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【新刊】『よりぬきのん記2024』スズキロク(サイン本)
¥1,100
新書判・並製/244p 「『のん記』を読み始めてからというもの、仕事や生活で疲れたときに浮かぶのは、もうすっかり「ツカツカレンコン」だ。」 石山蓮華(電線愛好家・TBSラジオ「こねくと」パーソナリティ) 「ドンキ前でドンギマってのん記もって集合!」 矢野利裕(批評家) イラストレーター、漫画家、歌人のスズキロクによるエッセイ4コマ本新刊です。 ぬいぐるみと布団が好きでくいしんぼうな「妻」と、 本とレコードが好きで、ぬいぐるみに厳しい「夫」の、 いろいろあっても結局、なんだかのんきな毎日。 2024年1月から12月まで毎日X(旧Twitter)の鍵アカウントでひっそりと発表された4コマから、多めによりぬいています。 巻末解説はTBSラジオ「こねくと」メインパーソナリティで電線愛好家、石山蓮華さん!
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【新刊】『ねこによろしく 赤』池谷和浩
¥1,320
B6判/ 124ページ/サイン本 著者の近況エッセイと『フルトラッキング・プリンセサイザ』『四季と機器』に架橋する小説がクロスして溶け込んでいく新しい散文。 猫は白い方のがゆっくりご飯を食べ、赤い方のはさっさと食べる。猫と暮らす日々の中で著者は新しい小説の創作に取り組んでいます。 小説で、うつヰは、ある家にたくさん保管された服を個人売買のサイトに登録して売っていくバイトをしています。 現実と小説の世界は、果たして本当に別のものなのでしょうか。 本作品の前編は『ねこによろしく 白 ウェアラブル・プロシージャ』です。 装画 にしさかきみこ
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【新刊】『ねこによろしく 白』池谷和浩
¥1,320
B6判/112ページ/サイン本 著者の近況エッセイと『フルトラッキング・プリンセサイザ』『四季と機器』に架橋する小説がクロスして溶け込んでいく新しい散文。 猫は白い方のがゆっくりご飯を食べ、赤い方のはさっさと食べる。猫と暮らす日々の中で著者は新しい小説の創作に取り組んでいます。 小説で、うつヰは、ある家にたくさん保管された服を個人売買のサイトに登録して売っていくバイトをしています。 現実と小説の世界は、果たして本当に別のものなのでしょうか。 続刊は『ねこによろしく 赤 ウェアラブル・プロシージャ』です。 装画 にしさかきみこ
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【新刊・予約】『随風02』(サイン本/誰のサインが届くかはランダム)
¥1,980
予約商品
A5判/162ページ/サイン本(誰のサインが届くかはランダムです) 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。 【執筆者一覧】 宮崎智之、アサノタカオ、磯上竜也、今井楓、オルタナ旧市街、清繭子、古賀及子、早乙女ぐりこ、杉森仁香、絶対に終電を逃さない女、西川タイジ、花田菜々子、pha、吉田棒一、わかしょ文庫 批評 柿内正午、佐々木敦、和氣正幸 インタビュー 村井光男(ナナロク社) 編集後記 吉川浩満
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【会場参加チケット】連続講座「広告を<文学>する」
¥18,000
この商品は、連続講座「広告を<文学>する」の会場参加チケットです。 <講座概要> このたび双子のライオン堂では、小田垣有輝さんを講師にお招きして講座「広告を〈文学〉する」を開催します。 「お笑いを〈文学〉する」が大好評だった小田垣有輝さんによる新しい講座を始めます。 普段の生活で目にする広告・・・テレビCMはもちろん、駅なか、街なか、新聞、YouTube、SNS、気がつけば広告を見ない日はないかもしれません。 そんな身の回りにあふれている広告を「文学」の観点から眺め直してみる試みが「広告を〈文学〉する」です。 講師は、国語教師であり、作家としても活動している小田垣有輝さんです。小田垣さんは「地の文のような生活と」という文芸誌を発行し、小説や批評作品も精力的に発表しています。また実際に学校の授業でも文学作品を教える際に、生徒に馴染みのある「お笑い」ネタを活用して、文学理論を教えています。 講座は、全部で6回。通しチケットを基本としますが、各回チケットも販売します。毎回完結した内容なのでどこから参加してもOKです。オンラインでの参加もできます。 <基本情報> 開催日:毎月第2金曜日、19時半〜 場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6−5−21−101) 費用:会場=18,000円、オンライン=15,000円(共に6回分)*各回参加は、会場=3500円、オンライン3,000円 <講座全体の概要> 街を歩く、テレビを見る、スマホゲームに興じる…それらの行為はバラバラですが、一つ大きな共通点があります。それは、「広告を目にする」ということです。 現代社会で暮らす私たちは広告を目にすることなく生活することはほとんど不可能に等しいでしょう。広告を見ないように生活をすると、ほとんど通常の社会生活を送ることが困難になっています。電車に乗れば中吊り広告があり、職場のエレベーターに乗ればディスプレイに広告が流れ、暇を潰そうと動画を見れば5分ごとに広告が流れる…広告を見ないようにするために課金をする社会です。 そんな私たちが目にしている広告を、「文学」の観点から眺め直したら、どんなことが見えてくるのでしょう。一般的には、広告が主体となって、広告を眺める私たちが客体となり、広告によって消費を促されます。その主客の関係を反転させて、私たちが主体的に広告を眺め直す。そこには、消費促進のためのコードだけではない、豊饒な解釈コードに満ちているかもしれません。そして、広告を眺め直す中で「文学とは何か」を改めて考え直すきっかけを作りたいと思っています。 それぞれのテーマに該当する広告や、その広告と同じものが描かれている文学作品を眺めながら、「広告」と「文学」を行きつ戻りつしていきます。広告を文学に、文学を広告に、何度も越境をしていくうちに、そもそもその「境界」には何があるのか、見えてくるかもしれません。 さぁ、広告を〈文学〉しながら、「文学」について語り合いましょう! <スケジュール> 2025年10月10日19:30〜 第1回 広告の中の文学、文学の中の広告 広義の導入として、資本主義社会の中でなぜ広告が必要されているのかを、消費理論や批評理論を用いて共有していきます。そして、実際の広告コピーを見ながら、一体その中では何が語られているのか、誰が語っているのかを鑑賞していきます。また、古典文学と広告の関係性も触れていきます。 宿題:1ヶ月以内に意識的に見た広告をメモしてこよう! 2025年11月14日19:30〜 第2回「水のラベル」を文学する 水って、どの水を飲んでもH2Oであることに変わりはありません。味もつけられない、何かを混ぜることもできない。だとするならば、各飲料メーカーはどのようにして水を差異化しているのでしょうか。どれも同じように見える水の広告コピーを読みながら、私たちが何を飲んでいるのかを明らかにしていきます。 宿題:飲料水の気になったコピーをメモしてこよう! 2025年12月12日19:30〜 第3回「家の広告」を文学する 「マンションポエム」という言葉は多くの方が耳にしたことのある言葉だと思います。実際、分譲マンションなどのホームページを見ると、短い詩、散文詩のようにも見えるものなど、様々なタイプの詩が掲載されています。それらの「詩」を読みながら、私たちは何に住み、どこで暮らしているのかを考えます。 宿題:最近気になったマンションポエムをメモしてこよう! 2025年1月9日19:30〜 第4回「日本のキャッチコピー」を文学する 日本の都道府県にはそれぞれキャッチフレーズがつけられています。それらのキャッチフレーズを読みながら、私たちが暮らしている「日本」の輪郭を明らかにしたり、ぼやかせたりしていきます。さらに、他国のキャッチフレーズとも比較しながら、比較文学的に「日本」の輪郭を見定めましょう。 宿題:自分の生まれた町や育った地域のキャッチフレーズをメモしてこよう! 2025年2月13日19:30〜 第5回「戦争広告」を文学する 太平洋戦争下の日本では、戦意高揚のためにあらゆる広告、コピーが掲載されました。広告だけではなく、多くの文学者がこぞって戦果などについて描写し、時にはその戦果を誇示するような文章を綴っていました。当時の広告を見ながら、広告と文学の関係性、広告と社会の関係性を繙いていきましょう。 宿題:どんなコピーがあったのか調べてみよう! 2025年3月13日19:30〜 第6回「本の帯」を文学する 最終回は、「本の帯」を取り上げます。本の内容を全て読ませないで、それでいて消費者に買ってもらうために、どんな表現が用いられているのか。その表現を吟味すると何が見えてくるのか。最後には、本当に文学の力は衰えたのか。もし、衰えていないとすれば、一体どこに「文学」は存在しているのかも眺めていきたいです。 宿題:家にある本の帯で気になるコピーや文句をメモしておこう! <当日の流れ> ・自己紹介 ・解説 ・自由討議・まとめ ・次回の予告 <プロフィール> 小田垣有輝(オダガキユウキ) 私立中高一貫校、国語科教員。今年で教員10年目。研究分野の専門は谷崎潤一郎、語り論。教員として働くかたわら、個人文芸誌『地の文のような生活と』を一人で執筆・編集・刊行(現在vol.1~vol.6まで刊行中)。本づくりを通じて、自らが帯びる特権性と向き合おうとしている。
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【配信参加チケット】連続講座「広告を<文学>する」
¥15,000
この商品は、連続講座「広告を<文学>する」の配信参加チケットです。 *配信参加は基本的にチャットでの応答になります。講義部分のアーカイブはございます。 <講座概要> このたび双子のライオン堂では、小田垣有輝さんを講師にお招きして講座「広告を〈文学〉する」を開催します。 「お笑いを〈文学〉する」が大好評だった小田垣有輝さんによる新しい講座を始めます。 普段の生活で目にする広告・・・テレビCMはもちろん、駅なか、街なか、新聞、YouTube、SNS、気がつけば広告を見ない日はないかもしれません。 そんな身の回りにあふれている広告を「文学」の観点から眺め直してみる試みが「広告を〈文学〉する」です。 講師は、国語教師であり、作家としても活動している小田垣有輝さんです。小田垣さんは「地の文のような生活と」という文芸誌を発行し、小説や批評作品も精力的に発表しています。また実際に学校の授業でも文学作品を教える際に、生徒に馴染みのある「お笑い」ネタを活用して、文学理論を教えています。 講座は、全部で6回。通しチケットを基本としますが、各回チケットも販売します。毎回完結した内容なのでどこから参加してもOKです。オンラインでの参加もできます。 <基本情報> 開催日:毎月第2金曜日、19時半〜 場所:双子のライオン堂(東京都港区赤坂6−5−21−101) 費用:会場=18,000円、オンライン=15,000円(共に6回分)*各回参加は、会場=3500円、オンライン3,000円 <講座全体の概要> 街を歩く、テレビを見る、スマホゲームに興じる…それらの行為はバラバラですが、一つ大きな共通点があります。それは、「広告を目にする」ということです。 現代社会で暮らす私たちは広告を目にすることなく生活することはほとんど不可能に等しいでしょう。広告を見ないように生活をすると、ほとんど通常の社会生活を送ることが困難になっています。電車に乗れば中吊り広告があり、職場のエレベーターに乗ればディスプレイに広告が流れ、暇を潰そうと動画を見れば5分ごとに広告が流れる…広告を見ないようにするために課金をする社会です。 そんな私たちが目にしている広告を、「文学」の観点から眺め直したら、どんなことが見えてくるのでしょう。一般的には、広告が主体となって、広告を眺める私たちが客体となり、広告によって消費を促されます。その主客の関係を反転させて、私たちが主体的に広告を眺め直す。そこには、消費促進のためのコードだけではない、豊饒な解釈コードに満ちているかもしれません。そして、広告を眺め直す中で「文学とは何か」を改めて考え直すきっかけを作りたいと思っています。 それぞれのテーマに該当する広告や、その広告と同じものが描かれている文学作品を眺めながら、「広告」と「文学」を行きつ戻りつしていきます。広告を文学に、文学を広告に、何度も越境をしていくうちに、そもそもその「境界」には何があるのか、見えてくるかもしれません。 さぁ、広告を〈文学〉しながら、「文学」について語り合いましょう! <スケジュール> 2025年10月10日19:30〜 第1回 広告の中の文学、文学の中の広告 広義の導入として、資本主義社会の中でなぜ広告が必要されているのかを、消費理論や批評理論を用いて共有していきます。そして、実際の広告コピーを見ながら、一体その中では何が語られているのか、誰が語っているのかを鑑賞していきます。また、古典文学と広告の関係性も触れていきます。 宿題:1ヶ月以内に意識的に見た広告をメモしてこよう! 2025年11月14日19:30〜 第2回「水のラベル」を文学する 水って、どの水を飲んでもH2Oであることに変わりはありません。味もつけられない、何かを混ぜることもできない。だとするならば、各飲料メーカーはどのようにして水を差異化しているのでしょうか。どれも同じように見える水の広告コピーを読みながら、私たちが何を飲んでいるのかを明らかにしていきます。 宿題:飲料水の気になったコピーをメモしてこよう! 2025年12月12日19:30〜 第3回「家の広告」を文学する 「マンションポエム」という言葉は多くの方が耳にしたことのある言葉だと思います。実際、分譲マンションなどのホームページを見ると、短い詩、散文詩のようにも見えるものなど、様々なタイプの詩が掲載されています。それらの「詩」を読みながら、私たちは何に住み、どこで暮らしているのかを考えます。 宿題:最近気になったマンションポエムをメモしてこよう! 2025年1月9日19:30〜 第4回「日本のキャッチコピー」を文学する 日本の都道府県にはそれぞれキャッチフレーズがつけられています。それらのキャッチフレーズを読みながら、私たちが暮らしている「日本」の輪郭を明らかにしたり、ぼやかせたりしていきます。さらに、他国のキャッチフレーズとも比較しながら、比較文学的に「日本」の輪郭を見定めましょう。 宿題:自分の生まれた町や育った地域のキャッチフレーズをメモしてこよう! 2025年2月13日19:30〜 第5回「戦争広告」を文学する 太平洋戦争下の日本では、戦意高揚のためにあらゆる広告、コピーが掲載されました。広告だけではなく、多くの文学者がこぞって戦果などについて描写し、時にはその戦果を誇示するような文章を綴っていました。当時の広告を見ながら、広告と文学の関係性、広告と社会の関係性を繙いていきましょう。 宿題:どんなコピーがあったのか調べてみよう! 2025年3月13日19:30〜 第6回「本の帯」を文学する 最終回は、「本の帯」を取り上げます。本の内容を全て読ませないで、それでいて消費者に買ってもらうために、どんな表現が用いられているのか。その表現を吟味すると何が見えてくるのか。最後には、本当に文学の力は衰えたのか。もし、衰えていないとすれば、一体どこに「文学」は存在しているのかも眺めていきたいです。 宿題:家にある本の帯で気になるコピーや文句をメモしておこう! <当日の流れ> ・自己紹介 ・解説 ・自由討議・まとめ ・次回の予告 <プロフィール> 小田垣有輝(オダガキユウキ) 私立中高一貫校、国語科教員。今年で教員10年目。研究分野の専門は谷崎潤一郎、語り論。教員として働くかたわら、個人文芸誌『地の文のような生活と』を一人で執筆・編集・刊行(現在vol.1~vol.6まで刊行中)。本づくりを通じて、自らが帯びる特権性と向き合おうとしている。
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【新刊】宮田愛萌『写真短歌集 わたしのをとめ』 (サイン本&オリジナルポストカード付)
¥4,708
A5判・上製・角背・144頁 サイン本にしていただきました! また、オリジナルポストカード(FARMイベント仕様)も付きます。 ---- 現代を⽣きる、わたし。想像の世界のをとめ。リアルと仮想をつなぐ短歌。 撮り下ろし写真96点と新作50⾸、収録。短歌、縁の地でもある宮崎⽇向市の短歌甲⼦園審査員など短歌の良さを少しでも発信できるよう活動中。和装・洋装を着た本⼈写真と短歌のコラボ。制作全て本⼈監修し様々な分野のプロフェッショナル集結で出来上がった渾⾝の1冊です。 【収録作品より】 絶対に許されません許しません わたし以外が世界だなんて しらたまのようなふとももさらすのは望月だけであれと願わん ディオールもシャネルもなにも知らぬきみせめて色だけおんなじ口紅 ばらばらにしてしまったな。手のひらで。梅花空木は離弁花だから その人は綺麗なもので満ちていてふりむかないでわたしのをとめ 現代を生きる、わたし。想像の世界の、をとめ。 【著者プロフィール】 宮田愛萌(みやた・まなも) 小説家・タレント。1998年4月28日生まれ、東京都出身。2023年アイドル卒業時にデビュー作『きらきらし』を上梓。現在は文筆家として小説、エッセイ、短歌などジャンルを問わず活躍。 本に関連するTV/トークイベント/対談などにも出演。 *バターの女王アンバサダー *TBSポッドキャスト「ぶくぶくラジオ」 *小説現代エッセイ連載「ねてもさめても本のなか」講談社 *短歌研究エッセイ連載「猫には猫の・犬には犬の」短歌研究社 *TV LIFEラジオ番組「文化部特派員『宮田愛萌』」パーソナリティ *著書『あやふやで不確かな』幻冬舎 *著書『春、出逢い』講談社 撮影/小石謙太
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【新刊・予約】『本の練習生』碇雪恵(サイン本)
¥1,320
予約商品
170*120 B6変形判/98ページ(表紙はイメージです) 本書は、ライター・編集者の碇雪恵さんが、双子のライオン堂で開催した多和田葉子『雪の練習生』の連続読書会に参加した記録エッセイです。 読書会を通して、難解な小説と格闘しながら、多様な人々との対話を通じて「わかる」ことの価値を問い直す、真摯でユーモラスな日々の記録。本書を通じて、読書会を追体験してもいいし、読書や小説との向き合い方を考えてもいい。 ・目次 少し長めの前日譚 第一回 読書会の練習生 2024年10月17日(木) 第二回 地面師の練習生 2024年11月21日(木) 第三回 年の瀬の練習生 2024年12月12日(木) 第四回 百合の練習生 2025年1月23日(木) 第五回 ラジオの練習生 2025年2月20日(木) 最終回 ふたたび、読書会の練習生 2025年3月20日(木) あとがき ・碇雪恵 北海道札幌市生まれ。出版取次会社、出版社勤務を経て現在はフリーランスでライター時々編集など。自身の出版レーベル「温度」よりエッセイ集『35歳からの反抗期入門』、二村ヒトシ『AV監督が映画を観て考えたフェミニズムとセックスと差別と』などを刊行。新宿ゴールデン街のバー「月に吠える」金曜店番。
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【新刊】『花のうた』
¥2,200
B6判変形・上製/136ページ 同時代の歌人100人がうたった100首の〈花〉の短歌アンソロジー 花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花を受けとれるようにーー笠木拓 どこから開いても〈花〉があふれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 満開の桜、野に咲くたんぽぽ、雨の日の紫陽花、凛とひらく百合、色とりどりの薔薇、大輪のダリア、金木犀の香り、枯れてゆく花束……100人の歌人がうたった、わたしだけの花のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/阿波野巧也/井口可奈/石井僚一/伊舎堂仁/伊藤紺/井上法子/上坂あゆ美/内山晶太/宇都宮敦/宇野なずき/上澄眠/江戸雪/太田垣百合子/近江瞬/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/奥田亡羊/奥村晃作/尾崎まゆみ/小佐野彈/笠木拓/金田光世/椛沢知世/川野里子/川野芽生/川村有史/北谷雪/北山あさひ/木下龍也/木村比呂/工藤吉生/くどうれいん/黒井いづみ/小坂井大輔/小島なお/小俵鱚太/五島諭/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹原玉子/ショージサキ/鈴木ジェロニモ/鈴木晴香/高柳蕗子/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/手塚美楽/寺井奈緒美/堂園昌彦/土岐友浩/ナイス害/永井祐/中井スピカ/中村森/中山俊一/錦見映理子/沼尻つた子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/馬場めぐみ/濱田友郎/早坂類/林あまり/東直子/平岡直子/廣野翔一/藤井柊太 /藤宮若菜/穂村弘/堀静香/本多真弓/枡野浩一/松野志保/丸田洋渡/丸山るい/水野葵以/水野しず/水原紫苑/光森裕樹/睦月都/盛田志保子/藪内亮輔/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/揺川たまき/吉川宏志/吉田竜宇 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】『月のうた』
¥2,200
B6判変形 上製 136ページ 月を見つけて月いいよねと君が言う ぼくはこっちだからじゃあまたね――永井祐 どこから開いても〈月〉がみつかる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夜をみあげれば、ほそい月、まるい月、あかるい月、みえない月、おおきな月、とおい月、つめたい月、もえる月……うつろう月のもとに100人の歌人がうたった、わたしだけの月のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 相川弘道/相田奈緒/我妻俊樹/左沢森/阿波野巧也/石井僚一/石川美南/伊藤紺/井上法子/今橋愛/魚村晋太郎/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/逢坂みずき/大滝和子/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/椛沢知世/川島結佳子/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/鯨井可菜子/くどうれいん/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小島なお/小島ゆかり/斉藤斎藤/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹公人/佐藤弓生/柴田瞳/嶋稟太郎/鈴木加成太/鈴木晴香/鈴木美紀子/瀬口真司/平英之/竹中優子/谷川由里子/田村穂隆/俵万智/千種創一/寺井奈緒美/堂園昌彦/toron*/永井祐/中澤系/永田和宏/仲田有里/中村森/錦見映理子/野村日魚子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱松哲朗/早坂類/東直子/兵庫ユカ/平出奔/平岡直子/廣野翔一/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/堀静香/本多真弓/前田康子/枡野浩一/松野志保/松村正直/丸山るい/水原紫苑/三田三郎/光森裕樹/虫武一俊/睦月都/村上きわみ/盛田志保子/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山木礼子/山崎聡子/山階基/山田航/雪舟えま/吉岡太朗/脇川飛鳥 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】『海のうた』
¥2,200
B6判変形・上製/136ページ 海に来れば海の向こうに恋人がいるようにみな海をみている――五島諭 どこから開いても〈海〉がひろがる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 あかるい海、くらい海、まぶしい海、やさしい海、こわい海、はげしい海、さみしい海……100人の歌人がうたった、わたしだけの海のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/井口可奈/石川美南/石畑由紀子/伊舎堂仁/伊藤紺/伊波真人/井上法子/上坂あゆ美/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/江戸雪/大前粟生/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/奥村晃作/笠木拓/加藤千恵/門脇篤史/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/郡司和斗/小島なお/五島諭/紺屋小町/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐々木朔/佐藤弓生/柴田葵/鈴木ジェロニモ/鈴木ちはね/鈴木晴香/染野太朗/多賀盛剛/高柳蕗子/立花開/田中有芽子/田中槐/谷川電話/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/辻聡之/手塚美楽/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井亘/仲西森奈/中村森/中山俊一/錦見映理子/野口あや子/長谷川麟/はだし/初谷むい/服部真里子/早坂類/東直子/平岡直子/pha/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/本多真弓/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/三上春海/光森裕樹/望月裕二郎/盛田志保子/柳原恵津子/山崎聡子/山下翔/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/吉田恭大 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】『雨のうた』
¥2,200
新書判・並製/135ページ 好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君ーー枡野浩一 どこから開いても〈雨〉につつまれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 つめたい雨、やさしい雨、はげしい雨、やまない雨、あたたかい雨、とおざかる雨、なつかしい雨……100人の歌人がうたった、わたしだけの雨のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 蒼井杏/青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/飯田有子/飯田和馬/石井大成/石井僚一/石川美南/伊藤紺/井上法子/岩倉文也/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/江戸雪/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎左永子/笠木拓/川野芽生/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/小池純代/鴻田野枝/小坂井大輔/小島なお/小島ゆかり/小林朗人/斉藤斎藤/坂井ユリ/榊原紘/嵯峨直樹/笹井宏之/佐々木朔/佐藤羽美/佐藤真由美/佐藤弓生/柴田葵/嶋稟太郎/鈴木晴香/鈴木美紀子/染野太朗/竹林ミ來/辰巳泰子/田中有芽子/谷川由里子/谷じゃこ/田丸まひる/俵万智/千種創一/寺井奈緒美/土井礼一郎/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/永井祐/永井亘/中野霞/中村森/西村曜/薄暑なつ/橋爪志保/初谷むい/服部真里子/花山周子/馬場めぐみ/東直子/久永草太/平出奔/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/堀静香/正岡豊/枡野浩一/睦月都/盛田志保子/安田茜/藪内亮輔/山尾悠子/山川藍/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/横山未来子/吉川宏志/吉田恭大 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】『夢のうた』
¥2,200
B6判変形 上製 136ページ 夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょうーー穂村弘 どこから開いても〈夢〉につながる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 夢の入り口、いつもみる夢、叶わなかった夢、満ち足りた夢、夢のなかの街、夢から醒めるとき……100人の歌人がうたった、わたしだけの夢のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/飯田有子/井口可奈/石川美南/伊舎堂仁/伊勢谷小枝子/伊藤紺/伊波真人/井上法子/今橋愛/上坂あゆ美/宇都宮敦/江戸雪/大田美和/大橋なぎ咲/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎まゆみ/小野田光/加賀田優子/笠木拓/加藤治郎/金田光世/椛沢知世/川谷ふじの/川野芽生/北山あさひ/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/黒瀬珂瀾/古賀たかえ/小島なお/斉藤斎藤/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹公人/佐藤弓生/菅原海春/菅原百合絵/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/染野太朗/谷川電話/谷川由里子/田村元/俵万智/千種創一/千葉聡/知花くらら/寺井奈緒美/堂園昌彦/橙田千尋/戸田響子/toron*/永井祐/永井亘/永田和宏/中村美智/中村森/ながや宏高/なべとびすこ/仁尾智/錦見映理子/野口あや子/初谷むい/服部真里子/花山周子/濱田友郎/早月くら/東直子/平岡直子/藤本玲未/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/水野葵以/水原紫苑/三田三郎/睦月都/望月裕二郎/盛田志保子/安田茜/山川藍/山崎聡子/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/米川千嘉子/渡辺松男 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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【新刊】『私のうた』
¥1,980
B6判変形 136ページ 短歌を愛する人のための、手帳のようなノートブックです。 1ページにひとつずつ、全部で100のお題が記載されています。最初のページから毎日1首ずつ書いてみるもよし、ぱらぱらめくって開いたページのお題から書いてみるもよし、使い方はまったくの自由です。100首を書き終えたとき、あなただけのオリジナル歌集ができあがります。 自分では短歌をつくらない人もぜひ、アンソロジストとして、お題に沿った好きな短歌を集めて、作者名とともに書き留めてみてください。あなただけの特別な短歌アンソロジーができあがります。 お題はすべてシンプルなものですので、短歌だけでなく、詩や俳句や川柳、日記やイラストや歌詞など、使い方は無限大。どうか心のおもむくままに書き込んでみてください。 巻末にあるメモのページには、短歌になる前のアイデアや言葉や好きな短歌を書き留めたり、あとがきを書いたりするのもおすすめです。 奥付(最終ページ)の「著者」の欄には、あなたの名前を忘れずに。上段にはプロフィールの欄も設けましたので、そちらもぜひご活用ください。 【お題一覧】 花/声/触れる/手紙/コンビニ/未来/ぬいぐるみ/嘘/出会い/風/神様/猫/ゲーム/名前/雨/学校/瞳/眠る/都会/愛/亀/宇宙/遊び/血/扉/海/涼しい/七夕/笑い/友/透明/図書館/窓/走る/機械/誕生日/味/恐怖/旅/魚/クリーム/電話/山/おしゃれ/雷/つるつる/祭り/紙/車/揺れる/月/過去/ときめき/コーヒー/待つ/数字/街/欲/食べる/音/家/秘密/駅/忘れる/果物/苦い/飛ぶ/指輪/仕事/香り/お酒/クリスマス/森/甘い/川/雪/繋ぐ/犬/時間/火/正月/かわいい/棘/暮らす/チョコレート/草/休み/傷/星/遠い/歌/宝石/子ども/野菜/鳥/きらきら/信号/やわらかい/別れ/夢 (全100題)
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【新刊】『活字を拾う―グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ』村田良平(サイン本)
¥2,530
SOLD OUT
B5判変形(178mm ×213mm) 並製/サイン本 カチャン、カチャン 活版機「チャンドラー」の乾いた音が、今日も工房に響いている。 ―――― 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。 大量生産と均一な品質を担保するオフセット印刷が主流の時代に、活版印刷所の存続は難しかった。しかし、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷工でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイを刊行します。 合理性が謳われる時代になぜ彼は活版印刷を始めたのか。グラフィックデザイナーとして出立した村田さんと活版印刷との出会い、「りてん堂」開業の決意、活版技術者としての独学の日々。 現代の印刷と対極にあるような活版を通して、デジタル化と合理化のなかで失ってしまったものがあるのではないかと村田さんは感じます。例えば、職人たちの手を渡ってきた道具そのものの存在だったり、活字の重みだったり――そういう本になりました。 初刷は特典付き 【著者紹介】 村田良平(むらた・りょうへい) 京都生まれ。創造社デザイン専門学校卒業。グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナー。二〇一二年、グラフィックデザインと活版印刷の工房「りてん堂」を京都の一乗寺にオープン。デザイナーとして、活版印刷技術者として活動を続けている。
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【新刊】『F ―すべては武蔵野になる。特集「武蔵野」』
¥1,100
Fはいよいよ20号。20号の特集は約束の地、「武蔵野」。 ―すべては武蔵野になる。 F20号特集「武蔵野」、完成です。 〈「武蔵野」対談〉 記念対談「武蔵野・多摩のポテンシャル」 長谷川 裕 宮崎智之 (聞き手・矢野利裕) * 〈「武蔵野」小説〉 武蔵の駅 滝口悠生 * 〈「武蔵野」論〉 ミュージック・フロム・ビッグ・武蔵野―郊外、アメリカ、キリスト教 矢野利裕 椿説極東浪曼派文学談義 ―国木田独歩『武蔵野』論のためのエスキス― 大石將朝 崖と襞―大岡昇平・黒井千次における武蔵野― 大川武司 武蔵野という中心―大岡昇平「武蔵野夫人」の地層 野邉咲子 食うべき風景―スタジオジブリが描いた「武蔵野」― 冨田涼介 死と再生の空間を描く―又吉直樹『火花』試論― 岡本真希子 『海よりもまだ深く』論 早川香世 学校のうら山から考える藤子・F・不二雄『ドラえもん』小論 ―「森は生きている」を手がかりに 鈴木さとみ * 〔寄稿〕 文化シンボルとしての福生と、バックヤードとしての福生 宮崎智之 * 〈「武蔵野」コラム〉 学芸大武蔵野うどん探訪 半田和也 多摩OL日記 田村祥子 * 〈「武蔵野」漫画〉 武蔵野で逢いましょう 矢野利裕 * 〈「武蔵野」短歌〉 むtotheさtotheしtotheの スズキロク * 〈自由論文〉 ノベルゲームと「潜在性」 ―『マブラヴ』・『るいは智を呼ぶ』の描く未来― ユルコ アニメにおける「風景の発見」についてのノート 千田洋幸 * 〈エッセイ〉 『F』の思い出 石元みさと (公式サイトより)
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【新刊】『『HECTOR』vol.2』 編著・田中さとみ
¥1,430
A5変形判・並製/114ページ 2022年に創刊した、詩人・田中さとみの個人誌『Hector(ヘクトー)』。 3年越しに、続編vol.2を刊行できることになりました。 誌名は、夏目漱石の飼っていた犬の名前「ヘクトー」にちなんでいます。 表紙写真は金川晋吾さん。 今号では、藤子不二雄Aさんのチーフアシスタントをされていたさとうみつしげさんに、ヘクトーくんのイラストをお描きいただいています。 参加=白鳥央道(詩人)、川口好美(文藝評論家)、太田靖久(小説家)、金川晋吾(写真家)、田中さとみ(詩人) 目次 ・白鳥央道「小詩集 遠雷の数え歌」 ・川口好美「見えないいのちのラディカリズム -「不幸と共存」再訪」 ・太田靖久「ぼくは犬が飼えない!!」 ・金川晋吾「2022年12月~2023年1月の日記」 ・田中さとみ「小詩集 光としゃべっているみたい」
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【新刊】『Hukyu』GAMABOOKS(サイン本)
¥2,200
A5判/279ページ/諸星めぐるさんのサイン入り! 今をつなぐバーチャル文化普及史マガジン「Hukyu(ふきゅう)」創刊号です。 創刊号特集は「VTuber×民俗学」と題し、総勢26名のVTuber(&VTuber関係者)の インタビューを収録しています。 純粋にVTuberを楽しみながら、+αで新たな視点も得られる本になっていますので、 VTuber好きの方は是非気軽な気持ちでお手に取っていただけますと幸いです。 ---------------------------- 21世紀以降、私たちを取り巻く文化は想像以上に急激に変化し続けている。 かの柳田國男が闊歩した平地の都会や農村は、鉄の車が様々な燃料を元に動き回り、道行く人々は異世界につながる四角い窓を持ち歩いている。そしてかつての農耕文化の営みが都市民俗に変わっていったように、バーチャル文化と呼ばれるインターネット上にも様々な民俗がリアルタイムに生まれ、増殖し、息をしている。 雑誌『Hukyu』では、このような社会生活に包括されるバーチャル文化を、学際的な視点から立体的に取り上げていくことを目的とする、いまを生きる「私たちのための」普及誌である。このため、雑誌名には普及・不朽・不急・負笈などの意味を込めさせていただいた。 『Hukyu』における民俗学とは、伝統的民俗文化の回帰という、過去との懐古的な伝言ゲームを知ることだけが目的ではない。歴史は必ずしも一つではなく、語り継ぐ過去の先には現代に生きる日常と価値観が、同時多発的に存在している。 そして本誌は、ありのままをいまを「つなぎ」留め置くが、その後の変化やいまある他の見方を否定することはしない。掲載されるすべての人々の視点は導き出された「答え」であり、それぞれの「可能性」でもある。読者の方々には、ゆたかな好奇心に身を任せ、好きなページから手に取っていただき、自分自身の価値観との対話を楽しんでいただきたい。 (~Hukyu序文より一部抜粋~)
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【新刊】『たえまない光の足し算』日比野コレコ
¥1,980
四六・並製/160p
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【新刊】『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』海猫沢めろん
¥2,750
四六変形判/256ページ 文筆業を生業としてから確実に人生が狂っている――現代を生きる流浪の作家。海猫沢めろんの珠玉のエッセイ集。苦悩と笑いが織りなす、人生の軌跡と奇蹟20年の記録。 海猫沢 めろん 1975年、大阪府生まれ。2004年『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『キッズファイヤー・ドットコム』(野間文芸新人賞候補)で熊日文学賞を受賞。近著に『ディスクロニアの鳩時計』がある。
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【新刊】『愛と欲望の雑談』岸政彦・雨宮まみ
¥1,100
A5/96ページ/ 女性性とうまく向き合えない自身を描いた『女子をこじらせて』で、世の女性の心を鷲掴みにしたライター・雨宮まみさん。日常に転がる「分析できないもの」を集めた『断片的なものの社会学』で、社会学の新たな扉を開いた岸政彦さん。活躍する分野も性格もまったく違うお二人による「雑談」、もう、止まりません! 私たちはときには譲り合うことなく対立しながらも(例・浮気の是非)、他者を信頼したい、他者とともに在りたいという思いについては、共有していたと思う。――「あとがき」より (版元サイトより) <著者情報> 雨宮まみ ライター。エッセイを中心に書評などカルチャー系の分野でも執筆。著書に『女子をこじらせて』(幻冬舎文庫)、『まじめに生きるって損ですか?』(ポット出版)など。 岸政彦 1967年生まれ。社会学者。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。研究テーマは沖縄、被差別部落、生活史。著書に『街の人生』(勁草書房)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社)など。
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【新刊】『ニッポンのマツリズム 盆踊り・祭りと出会う旅』著:大石 始、写真:ケイコ・K・オオイシ
¥2,200
四六判変型・並製/288ページ 青森、秋田、東京から徳島、奄美、沖縄まで、 祭りの中で見つけたもうひとつの日本! 「祭りと盆踊りと出会う旅とは、僕にとってはそれまでまったく知らなかった日本列島の姿を発見する旅でもあった〜取材のたびに日本列島の新しい姿と出会い、驚かされてばかりいる」(あとがきより) 2010年の夏、「高円寺阿波おどり」と「錦糸町河内音頭大盆踊り」に衝撃を受けた著者は、以来南米のカーニバルやレイヴ・パーティーにも通じる祝祭感、高揚感のなかに、いまだ見知らぬ列島の姿を求めて、日本各地の祭りを追いかけている。本書にはそんな旅のなかから、北は青森、秋田、南は奄美、沖縄まで、全国13の盆踊り・祭り体験を収録!(版元サイトより) <プロフィール> おおいし・はじめ 1975年、東京生まれ。ライター、編集者。雑誌編集者を経て、2008年からフリーランスとしてワールドミュージックや民族音楽/芸能の取材記事、旅の紀行文などを各媒体に寄稿。これまでの著書に2015年の『ニッポン大音頭時代 「東京音頭」から始まる流行音楽のかたち』、2010年の『関東ラガマフィン』、編著書に2014年の『大韓ロック探訪記』、共同監修を手がけた書籍に『GLOCAL BEATS』(2011年)などがある。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」所属。 ケイコ・K・オオイシ[写真] 1974年、東京生まれ。フォトグラファー、デザイナー。各媒体に写真を提供するほか、デザイナーとしてディスクガイド・ブックやアパレルなど各種広告、イヴェント・フライヤーを手掛ける。2012年にはコンピレーション・アルバム『DISCOVER NEW JAPAN 民謡ニューウェーブ VOL.1』のアートワークを手掛けた。旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」所属。
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【新刊】『北欧フェミニズム入門』枇谷玲子
¥1,200
A5/84ページ 翻訳者・枇谷玲子編著の北欧で刊行されたフェミニズムに関連した本をを介するブックガイド。 詳しくはこちら。https://note.com/reikohidani/
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【新刊】『草獅子』(そう・しし)Vol.1(刊行:双子のライオン堂)
¥1,980
【新刊】『草獅子』(そう・しし)Vol.1(刊行:双子のライオン堂) <基本情報> 価格:1,800円+税 ISBN:9784990928308 発売日:2016年11月23日 判型:A5判並製 頁数:236ページ 【概要】 双子のライオン堂では、現在「しししし」という文芸誌を出しております。 「草獅子」は、その0号という位置付けの文芸誌です。 創刊当初から今にいたるまで変わらず、「誰でも入りやすく、出て行きやすい、そしてまた訪れたくなる「本屋」のような文芸誌」を目指します。 「しししし」と合わせて、お楽しみいただければ嬉しいです。 <目次> 特集 終末。あるいは始まりとしてのカフカ カフカをめぐる綺想 辻原 登 フェリーニの都へ 室井光広 目的地と道 山城むつみ ユダヤ人でないカフカ 川島 隆 幽霊たちの文通――カフカの手紙/カフカへの手紙 頭木弘樹 マックス・ブロート礼賛 カフカ 逮捕――『訴訟』より 頭木弘樹訳 M・ブロート 無気味なもの 種村季弘訳 フランツ・カフカ年譜 カフカ・ブックガイド 辻原 登/室井光広/山城むつみ/川島 隆/頭木弘樹/ 中澤達哉/暁方ミセイ/下山静香/丸川哲史/林 茂雄/大山アラン/ ストロングマシン2号/山中麻未/里谷百合/栗林佐知/村崎友里恵/鳥井隆洋/ 須藤岳史/村松真理/寺田幹太 俳 句 井口時男 句帖から 短 歌 堀田季何 穴 詩 暁方ミセイ 生育される丘 絲山秋子の世界 掌編小説の宇宙 絲山秋子 コノドント展 寺院船 主催者 掌編小説を書くことをめぐって 小 説 村松真理 黄金の虎男 マンガ くれよんカンパニー 父の気がかり カフカ/原田義人訳 あの町、この書店 本屋アンケート名鑑 CHIENOWA BOOKSTORE/Title/H.A.Bookstore/ひるねこBOOKS/ 弥生坂 緑の本棚/敷島書房/七五書店/とほん/PLUG books/スロウな本屋/ READAN DEAT/artos Book Store/ひとやすみ書店/ひなた文庫 入選エッセイ発表 私と本屋 論 考 仲俣暁生 「文学館」の危機から「文学」の未来をかんがえる 寄 稿 村形明子 枝を張る魂 ヘレン・ヴェンドラー『シェーマス・ヒーニー』増補改訂版に寄せて 連 載 荒木優太 柄谷行人と埴谷雄高 第一回「他者」のインフレーション [書評] 室井光広『わらしべ集』 田中和生 高原英理『不機嫌な姫とブルックナー団』 佐藤康智 平野啓一郎『マチネの終わりに』 田口卓臣 東北怪談同盟編、東雅夫解説『渚にて あの日からの〈みちのく怪談〉』 山川 徹 L・P・デイヴィス著、矢口誠訳『虚構の男』 伊藤 聡 B・H・ウィンタース著、上野元美訳『世界の終わりの七日間』 吉川浩満 樺山三英『ドン・キホーテの消息』 廣瀬さとる 池澤夏樹編、川上未映子訳『日本文学全集13樋口一葉』 伊藤あきこ 吉増剛造『我が詩的自伝』 竹田信弥 [古典再読] 夏目漱石『文学論』 山本貴光 [食の随想] 鈴木謙介 [草 枕] 岡和田晃/谷口功一/海猫沢めろん/ 荻野直人/madoka/草野なつか/土肥寿郎 ●双子のライオン堂だより ●執筆者紹介 ●編集後記 表紙装画 大槻香奈「再製回路」 組版設計 中村圭佑(ampersandsInc.)