセットにしたスペシャルセットです。
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【新刊】『カフカ断片集:海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ』頭木
¥693
文庫判/224ページ 家庭生活、友人関係、結婚、仕事、文学など、 あらゆることに、私は失敗する。 いや、失敗することすらできない。(本文より) 20世紀を代表する巨星が残した、短く未完成な小説のかけらたち。 絶望的で何故だか笑える言葉の中にある、カフカが本当に伝えたかったこと。 カフカは完成した作品の他に、手記やノート等に多くの断片を残した。その短く、未完成な小説のかけらは人々を魅了し、断片こそがカフカだという評価もあるほど。そこに記されたなぜか笑える絶望的な感情、卓越した語彙力で発せられるネガティブな嘆き、不条理で不可解な物語、そして息をのむほど美しい言葉。誰よりも悲観的で人間らしく生きたカフカが贈る極上の断片集。完全新訳で登場。 本作に収録されている断片 ・わたしはいつでも道に迷う。 森の中だが、ちゃんと道がある。 うっそうとした暗い森だが、道の上にはわずかな空も見える。 それでもわたしは、果てしなく、絶望的に、道に迷う。 しかもわたしは、一歩、道から外れると、たちまち千歩も森に迷い込んでしまう。 よるべなくひとりだ。 このまま倒れて、ずっと倒れたままでいたい…… (〔道に迷う〕より) ・すぐとなりにいる人までの道のりが、わたしにとっては、とても長い。 (〔隣人までの距離〕より) ・ふさわしくない。 それはわかりきっている。 だが、こうもふさわしくないとなると…… (〔ふさわしくない〕より) ・うまくいかないことは、うまくいかないままにしておかなくては。 さもないと、もっとうまくいかなくなる。 (〔うまくいかないこと〕より)
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【新刊】『シェルフ・ライフ カイロで革新的な書店を愛し育て、苦悩した記録』ナディア・ワーセフ
¥2,420
四六判/400ページ 2000年に入る頃、数十年にわたる社会主義の失敗により、出版や流通、 書籍販売が疲弊しきっていたエジプト。書店を開くことなど不可能だと 思われた時代に、ナディアは「Diwan」という今やエジプトを代表する モダンな独立系書店チェーンを創業し、成功に導く。これは、一冊分ず つ、社会を変えていこうとした、カイロの革新的な書店主の実話である。
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【新刊】『みんなの校正教室』大西寿男
¥2,420
四六判変形 並製/136ページ 楽しく学んで仕事や生活に活かす校正の智恵 言葉に関心のある一般の方から実務者まで、わかりやすく基本が身につく、これまでにない校正の教科書。6つのテーマからなる章立てで、各章に親しみやすい実例と実習課題を豊富に付し、初歩から応用まで楽しく学べる構成とした。本・雑誌・新聞から料理レシピや手紙までの多彩なテーマ設定で、さまざまな分野・職種、生活シーンの校正が体験できる。校正という営みが、言葉と上手に付き合い「生きる智恵」となることをめざす。
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【新刊】『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求め』藤井一至
¥1,012
新書サイズ/224ページ 世界の土はたった12種類。しかし、毎日の食卓を支え、地球の未来を支えてくれる本当に「肥沃な土」はどこに?そもそも土とは一体何なのか?泥にまみれて地球を巡った研究者の汗と涙がにじむ、一綴りの宝の地図。
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【新刊】『暗闇に手をひらく』大崎清夏
¥1,980
四六判変形 並製/136ページ 人間の作った小さな場所では 言葉はときどき、信じることが 震えてくるほど難しい。 想像もつかなかった光景を見て 何も持たずに逃げてきたあなたを 下ろした両手は抱きしめる。 (巻頭詩より) 軽やかに言葉と遊び、現実を深く見つめる 人気の詩人・大崎清夏。 『地面』、『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、 『新しい住みか』、『踊る自由』に次ぐ、待望の第五詩集! 自分の手で作ること、描くこと。 辞書にない私の言葉を持って生きること。 戦争も災害もある今を生きている私たちが 口ずさむと力になる、歌のような詩。 (私の生活はこっちだ、)と標になる31篇。 帯の推薦コメント: わたしの中に詩の種が蒔かれ 日常に言葉の風が吹き始める (写真家・植本一子) 詩的散文+小説集『目をあけてごらん、離陸するから』でも 多くの読者の心を掴んだ詩人による最新作。
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【新刊】『さみしい夜にはペンを持て』古賀史健
¥1,650
四六判/290ページ 「長編詩であり、冒険絵本であり、あらゆる少年少女のハンドブックであり、 文章を書くことがすっかりおもしろくなってしまう魔法の本。 こんな本は、世界中でもはじめてなんじゃないかな」 他者より先に、自分との人間関係を築くための本 『嫌われる勇気』古賀史健が、 はじめて13歳に向けて書き下ろした 「自分を好きになる」書き方の寓話
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【新刊】『次郎にもきいてみた。ブツブツ問答集』
¥1,100
文庫判/116ページ 「勉強しないとダメですか?」「気楽でうらやましいよ」「いつか立派になれるよね?」 みんながモヤモヤする100の問いに、今度は次郎がブツブツ答えます。 さくらももこさんが大切に描いた『コジコジ』のエッセンスを凝縮したポケットブック『コジコジに聞いてみた。モヤモヤ問答集』に続く第2弾。 ナンセンスギャグや、キャラクターたちのモヤモヤをシュールな目線で描く漫画『コジコジ』。コジコジのツッコミ役・半魚鳥の次郎は、カッコつけてもカッコつかない。面倒くさがりなのにやさしく、ツンデレ。そんな次郎の言葉はいつも等身大で親身なもの。次郎が口をツンととがらせブツブツ答えれば、何も解決しなくても、励まされた温かみがじんわりと残る、不思議な1冊です。 お笑いコンビ・シソンヌのほうの「じろう」さんからも、あったかいエッセー「コジコジと隣の席になる以前の次郎について考える」を寄稿いただきました。
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【新刊】『現代思想2021年12月臨時増刊号 総特集=ドストエフスキー』
¥3,080
A5判/779ページ 「200歳のドストエフスキー」像に迫る 本年はドストエフスキー生誕200年という記念すべき年にあたる。われわれはドストエフスキーからいかなる思想的課題を引き継ぐことができるのか。超一級の布陣にて難渋な作品を迎え撃ちながら、その魅力に迫る。 亀山郁夫・望月哲男・番場俊・越野剛責任編集
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【新刊】『続・ゆっくり、いそげ』影山知明
¥1,320
SOLD OUT
四六判・並製/231ページ 会社も、学校も、政治も、まちも、 今の社会は成果を先に定義して、 そこへと最短距離で行こうとしている。 人は規格化され、利用価値ではかられる。 今の生きづらさの正体はそこにある。 それを180度、ひっくり返してみたらどうだろう。 一つ一つのいのちを大事にし、それらがのびのびと、 それぞれの可能性を最大化するように関わり合ってみたら。 カフェの営業から、出版、哲学カフェ、 地域通貨、書店、田んぼづくりと活動を広げてきた クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店の道のりは、 まるで植物のそれのようだ。 そこに設計図はなく、 縁と偶発性から、伸ばすべき枝が自然と伸びてきた。 そう、自動車を作るようにではなく、植物が育つように。 この地上の支配者、植物のありようから学び、 一人一人が大切にされる経済・社会をつくるための処方箋。 ゆっくり、いそごう。
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【新刊】『反省しない日々』碇雪恵(サイン本)
¥660
A5版/26頁/サイン本 嫌なことばかりに目を向けず、明るい気持ちで暮らしたい。 大切な人との関係を自分の手で壊さないようにしたい。 そう願った碇は、これまでの人生の失敗を「反省」して「もうしない」と誓うZINEを作ろうと思い立つが、一転して「反省」って本当に必要? と問い始めてしまう……。 考えが行ったり来たりする日々を書くうち、「今ここにあるこの暮らしこそが宇宙だよ」的な考えに至る日記エッセイ。 著者:碇雪恵 デザイン:飯村大樹 ページ数:26ページ 装画:Franz Kafka 判型:A5
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【新刊】『ソーンダース先生の小説教室』ジョージ・ソーンダース
¥3,630
四六判・上製/600ページ ブッカー賞受賞、『短くて恐ろしいフィルの時代』の著者による、大注目・全米ベストセラーの「小説入門」!! 現代アメリカ文学を代表する作家ジョージ・ソーンダーズが、ロシア文学の巨人たちと寄り添い、悩み、格闘する。 チェーホフ、ツルゲーネフ、トルストイ、ゴーゴリ── 珠玉の短編小説7本を通じて、物語の読み方と書き方、そして人生の意味に迫る、刺激に満ちた楽しい創作講座。 シラキュース大学の創作講座を20 年にわたって担当し、小説家志望の若き学生たちに小説の書き方と読み方を教えてきた小説家ジョージ・ソーンダーズ。 ソーンダーズの名物授業を再現した本書では、ロシア文学の巨匠による7本の短編を読み解き、読者に頁を繰らせるためにいかなる技法やテクニックが駆使されているのかを解説する。 現代アメリカの短編小説の名手が、ユーモアたっぷりでいざなう、ロシア文学のそぞろ歩き。 私たちはなぜ読み、書き、生きるのか──その答えを探る、時空を超えた軽やかな小説の旅へ。 ◎現役ブッカー賞作家による人気の創作講座を再現! ◎題材となるロシアの巨匠4人による7本の短編小説を、原文から新訳で全文収録!!
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【新刊】『根っからの悪人っているの?』坂上香
¥1,760
『根っからの悪人っているの?――被害と加害のあいだ』 著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者4 人を中心に2 年間記録したドキュメンタリー。本書は、この映画を手がかりに、著者と10 代の若者たちが「サークル(円座になって自らを語りあう対話)」を行った記録である。映画に登場する元受刑者の2 人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え、「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。(装画:丹野杏香)
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【新刊】『東横イン これだけは』
¥1,100
SOLD OUT
東横インだけについて書かれているZINE。 熱量がすごい。 全「東横」インユーザー必携です。
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【新刊】『ワールドシネマ入門』金子遊
¥2,310
四六判・並製/264ページ 世界映画(ワールドシネマ)の巨匠たちは、いかにしてテーマと出遭い、それを創造へと結びつけるのか? さまざまな言葉、風土、食物、ファッション、生活習慣、信仰、音楽があふれる世界映画(ワールドシネマ)。 そこは、社会問題や歴史や民族がうずまく多様な社会です。 本書はそのコミュニティに参画するための手引きでもあります。 また、映画や映像を製作するためのモチベーションの源泉やテーマへの探求にも迫ります。 自身も映像作家である金子遊(多摩美術大学准教授)が、クリエイティブの根幹について、世界各国の巨匠や名匠14人に話を聴きました。 【対話監督一覧】 ペドロ・コスタ〈ポルトガルの世界的映画作家〉 黒沢清〈ホラーやスリラーで世界的名声を得た日本の名監督〉 トニー・ガトリフ〈ロマの血をわけたアルジェリアの名匠〉 想田和弘〈観察映画を生み出した日本を代表する記録映像作家〉 タル・ベーラ〈ハンガリーが生んだ孤高の映画マイスター〉 オタール・イオセリアーニ〈ジョージアの世界的巨匠〉 モフセン・マフマルバフ〈イランで最も人気がある名監督〉 ブリランテ・メンドーサ〈フィリピンの底辺をまなざす名匠〉 アミール・ナデリ〈世界的評価の高いイラン映画界の重鎮〉 アクタン・アリム・クバト〈キルギスの現代社会を問う名匠〉 キドラット・タヒミック〈フィリピンを代表する映画・美術作家〉 ベン・ラッセル〈アメリカの映像作家兼アーティスト兼キュレーター〉 リティ・パン〈クメール・ルージュの虐殺を、証言をもとに紐解く巨匠〉 ラヴ・ディアス〈フィリピンの怪物的映画作家〉
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【新刊】『MTMJ: 日本らしさと茶道』クリステン・スーラック
¥2,970
四六判/382ページ 外国人のお弟子さんはこう見た。日本、茶道、家元、師匠…。アメリカから来た女性社会学者が、10年の歳月をかけ、日本で体験した茶道の世界を描き、茶道と国民国家との関わりを解き明かす。2014年アメリカ社会学会アジア部門出版賞を受賞した問題作。はたして茶道とは文化ナショナリズムなのか? 真の日本らしさとは何か? 世界に広がる茶道とその背景にあるビジネスモデルとは?
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【新刊】『起こさないでください 仲西森奈短歌集』仲西森奈
¥1,980
四六変形/252ページ 作家・仲西森奈、初の短歌集。 誰もが身に覚えのある愛。 どこに向けるわけにもいかない苛立ち。 万事どうにもならぬ、 ましてや言葉にできそうにもない、 あらゆる事柄を短歌にしたためる。 短歌以外にも、 短篇小説やエッセイが挟まれています。 単語の索引が付いていたり、 寝落ちしてもパタンと開いたままになる製本、 短歌に馴染みのない方にもたのしんでいただける 魅力の詰まった一冊です。 (版元サイトより)
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【新刊】『西周と「哲学」の誕生』石井雅巳
¥1,760
新書判/116ページ 現在の島根県津和野町出身の思想家、西周(にし・あまね: 1829- 1897年)。 幕末から明治にかけて活躍し「哲学」という訳語を生み出したことで知られていますが、そんな西周とはいったいどんな人物だったのでしょうか。 しかし、この問いに一言で答えるのはなかなか困難です。 というのも、西周は、ある時は幕府の重役にして日本初の憲法案の提出者であり、またある時は日本における哲学の父、あるいは明治政府の官僚にして悪名高い「軍人勅諭」の起草者であり、さらには教育者や政治家の顔までもった百面相的な人物であったからです。 本書は、翻訳論・日本語論・軍事論の三つをテーマに選び、多岐にわたる西周の思想や実践をコンパクトに紹介した入門書です。 西周を「名前は知っているあの人」から、現実と格闘しつつ言葉に寄り添い思索し続けた者として、あるいは激動の時代を生き抜いた悩める先駆者として新たに甦らせる一冊となっています。
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【新刊】『有と無 見え方の違いで対立する二つの世界観』細谷 功
¥1,980
四六判型/168ページ 「ある型」の思考回路は、「あるもの」に目を向ける。 「ない型」の思考回路は、「ないもの」も視野に入れる。 その両者の圧倒的ギャップが世の中を動かしている。 そのメカニズムとは? 私たちの「ものの見方」には、突き詰めれば大きく二つのタイプ、すなわち「ある型」思考と「ない型」思考がある。この両者間の「ギャップや認知の歪み」が世界を動かしている……と著者は説きます。 本書では、「世の中そう簡単に二択で表現できるものではない」という疑問にも丁寧に答えながら、「二つの思考回路」が織りなすギャップや衝突のメカニズムをひも解きます。そこからは、私たちが世の中の事象に対して抱くモヤモヤ感を晴らすヒントが見えてきます。